市長ブログ 現場第一主義(令和8年度)

ページ番号1014272  更新日 2026年9月17日

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令和8年9月12日 日テレ キッチンカーお披露目式

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 9月12日(土曜日)、「いちご よこすかポートマーケット」にて、日本テレビと三浦半島(4市1町)が共同整備した「防災キッチンカー」と、横須賀市が導入した「トイレカー」の合同お披露目式が開催されました。 式典には「そらジロー」などの人気キャラクターも駆けつけ、日テレのニュースでも報道されました。

 今回の取り組みの背景には、能登半島地震への危機感があります。横須賀の上地市長は、海に囲まれ中央に道路が走る三浦半島の地形が能登半島と酷似していると指摘。災害時に単独の自治体で対応することの限界を訴え、日頃からの広域連携を呼びかけてきました。

 この方針に日本テレビも賛同したことで、同局として初となる「防災キッチンカー」の三浦半島への配備が実現しました。現在、三浦半島ではNTTの協力による防災連携も動き出しているほか、横須賀市内に広域防災倉庫を整備する計画も進んでいます。

 近年、異常気象による大規模災害が頻発する中、行政の枠組みを超えた広域連携や民間企業との協力体制は、地域を守るために必要不可欠です。これらの防災車両が災害で出動することなく、普段のイベント等で平和に活用されることが最善ですが、万が一への備えとして非常に心強い財産となります。今後もさらなる広域連携の強化を目指していきます。

令和8年8月18日 学生議会

 2026年も「学生議会」が開催されました。

 6回目の開催となる今回は、過去最多となる13名の中学生が参加してくれました。応募の動機を聞くと、多くの生徒が「逗子が好きで、もっといい町になってほしいから」と答えてくれました。皆さんの深い“逗子愛”を感じて、とても嬉しくなりました。将来、社会人になって別の場所に住むことがあっても、この想いが「いつか逗子に戻って暮らしたい」という気持ちにつながるのだろうと思います。


 学生議会では、私たち大人も学生議員からの質問に対して、通常の議会と同じように真剣に答弁書を作ります。そして「良い要望はすぐに実施する」という熱意を持って対応しています。実際、2025年の学生議会で「『逗子市歌』をもっと活用できないか」という質問がありました。これをきっかけに、夕方のチャイム(防災行政無線)のメロディを「逗子市歌」に変更したところ、今では市民の皆さんにすっかり馴染んでいます。
 今回も、鋭く素晴らしい質問がたくさん飛び出しました。いくつか紹介しますと、

  • 逗子市歌の歌詞を教育に取り入れられないか
  • 災害への対応について
  • ピースメッセンジャー(平和大使)を復活できないか
  • フェアトレードの食材を学校給食に取り入れてほしい
  • 独立記念日や市制記念日を「逗子の日」として制定してはどうか
  • 逗子は土地が高いのに、なぜ人気があるのか
  • 土地のブランド力を維持するための取り組みは何か

 議会終了後は記念撮影をしました。また、議長席や市長席にもそれぞれ座ってもらいました。「将来市長席に座りたいと思う人はいませんか」と聞くと、一人が手を挙げました。その姿を見て、将来を温かく見守っていきたいと感じました。

 中学生が行政の仕組みに興味を持つことは、とても大切なことです。さまざまな経験を積み重ねる中で、自分の進む道を見つけてくれたら、これほど素晴らしいことはありません。今回の経験が、これからの人生における貴重で素晴らしい思い出になることを心から願っています。

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令和8年8月11日 ずし平和デー

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 広島と長崎への原爆投下から、2026年で81年を迎えます。

 逗子市では毎年この時期、市民の皆さんがつくる実行委員会主催の「ずし平和デー」が開催されます。

 2026年で15回目を数えたこのイベントは、幼稚園児から高校生までの若い世代による歌や朗読が披露され、例年以上の盛り上がりを見せました。新たに3つの団体も加わるなど、地域における平和活動の輪は確実に広がっています。

