熱中症予防
1.熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡したりすることもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
(厚生労働省 熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイトより出典)
どのような人が熱中症になりやすいか
高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障がい者等は熱中症になりやすい方々です。
逗子市内では、令和5年度は49件の救急搬送があり、その半数以上が高齢者となっています。
ご本人はもちろん、ご家族の方、周りの方も、適切なエアコンの使用やこまめな水分補給等を行うよう、声をかけあって気をつけましょう。
2.普段からできる熱中症予防
熱中症は、適切な予防と対処で防ぐことができます。
日頃からの体調管理を大切に夏をのりきりましょう!
室内
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エアコンや扇風機を上手に使う
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すだれやカーテンで、日ざしを遮る
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窓を開け風通しをよくする
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通気性のよい汗が乾きやすい素材の服や、ゆったりとした衣服をきる
外出時
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暑い日や時間をさけて外出をする
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帽子や日傘を使う
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携帯型扇風機や保冷材などのグッズを活用する
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適宜休憩する、頑張らない、無理をしない
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屋外では日陰を選んで歩いたり、涼しい場所に避難する
- のどが渇く前にこまめに水分補給
- 1日あたり1.2リットルの水分補給・起床時、入浴前後に水分を補給
- 通常の水分補給はお茶等がおすすめ
- 朝食をしっかりとり、バランスの良い食事をする
- アルコール飲料は利尿作用があり不向き
- 大量の発汗がある場合は、水分・塩分・経口補水液などを補給
梅雨明け前から、軽く汗ばむ程度の運動をしましょう。体がしだいに暑さに慣れて、暑さに強くなることを暑熱順化といいます。暑熱順化すると、暑熱環境での体温上昇や心拍数増加などの生理的ストレスを軽減できます。また循環血液量が増加し、汗のかき始めも早くなります。そのため同一体温に対する汗の量も増え、より効果的な体温調節ができるようになり、熱中症の危険性も少なくなります。暑熱順化は「やや暑い環境」において「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動(ウォーキング等)を継続することで獲得できます。
(環境省「熱中症環境保健マニュアル 2022」より出典)
3.熱中症の症状と対処法
熱中症の症状
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めまい・立ちくらみ・手足のしびれ・気分が悪くなる(軽度)
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頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感(中度)
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意識障害・けいれん・手足の運動障害・体が熱い(重度)
熱中症を疑ったら
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涼しい場所へ
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衣服をゆるめて、冷たいタオルや保冷剤、冷えたペットボトルで両側の首筋やわき、足のつけ根などを冷やす
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水分、塩分、経口補水液などを補給
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水分や塩分の補給をしても症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
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自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
(環境省「熱中症環境保健マニュアル 2022」より出典)
4.熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)について
「熱中症警戒アラート」に加え、危険な暑さにより人の健康に重大な被害が生じることが予測される場合に発表されます。アラート発表は、市ホームページや市公式LINEなどでお知らせします。発表されたら普段以上に熱中症予防のための行動をとりましょう。また市内各施設の利用やイベントが制限されることがあります。
- エアコンを適切に使用しましょう
- 外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
- 外での運動は、原則、中止・延期をしましょう
- こまめに水分・塩分を補給しましょう
- 熱中症リスクの高い方に声かけをしましょう
5.夏季のイベントにおける熱中症対策について
夏季に開催される人が集まるイベント等においては、熱中症が発生するリスクがあります。
熱中症による被害をできる限り軽減し、イベントを安全に実施するための対策について、「夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020」を環境省の下記ホームぺージにて確認の上、開催者は対応をお願いします。
6.熱中症予防に関する情報
- 【厚生労働省】熱中症予防のための情報・資料サイト(外部リンク)
- 【環境省】熱中症予防情報サイト普及啓発資料(外部リンク)
- 【神奈川県】みんなで熱中症対策!知識を持ち行動することで、防ぐことができます(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
福祉部国保健康課健康係
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
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