逗子で働く 阿川さんの場合
本格イタリアンを気軽に
飲食店経営 阿川行助さん、敦子さん夫妻
2018年9月に逗子駅前の文章堂ビル(魚佐次の2階)にオープンしたイタリアンレストラン「ricco(リッコ)」は、地元の旬の食材とナチュラルワインが楽しめる人気の店です。ランチタイムは地元の主婦や会社員などで賑わい、夜はカップルが食事とお酒を楽しみます。

オーナーシェフの阿川行助さんは創作イタリアン「キハチイタリアン」でスーシェフ(副料理長)を務めた本格派。その後様々な店で経験を積み、小坪イタリアン「PICCOLO VASO(ピッコロヴァーゾ)」でも腕を振るいました。
「いつかは店を持ちたいと思っていた。自分がいいと思ったものを自分の店で出したかった」と行助さん。物件や勤め先の閉店など色々なタイミングが重なり、41歳で自分の店を持ちました。接客を担当する妻の敦子さんと共に店を切り盛りします。

とても心配性だと言う行助さん。創業前は「お客さんが来なかったらどうしよう」「失敗したらどうしよう」と不安でいっぱいだったそう。だからこそ、事業計画書では、客数や客単価を手堅く設定し、無理のない損益計画を立てました。
「開店して9か月、おかげさまでご好評いただいておりますが、今でも心配ばかりですよ。今日お客さんがたくさん来ても、明日は分からないですから」と冷静です。

店を出すに当たりこだわったのは食材です。「鮮度・味が全然違う」と小坪産の魚介類や三浦半島野菜など地元のものを使います。また提供するワインは全てナチュラルワイン(限りなく自然に造ったワイン、化学肥料や化学薬品が少ないワイン)とし、健康や環境にも配慮ました。
「店名の「ricco」とはイタリア語で「豊かな」という意味です。お客様がここで過ごす時間が豊かなものであるようにという願いを込めて付けました。ぜひ気軽にお立ち寄りいただき、今、ここでしか食べられない旬の料理をお楽しみください」
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