市長ブログ 現場第一主義(令和8年度)
令和8年5月5日 第44回砂の芸術祭

爽やかな潮風が吹き抜けるゴールデンウィークのこどもの日、本年も逗子海岸で恒例の「砂の芸術祭」が開催されました。
近年、残念ながら参加チーム数が減少傾向にあります。大型連休を遠出や特別な旅行で過ごすスタイルの変化に加え、地域コミュニティの要であった「子ども会」の減少など、社会的な背景も影響しているのかもしれません。寂しさを感じる部分もありますが、これも時代の一つの節目と捉えています。
しかし、いざ砂浜に目を向ければ、そこには熱気あふれる光景が広がっていました。参加した皆さんが自由な発想でアイデアを競い合い、砂まみれになりながら一つの作品を作り上げる。そのひたむきで微笑ましい姿、そして何より「心の底から楽しんでいる笑顔」に触れ、私自身、大変元気をいただきました。
この日、砂と格闘して夢中で砂像を作った経験は、子どもたちの心に「逗子の原風景」として一生刻まれるはずです。 そして彼らがやがて大人になり、親となった時、ふとした瞬間に思い出してほしいのです。
『あの砂浜での時間は最高だったな。やっぱり、子育てをするなら逗子がいい』そんな風に、次世代からも選ばれる街であり続けるために。 私たちはこれからも、子どもたちの笑顔が真ん中にある「日本一子育てしやすいまち・逗子」を目指し、一歩ずつ取り組んでまいります。
令和8年4月15日 逗子市市制記念日表彰式

毎年、市制記念日の4月15日に表彰式を執り行っております。
式典では、永年にわたり市議会議員としてご尽力された2名の方と、地域社会において多岐にわたる活動を続けてこられた4名の方を表彰いたしました。
特別功労表彰を受賞された眞下様は8期32年、橋爪様は6期24年にわたり、市議会議員を永年務められ、地方自治の伸展と逗子市の発展に多大なる貢献をされました。その長きにわたる献身的なご功績に、深く敬意を表します。
また、地域社会功労表彰は、高齢者サロンの企画運営などを通じて福祉の向上に寄与された方や、清掃ボランティア団体の代表として地域を牽引された方、海岸清掃や磯焼け対策としてのウニ駆除に団体を挙げて取り組まれている皆様、さらにはダンス活動を通じて地域文化の振興に尽力された方など、多様な活動でまちの活性化と発展を支えてこられた方々を顕彰するものです。
皆様のこのような地道な歩みこそが、まちの活力の源泉であり、極めて重要なものと確信しております。今後とも、それぞれの分野でますますご活躍されますことを心より期待しております。
令和8年4月14日 関東学院大学地域創生特論講座

毎年新年度に開講される関東学院大学の「地域創生特論」にて、本年も逗子市がトップバッターで担当いたしました。本講座は、公務員志望の学生に向け、近隣自治体がそれぞれ全7回の講義を行う企画です。逗子市の第一講座は、市長である私が登壇しました。
学生に「他の自治体ではなく、逗子市で働きたい」と思ってもらえるよう、逗子の魅力を熱弁することは例年通りです。しかし、本年はこれまで主軸としていた「逗子の成り立ちと展望」に加え、「行政も経営だ!」という新たな視点を盛り込みました。
現在、東京都心部をはじめとする財政豊かな自治体では、オーガニック給食の無償化や修学旅行費の負担、制服の無償支給など、非常に手厚い行政サービスが展開されています。
一方で、自治体間のサービス格差(いわゆる「多摩川格差」や、所沢市と青梅市の事例など)がメディアで大きく取り上げられることも増えました。逗子市は現状、比較的恵まれた環境にあるとはいえ、地方へ目を向ければ厳しい格差が現実として存在しています。
厳しい財政環境の中でも、市民が安心して暮らせるまちを維持・発展させていくためには、従来の枠にとらわれない「経営的な視点」が不可欠です。
今後も限られた資源を最大限に活かし、あらゆる知恵を絞って、持続可能な行政運営に取り組んでまいります。
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