食品ロス(フードロス)をなくそう
食品ロス(フードロス)をなくそう
10月は食品ロス削減月間です
食べられるのに捨てられてしまう食品を減らしましょう。
食品ロス(フードロス)とは?
食べ残しや賞味期限切れなどで、食べられたはずなのに捨てられている食べ物のことを食品ロス(またはフードロス)と言います。この食品ロスは、日本全国で約643万トンにも上ると言われています。(農林水産省 2016年推計値)
このうち、家庭から出されている量は291万トン、半分に迫る量です。食品ロスを減らすために、家庭でも「もったいない」を意識して、食べ物を無駄なく消費するようにしましょう。
家庭でできること
買い物前に冷蔵庫をチェックしましょう
買い物の前には食品の在庫を確認し、必要なものだけを買うようにしましょう。値段が安いからといって買いすぎると、結局使い切れずに食材を腐らせてしまう原因にもなります。また、買ったものは使い切る、食べきるようにしましょう。
賞味期限を正しく理解しましょう
食品の期限表示には「消費期限」と「賞味期限」の二種類があります。
- 消費期限…品質の劣化が早い食品に表示されている「食べても安全な期限」。超えたものは食べないほうが安全です。
- 賞味期限…品質の劣化が比較的遅い食品に表示されている「おいしく食べられる期限」。それを超えてもすぐに食べられなくなるわけではありません。見た目や臭いなどで個別に判断しましょう。
※一度開封したものは、期限にかかわらず早めに食べましょう。
残った食材は工夫して調理しましょう
食べ残しを減らすため、料理は食べられる量だけ作るようにしましょう。食べきれずに残ってしまった場合は、別の料理に活用するなど、食べきる工夫をしてみましょう。
消費者庁では、「食材を無駄にしないレシピ」を紹介していますので、参考にしてみてください。
外食時にも工夫を
予想外に量が多かったり、知らずに嫌いな食べ物が含まれていた、などの理由で食べきれない場合があるかもしれません。それを減らすために、次のような工夫をしてみましょう。
- 小盛メニューがあれば利用する。
- 料理を注文する際にボリュームを確認し、食べきれないかもと思ったときは少な目にできるかお願いする。
- セットメニューの中に食べられない物があれば、注文の際にあらかじめ抜いてもらう。
また、量が多すぎて残してしまった場合には、持ち帰りができるかどうか、お店に確認してみましょう。
大人数での宴会などの際にも、食べきれる量を注文するようにしましょう。
3010(さんまるいちまる)運動にご協力ください
3010運動とは、宴会等から出る食べ残しを減らすため、飲食店での会食や宴会時には、最初の30分と最後の10分は自分の席で食事を楽しみ、食べ残しを減らそう!という運動です。
宴会幹事さんには、はじめのあいさつ・終わりのあいさつ時に、3010運動の呼びかけをお願いします。ひとりひとりが食への感謝や「もったいない」という気持ちを持って、楽しく美味しく宴会等を楽しみましょう。
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