逗子で働く 高橋さんの場合
食事の時間も楽しめるカフェ
カフェ経営 髙橋香苗さん
家族のために作るごはん

三浦半島産の野菜を使った料理が楽しめる「Seedling Kitchen 逗子」。
2018年2月に前オーナーから引き継いでオープンし、現オーナーを務めるのが髙橋香苗さんだ。
野菜を中心とした「家族のために作るごはん」をテーマに、食事の時間や空間も楽しめるようにと、彩り豊かなメニューが並んでいる。ランチタイムには地元の主婦たちが集まり、全20席の店内はあっという間に満席になるほど人気の店だ。
デザイナーからカフェ経営者へ

前職は家具のデザイナーという髙橋さん。出産を機に退職し、もともと家族ぐるみで付き合いのあった前オーナーの元で働いていたことがきっかけで店の経営を引き継いだ。「初めは経営方法や仕入れなど、専門的なところが心配でしたが周りの支えもあって、何とか始めることができました」
落ち着いた内装は前オーナーのこだわり。机などは前職の経験を活かし髙橋さんがデザインした。
店名は髙橋さんの名前が由来。「苗から花が咲いて実がなり、種ができてまた育っていくようにとの願いを込めました」。ロゴは苗と家をモチーフにデザインしてもらったという。
季節の食材を楽しんでほしい

一番人気は「畑のわっぱ」。9~10種のおかずをすべて手作りしており、お弁当としても人気だ。逗子だけでなく葉山からも注文が入り、多い日は30個ほど注文が入ることもある。
季節の食材を楽しんでほしいと、約1か月半ごとにメニューの一部を変更するのが人気の秘訣。新しいメニューは、スタッフが作ったものや、別のごはん屋さんで食べたものから思いつくことが多いという。
「今試作しているプリンも最初はスタッフが作ったもの。とてもおいしくてぜひメニューに加えたいと思いました。名前を付けるのは苦労しますけどね」と楽しそうに語る。
お客さんからの「ありがとう」がうれしい
いずれはお弁当調理用のセントラルキッチンをつくりたいという髙橋さん。
「お客さんに、おいしかったありがとうと言ってもらえるとやっぱりうれしいし、続けたいと思いますね。そのためには、新しいことを考えていかないといけませんから」と今後の目標を話しました。
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