逗子で働く 阿部さんの場合

ページ番号1002565  更新日 2023年3月1日

印刷大きな文字で印刷

空き家を活用し魅力ある逗子へ

不動産仲介管理 阿部真美さん

逗子へ移住したものの毎日の通勤が苦痛に。
会社に在宅勤務を断られたことがきっかけで、創業を決意しました。

プロフィール

阿部真美(あべまみ)
出身地 宮城県仙台市
創業年 2016年
以前の仕事 不動産投資・シェアハウス運営会社

出社しなくてもできる仕事

写真:阿部さん

「通勤ストレスから解放されたくて辞めちゃった」と笑顔で話すのは、不動産仲介管理業を営む阿部真美さん。会社員時代、仕事の半分はパソコンがあればどこでもできるので、在宅勤務がしたいと相談しましたが、断られてしまいました。そこで会社を辞め、鎌倉市で前職を生かした不動産仲介事業や空き家を利活用した宿泊事業などの会社を立ち上げ、その後逗子に拠点を移します。

空き家をリノベーション活用

市内には、空き家になったままの立派な建物が多く存在しています。放っておくのはもったいないと、手始めに新宿の一戸建ての空き家を改装し、市内初の一棟貸し宿泊施設としてオープン。その後、池子や逗子の空き家も改装し、計6棟の宿泊施設を運営管理しています。「家具や調度品はリサイクルショップでいいものを安く手に入れる工夫をしています。改装途中で予算がなくなり、自分で床磨きや壁塗り、玄関のスロープ作りをしたこともあります」。

2017年、逗子駅から徒歩1分のビルに市内初のコワーキングスペース(共有オフィス)を、さらに今月から、海の近くにネコワーキングスペース(猫がいるコワーキングスペース)をオープンするなど、空き家を次々と再生させています。

仕事と生活が一緒

写真:コワーキングスペース

「創業すると、よくも悪くもオン・オフの区別がつけにくい。日々やらなければならないこと、やりたいことに追われ、常に仕事をしている感じ」と楽しそうに笑う阿部さん。でも、やりたいことに手を出し過ぎて処理できず、好きなことをやっているのに楽しくなくなった時期があったそうです。そのときは一度立ち止まり、やらなければならないことに集中し、自分を見つめ直しました。

創業前は、非日常を味わったり新しい物を見たりしたくて、休日になるとよく旅行していましたが、今では日々の刺激が強すぎて、行きたいと思わなくなりました。

関連情報リンク

このページに関するお問い合わせ

経営企画部企画課広聴広報係
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
電話番号:046-872-8132
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。