逗子で働く 青木さんの場合

ページ番号1002563  更新日 2023年3月1日

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写真:青木さん夫妻

子どもを安心して連れて来られる店

飲食店経営 青木拓さん、里美さん夫妻

逗子生まれ、逗子育ちの青木さんご夫妻が、逗子で飲食店を始めた理由とは。

写真:青木巧さん
『お客さんの「おいしい」がうれしい』と拓さん

「生まれ育った逗子で店を持ちたいとずっと思っていた」と話すのは、東逗子で洋食屋を営む青木拓さん。逗子生まれ、逗子育ちで、兄がダイニングバーを経営しています。

拓さんも兄の影響で高校生の頃から「いつかは自分の店を」と考えるようになりました。「飲食業が大変なのは、兄を見ていたのでよく分かっています。でも飲食以外考えられませんでした」と話します。

拓さんが店をオープンしたのは35歳の時、2016年11月でした。子どもが中学生になるタイミングで、今の場所を紹介してもらえたのがきっかけです。「夫は、いつかは店を持つと思っていた。私からすると、やっと決めたのねって感じです(笑)」と妻の里美さんも背中を押しました。

考え抜いた店づくり

写真:里美さん
「お客さんとのコミュニケーションが楽しい」と里美さん

店を開くにあたり、どんなお店にしたいのか、お客様にどんな料理を提供したいのかなど、徹底的に考え抜きました。そして「小さな子供からお年寄りまでみんなが来やすい店。家庭の定番料理だけど、家では食べられない〝プロが作る〟洋食を提供する店」というコンセプトを決めました。

外装はあたたかみのある木を使って入りやすい雰囲気に、店内はワインレッドやダークブラウンで統一し、昔の洋食屋さんのようなレトロな雰囲気にしました。価格設定は、1,000円以内で飲み物をサービスするなど、気軽に来られるものにしました。「お酒も出しますが、あくまでも主役は洋食。小さい子どもを安心して連れて来られるお店にしたかったんです」と拓さん。オープンして約3年、目標どおり東逗子にお住まいの皆様が気軽に集える人気店になりました。

もちろん、人手不足や財務の面での課題はあります。夫婦でやっていることでの良さも難しさもあります。「でも、お客さんが自分の料理を、美味しいと言ってくれるのが何よりのやりがいなんです」。

写真:店の前にて
キッチンビッテは東逗子駅徒歩1分

目標は20年、30年後も続けていくこと。「東逗子の人は本当に暖かい。街で声をかけてくれたり、旅行のお土産をくれたり。お客さんに恵まれているのを実感します」と里美さん。そんな東逗子の人々に愛される店として、これからも続けていきます。

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