 企画の一つとして、アニメ映画『はだしのゲン』が上映されました。作者の中沢啓治さんも被爆者の一人です。原爆投下の瞬間、たまたま学校の校門にいた中沢さんは、コンクリートの塀が遮風壁となったことで熱線から守られたといいます。投下時に「どこにいたか」が生死を分けたという事実に、改めて言葉を失いました。上映されたアニメの描写も、ものすごく心に刺さるものでした。

 また、イベントを締めくくる「ラブ&ピースコンサート」も15年目の節目を迎えました。原田真二さんや西村あきこさんらスペシャルゲストが花を添えてくれて、小学生から大学生、そして大人までが世代を超えて企画・運営に携わり、歌や踊りを通じて「平和を知り、感じる」機会を提供しています。この催しを立ち上げた人物も逗子へ移住して3年目で主催を務めた経緯があり、新しく移り住んできた人が多様に活躍できる風土も逗子の大きな特徴と言えます。

 争いのない日常において、「平和」は空気のような存在であり、深く考える機会は少ないかもしれません。しかし現在、世界で戦争のない日はありません。ロシアによるウクライナ侵攻は4年半を超え、現地の人々は毎日空襲警報に怯えながら、想像を絶する恐怖の中で暮らしています。何より、子どもたちの心に刻まれる深い傷が、終戦後も長くトラウマとして残り続けることが強く懸念されます。

 世界中の誰もが明るく前を向き、安心して勉強や仕事に取り組める環境を作ることこそが、今の社会に必要不可欠です。

 「とにかく戦争を止めなければならない」という強い願いを抱く一方で、言葉にするだけでは現実を変えられないという、深いもどかしさも感じます。それでも、一日も早く世界から争いがなくなるよう、私たち一人一人が平和への願いを持ち、発信し続けることが大切です。

令和8年7月7日 津波避難訓練

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 七夕の日である7月7日、逗子海岸にて夏期の津波避難訓練を実施しました。2024年から海の家の方々にもご協力いただき、「海水浴に来られたお客様をいかに安全に誘導できるか」を目的に、海岸関係者が率先して実際の避難場所まで移動する実践的な訓練を行っております。

 2025年、2回目の実践的な訓練を行った後カムチャツカ津波警報」が発令される事態が起きました。この時、まさに訓練の成果がいかんなく発揮されました。海岸組合がいち早く入場を規制し、ライフセーバーが迅速に避難を呼びかけ、混乱なく避難場所へと誘導してくれました。また、猛暑日だったため、日よけの準備や水分補給などの熱中症対策もしっかりと講じられました。行政側がさまざまな指示や手配に追われる中、現場が主体となった訓練がこれほど有効に機能したことに、改めて訓練の重要性を痛感した出来事でした。

 こうした経験を踏まえ、2026年はこれまでの2カ所に加え、さらに2カ所の避難場所を追加。計4カ所の避難場所へいち早く分散移動できるよう改善を図りました。

 逗子海岸は「海岸の幅が狭く、国道134号線の高架下をくぐって道路に出る」という特有の地形をしています。だからこそ、約40軒の海の家の方々による安全な誘導が何よりも命綱となります。この地理的条件を関係者全員が理解しておくことが不可欠です。

「訓練に勝る備えは無し」を改めて肝に銘じ、これからも関係者や地域住民の皆様と力を合わせて、逗子の海の安全を守り抜きたいと思います。 

令和8年7月3日 2026年 海開き式

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 逗子海水浴場の海開きが行われました。例年は6月末に行われておりましたが、昨今の猛暑を考慮し、2026年は開設期間を1週間後ろ倒しとしました。9月6日までの66日間開設いたします。

 海開き当日の朝はあいにくの雨で心配しましたが、その後は無事に晴れ間が広がりました。逗子の夏の風物詩でもある、市内5つの小学校から集まった約600人の子どもたちが、カウントダウンとともに一斉に海へ飛び込む姿は、今回も多くのメディアに大きく取り上げられました。

 逗子海水浴場は、5年前に国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得しています。私たちは各小学校で環境講座を実施し、「この美しい海を次の世代へ引き継ぐために、今できること」を伝えております。そしてその想いは、子どもたちや先生方へしっかりと届いていると感じています。

