生ごみの分別収集・資源化Q&A
生ごみ分別収集・資源化の検討経緯、分別収集の方法、資源化の方法などについて、各地域で市民説明会を開催しています。市民説明会などで市民の皆さんから多く寄せられる質問をまとめました。
カラス被害の対策について
Q 生ごみの分別が始まると、カラスなどの被害が懸念されます。どのような対策を考えていますか。
ごみネットを使用しているステーションには、希望者に生ごみ用のコンテナを貸与することを考えています。コンテナは複数サイズ用意し、年明けに貸与する予定です。詳細は広報ずしや、市ホームページ等でお知らせします。
ボランティア清掃用ごみ袋について
Q カラス等により散乱したごみをボランティア清掃用ごみ袋で清掃する場合は、燃やすごみと生ごみを分けないといけませんか。
ボランティア清掃用ごみ袋は、品目ごとに分別して使用いただくことが原則ですが、散乱したごみの中から生ごみと燃やすごみを分別することは、相当な負担になるため、ボランティア清掃用ごみ袋で清掃する場合、生ごみに関しては燃やすごみとして出していただいて問題ありません。
ボランティア清掃用ごみ袋とは
2015年(平成27年)10月から、「ごみの減量化・資源化の促進」、「ごみ排出量に応じた公平な費用負担(受益者負担)」を目的として、家庭ごみ処理有料化を導入しました。これに伴い、ボランティアで清掃していただいているごみステーションの清掃等、公共の場所を清掃して出たごみについては引き続き無料で排出できるよう、事前の申請によりボランティア清掃用ごみ袋を交付しています。ボランティア清掃用ごみ袋は、公共の場所(道路・公園等)の清掃、地域の清掃活動、ごみステーションに散乱したごみの清掃(※ルール違反ごみの片付けには使えません)に使用できます。
ルール違反ごみについて
Q 生ごみの分別のルールが徹底されるのか心配です。特に自治会に加入していない世帯は、自治会の回覧物が回らないため懸念しています。
現状、ごみの品目と曜日を記載した看板について、ごみステーションの利用者から希望があった場合に設置をしています。生ごみの分別収集開始にあたっては、生ごみの収集日を記載します。また、ごみと資源物の出し方「CUZ」を改訂し、全戸配布をして周知を図っていきます。それでも違反が続く場合は、別途看板の用意や個別に注意等を行います。
Q ルール違反として残された生ごみはすぐに回収されますか。
基本的に違反ごみは、排出した人にルール違反に気づいてもらい、再分別等のうえ出し直してもらうため、違反シールを貼り一定期間置いておきます。しかし、生ごみは、性質上臭いやカラス被害等が予測されるため、置いておく期間は短くすることを検討しています。
Q 外国人は、分別が分からずに出してしまい違反ごみになることが多くあります。どのように周知していきますか。
生ごみの分別収集開始にあたり、ごみと資源物の出し方「CUZ」の英語版についても改訂して希望者に配布するほか、スマートフォン向けアプリ「さんあ~る」の多言語機能を活用して周知を図っていきます。また、市内に住んでいる米軍の方への周知については、米海軍横須賀基地と連携して進めていきます。
生ごみの分別について
Q 集めた生ごみはどうなるのですか。
葉山町の資源化処理施設で微生物による分解・発酵により堆肥化されます。できた堆肥は市内にある堆肥置き場で配布を予定しています。
Q 水切りネットや小袋はビニール製ですが、なぜ生ごみと一緒にして問題ないのですか。
ビニール製のものは堆肥化できないため異物になりますが、葉山町の生ごみ資源化処理施設内の機械で取り除くため、生ごみと一緒に出しても問題ありません。市民の皆さんの分別の手間がなるべくかからないよう、水切りネットや小袋に入った生ごみは、そのまま生ごみとして出せるようにします。
Q 生ごみの水切り用に新聞紙を使用していますが、なぜ新聞紙は生ごみとして出せないのですか。
新聞紙は処理工程で破れてしまい取り除くことができないため、燃やすごみとして出してください。
Q 水切りネットは、ビニール、紙、不織布、生分解性など、様々な素材のものが市販されています。どの素材のものでもそのまま出せますか。
市販されている水切りネットは、紙製でもある程度の耐水性があり処理工程で除去できますので、生ごみを入れたまま出すことができます。
Q 水切りネットを排水口に取り付けているため、食器を洗うときに水で洗い流した食器用洗剤が生ごみにかかってしまいますが、生ごみとして出してよいですか。
食器を洗い流した食器用洗剤がかかる程度であれば、堆肥化に問題はありませんので、生ごみとして出してください。
消臭剤(ビーズ状のもの、塩素、高分子ポリマー、活性炭等)やクレンザー等の化学薬品は、堆肥化に支障がありますので、生ごみに振りかけないようにお願いします。
Q 生ごみの分別開始にあたって、看板等は作成しますか。
現在の品目と曜日を記載した看板は更新する予定です。その他、市ホームページに「左右に分けて出してください」といった看板のフォーマットを掲載して、市民の皆さんに活用いただけるようにする予定です。
Q 生ごみと燃やすごみは、同じ収集車で一緒に収集されるのですか。
燃やすごみは逗子市環境クリーンセンターへ、生ごみは葉山町の生ごみ資源化処理施設へ、それぞれ運搬するため、別の収集車で収集することになります。燃やすごみと生ごみは、同一曜日にごみステーションの左右に分けて出してください。
Q 生け花も堆肥化できると思いますが、なぜ生ごみで出せないのですか。
生ごみの分別収集・資源化の目的は、燃やすごみの多くを占める生ごみ(食品くず・調理くず・食べ残しなど食べものがごみとなったもの)の排出抑制(食品ロスの削減)と資源化を推進することにあります。そのため、生け花は燃やすごみとして出してください。
Q ペットフードは生ごみですか。
ペットフードは燃やすごみに出してください。
Q 調理中などに焦がしてしまった食品は生ごみですか。
焦げてしまった食品は生ごみに出してください。
Q 固形の油は「燃やすごみ」と例示がありますが、液体の油はどのように出したらよいですか。
廃食用油は、これまでどおり布や紙に染み込ませるか、凝固剤で固めて燃やすごみとして出してください。また、市内に12箇所ある資源物の拠点回収ボックスでは、ペットボトル等に入れていただいた廃食用油を回収し資源化していますので、ご協力をお願いします。
指定ごみ袋について
Q 視覚障がいのある方にとって、「燃やすごみ用・不燃ごみ用指定ごみ袋」と「生ごみ用指定ごみ袋」の見分けがしづらいと思いますが、識別表示はありますか。
燃やすごみ用・不燃ごみ用指定ごみ袋は、指定ごみ袋と汎用の袋との違いを触感で判別できるように、持ち手部分に凹凸加工(3列)を施しています。また、外装袋には、右上に1つの穴あけ加工を施しています。
生ごみ用指定ごみ袋は、持ち手部分に凹凸加工(1列)、外装袋は下部分中央に2つの穴あけ加工を施すことで、識別ができるように作製します。
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