 厳しい暑さが続き熱中症への警戒も必要ですが、逗子海水浴場には大人気の水上アスレチック「ウォーターパーク」など、たくさんの魅力があります。なによりも「ファミリービーチ」として安心・安全を第一に、2026年も関係者一同で力を合わせていきます。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

令和8年6月19日 奨学金財団授与式

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 令和8年度「公益財団法人 逗子市渡邉利三奨学金財団」の認定証授与式が執り行われました。本年度は、継続生13名、新規採用生7名の計20名に認定証が授与されました。

 この制度は、かつて大学進学時に逗子市から教育資金援助を受けた逗子在住の方が、「逗子市に恩返しがしたい」という強い想いから、私財10億円を寄附されたことで始まりました。令和4年(2022年)の財団設立から4年が経ち、本年は第1期の受給者が社会人として一歩を踏み出しています。その中には、逗子市の小学校に教師として赴任し、生き生きと活躍されている方もおり、感無量のものがあります。

 本奨学金は、一度採用されれば4年間自動的に継続されるわけではありません。毎年成績が厳格に評価され、一定の基準に達しなければ受給停止となる厳しいルールがあります。そのため、2年生に進級するタイミングで継続が叶わないケースもありますが、欠員が出た場合は年度の途中からでも新たな受給者を選抜しています。

 当初は寄附金の運用も手探りの状態でしたが、現在は堅実な運用実績を上げています。これにより、支給額は当初の「月額6万円(年72万円)」から、令和7年後半には「月額10万円(年120万円)」へと大幅に増額されました。さらに、受給者が大学院へ進学した場合も支給を継続できるよう、制度が拡大されています。

 逗子に住んでいる学生には、経済的な理由で進学を諦めることなく、若者たちが可能性を広げ、将来世界で活躍できるよう支援する環境が整いつつあります。

 貴重な私財を寄附してくださった渡邉様には、心より深く感謝申し上げます。

令和8年6月4日 遺贈寄附感謝状贈呈式

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 この度、逗子市在住の故・川上米子様より、市として過去最高額となる約1億8,000万円の遺贈をいただきました。

 故・川上様は生前、市内で起きた池子の高校生が亡くなった崖崩れ事故に心を痛められており、「土砂災害防止や防災対策に役立ててほしい」との遺志を残されていました。この貴重な寄附金は、新宿4丁目の崖崩落箇所の安全対策工事などに大切に活用させていただきます。

 逗子市は神奈川県内市の中で最も面積が小さく、半分が山、半分が平地住宅地という「斜面地と隣り合わせ」の地形です。山と海が近い美しい景観を持つ一方、近年も津波警報の発令や豪雨災害など、常に災害の危険性と隣り合わせにあります。

 現在、市では災害への備えをいかに強化するかが最重要課題であり、今回の多大なるご寄附には感謝に堪えません。

 故・川上様の遺志をしっかりと受け継ぎ、市民の皆さまが安心して暮らせる郷土ずしを創り上げてまいります

令和8年5月21日 第69回 逗子海岸花火大会

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 夏の到来を告げる「逗子海岸花火大会」は、本年で69回目を迎えました。

 この大会は、逗子出身の会長が率いるグローバル企業「株式会社コロワイド」からの20年以上にわたる多大な支援、そして深い「逗子愛」によって支えられており、今や海外からも観光客が訪れる大人気イベントとなっています。

 しかし、今回の開催決定は、これまでに15回以上この花火大会に携わってきた私にとっても、最も神経をすり減らす異例の事態となりました。

 前日までの快晴から一転、当日は雨が降り気温も急降下。さらに追い打ちをかけたのが「波浪注意報」でした。花火を打ち上げる台船が江の島港からなんとか出航したものの、逗子湾内で定位置にアンカーを固定できない状態が続いたのです。正午を過ぎ、1時、2時になっても状況は変わらず、最悪の事態である「中止」の二文字が頭をよぎりました。

 しかし、開始の頃には大方雨も収まり、心配された雲の影響もなく、夜空には美しく感動的な大輪が広がりました。また、今回から導入された休憩時間には、呼びかけに応じて観客が一斉にスマートフォンのライトを灯し、海岸を埋め尽くす揺れる光の波という素晴らしい光景も生まれました。

 悪天候という逆境のなかで不安を抱えていた分、来場した皆さんの喜びもひとしおだったように感じました。大盛況のうちに幕を閉じることができ、心から安堵しています。

令和8年5月5日 第44回砂の芸術祭

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 爽やかな潮風が吹き抜けるゴールデンウィークのこどもの日、本年も逗子海岸で恒例の「砂の芸術祭」が開催されました。

 近年、残念ながら参加チーム数が減少傾向にあります。大型連休を遠出や特別な旅行で過ごすスタイルの変化に加え、地域コミュニティの要であった「子ども会」の減少など、社会的な背景も影響しているのかもしれません。寂しさを感じる部分もありますが、これも時代の一つの節目と捉えています。

 しかし、いざ砂浜に目を向ければ、そこには熱気あふれる光景が広がっていました。参加した皆さんが自由な発想でアイデアを競い合い、砂まみれになりながら一つの作品を作り上げる。そのひたむきで微笑ましい姿、そして何より「心の底から楽しんでいる笑顔」に触れ、私自身、大変元気をいただきました。

 この日、砂と格闘して夢中で砂像を作った経験は、子どもたちの心に「逗子の原風景」として一生刻まれるはずです。 そして彼らがやがて大人になり、親となった時、ふとした瞬間に思い出してほしいのです。

 『あの砂浜での時間は最高だったな。やっぱり、子育てをするなら逗子がいい』そんな風に、次世代からも選ばれる街であり続けるために。 私たちはこれからも、子どもたちの笑顔が真ん中にある「日本一子育てしやすいまち・逗子」を目指し、一歩ずつ取り組んでまいります。

令和8年4月15日 逗子市市制記念日表彰式

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 毎年、市制記念日の4月15日に表彰式を執り行っております。

 式典では、永年にわたり市議会議員としてご尽力された2名の方と、地域社会において多岐にわたる活動を続けてこられた4名の方を表彰いたしました。

 特別功労表彰を受賞された眞下様は8期32年、橋爪様は6期24年にわたり、市議会議員を永年務められ、地方自治の伸展と逗子市の発展に多大なる貢献をされました。その長きにわたる献身的なご功績に、深く敬意を表します。

 また、地域社会功労表彰は、高齢者サロンの企画運営などを通じて福祉の向上に寄与された方や、清掃ボランティア団体の代表として地域を牽引された方、海岸清掃や磯焼け対策としてのウニ駆除に団体を挙げて取り組まれている皆様、さらにはダンス活動を通じて地域文化の振興に尽力された方など、多様な活動でまちの活性化と発展を支えてこられた方々を顕彰するものです。

 皆様のこのような地道な歩みこそが、まちの活力の源泉であり、極めて重要なものと確信しております。今後とも、それぞれの分野でますますご活躍されますことを心より期待しております。

令和8年4月14日 関東学院大学地域創生特論講座

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 毎年新年度に開講される関東学院大学の「地域創生特論」にて、本年も逗子市がトップバッターで担当いたしました。本講座は、公務員志望の学生に向け、近隣自治体がそれぞれ全7回の講義を行う企画です。逗子市の第一講座は、市長である私が登壇しました。

 学生に「他の自治体ではなく、逗子市で働きたい」と思ってもらえるよう、逗子の魅力を熱弁することは例年通りです。しかし、本年はこれまで主軸としていた「逗子の成り立ちと展望」に加え、「行政も経営だ!」という新たな視点を盛り込みました。

 現在、東京都心部をはじめとする財政豊かな自治体では、オーガニック給食の無償化や修学旅行費の負担、制服の無償支給など、非常に手厚い行政サービスが展開されています。

 一方で、自治体間のサービス格差(いわゆる「多摩川格差」や、所沢市と青梅市の事例など)がメディアで大きく取り上げられることも増えました。逗子市は現状、比較的恵まれた環境にあるとはいえ、地方へ目を向ければ厳しい格差が現実として存在しています。

 厳しい財政環境の中でも、市民が安心して暮らせるまちを維持・発展させていくためには、従来の枠にとらわれない「経営的な視点」が不可欠です。

 今後も限られた資源を最大限に活かし、あらゆる知恵を絞って、持続可能な行政運営に取り組んでまいります。

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