市長ブログ 現場第一主義(令和3年度)

ページ番号1005170  更新日 2023年2月28日

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写真:市長ブログ 現場第一主義

令和4年3月30日 逗子独立記念 銘板の寄贈

写真:逗子の分離独立運動の記念銘板除幕式の様子(3月30日撮影)

逗子市(当時は町)が横須賀市から分離独立をした際の運動の沿革を記した銘板を、逗子独立奉賛会より寄贈して頂きました。
戦時中、軍の方針で逗子町は一方的に横須賀市に併合されましたが、戦後、若者たちを中心に、独立運動が活発になっていきます。そんな中、地方自治法の改正により、住民の意思により分離独立ができる特例が2年間の期限付きで公布されたのです。2年間の期間ギリギリまでかかりましたが、住民の努力により昭和25年7月1日に分離独立が成立しました。その成立に至る経緯は大変なドラマのようですが、それが今の逗子市に繋がっているのです。もし分離独立が成立していなかったら、今はどんな町になっていたことでしょう。
この分離独立運動をされていた方がご存命であるうちに、正しい史実を語り継いでいかないといけないと思います。
銘板は市役所ホール、正面エレベーター前に設置いたしております。ぜひ市役所に来られた時は、銘板をご覧になり、分離独立運動について思いを馳せていただければと思います。

令和4年3月21日 ドクメンタ壮行会「逗子のまちとアートを考える 」

写真:「ドクメンタ壮行会 逗子のまちとアートを考える」の様子(3月20日撮影)

2010年からゴールデンウィークに逗子海岸映画祭を開催をしてきたアーティストグループ「CINEMA CARAVAN」が、ドイツのカッセルというところで100日間開催される、世界最大級の現代美術展「ドクメンタ15」に日本で唯一招待されました。「CINEMA CARAVAN」は、逗子海岸映画祭のほかにも逗子で行われるアートイベントに深く携わってきました。逗子アートフェスティバルとのかかわりも深く、池子の森の音楽祭は「CINEMA CARAVAN」が中心となって開催されています。このように、まちに根付き、多くの人たちへ影響を与えていることが評価されたのだろうと思います。
「documenta」は、第二次世界大戦後、モダンアートの回復やドイツのネガティブなイメージを払拭することを目的に、1955年からスタートしました。現在は5年に一度開催されて注目が集まる、世界最大級の国際的な芸術展の一つです。彼らは、この5月に渡独し現地で作品を作るとのことです。「CINEMA CARAVAN」が評価され、逗子が注目されれば、コロナが落ち着いた際に大勢の外国の方が逗子に来訪されるキッカケになるかもしれません。「documenta」のテーマは"no Art make Friends"と知り、納得しました。"アートは人をつなぎ、仲間づくりになる"と言われると、逗子のアートフェスティバルを見ていても、確かにそうだなと思います。何より「documenta」での活躍を願っております。「CINEMA CARAVAN」にみなさんが帰国をしたら、また話を聞かせて欲しいです。コロナに負けず頑張ってきてください。

令和4年3月16日 第3回 駅前寄席in逗子文化プラザホール

写真:第3回 駅前寄席in逗子文化プラザホールの様子(3月16日撮影)

コロナの影響で2年間休止していた「駅前寄席in逗子文化プラザホール」が3年ぶりに開催されました。現在も、まん延防止等重点措置期間であるため、最大収容の半分以下の人数での開催となしました。まず、冒頭に挨拶をさせていただきました。コロナで出歩くことが少なくなり、それが健康に表れてきているとお伝えした上で、“きょうよう”(今日用事がある)と“きょういく”(今日行くところがある)の2点と、笑うことが大切だとお話しました。挨拶の後には、私も寄席を楽しませていただきました。この寄席は、65歳以上の市民の方を無料でご招待しており、これからも継続していただけると嬉しいです。寄席は、前座の方と三味線俗曲の方に真打の「桂やまと」さんの計3人でしたが、真打の芸には引き込まれました。1人で話しているにもかかわらず、数人が会話しているような雰囲気があり、お酒を飲むしぐさも、本当に飲んでいるようでした。マスク越しとは言え、笑いがあることは暮らしに大切なことだと思います。コロナ禍もまだ続きそうですが、笑うことや出かけることが大事なことだとつくづく感じた日になりました。

令和4年3月6日 小坪わかめ収穫祭

写真:わかめ収穫祭の様子(3月6日撮影)

春を告げるわかめの収穫祭が3月6日に小坪漁港で開催されました。暖かな陽気にも恵まれ、大勢の方が来場されました。相当な数のわかめを用意したのですが、400人以上が来場され、残念ながらお断りする方も出てしまいました。来場者の勢いを見て途中で足らないと判断し、急遽地元漁師らが沖合の養殖場へ出かけて80人分を追加しましたが、それでも足りませんでした。今年は例年に比べると多少良好という話ですが、近年わかめの漁獲量は激減しています。毎年わかめの養殖を行っている子供会によると、4年前は500kgもあった収穫が昨年は100kgを下回ったとのことです。今年は作付けの時期の海水温が17度を下回ったようで被害は少なそうですが、ロープに種付けした芽が伸び始めるころにウニやアイゴなどに食べられてしまうことがあります。また、海水温の上昇により生態系が変化していることも、わかめの漁獲量減少の原因として考えられています。海の様子が大きく変わってきているのは事実であり、地球温暖化の影響は身近なところにも表れております。逗子の名物であるわかめが、これからも変わらず味わえるようにしていきましょう。

令和4年2月28日 令和4年逗子市議会第1回定例会閉会

今年は3月に市議会議員選挙が開催されることもあり、例年より早く第1回定例会が開催されました。2月25日には令和4年度予算案を全会一致でご承認いただき、無事閉会いたしました。これにより新年度予算が確定し、予定している事業が4月から動き出しますが、主なものをご紹介いたします。

  • 「中学校給食」 温かい給食を提供するため、現在のボックスランチ方式から、9月以降に食缶方式へ以降する予定
  • 「公園遊具の改修」 現在、故障のため使用禁止としている遊具を令和4~5年度に重点的に修理に取り組む。
  • 「沼間小学校区放課後児童クラブ」 沼間小学校プールの場所に施設を新設し移転する計画。令和4年度に設計、令和5年度にプールの解体と施設の建設を行う予定
  • 「チャレンジ!逗子カーボンニュートラル2050」 2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指すことを宣言し、脱炭素に向けて取り組みを開始する。
  • 「公共施設の長寿命化対策」 公共施設整備計画により、5か年にわたり事業を実施予定
  • 「池子の森自然公園緑地エリア」 土曜・日曜・祝日の開園に加え、毎週水曜日の開園を継続する。
  • 「空き家対策」 空き家の解消に向け、補助金制度等のモデル事業の実施
    等々

写真:議会でのピンクシャツデー活動の様子(2月25日撮影)

また、市の予算ではありませんが、寄附金を原資とした奨学金財団を設立し、4月から給付型奨学金の募集を開始します。
長引くコロナ禍に対して次々と新たな対策を求められていますが、それ以外の分野においても、皆さまの暮らしが安定したものになりますよう細心の注意を払いながら取り組んで参ります。また、議会最終日には、ピンクシャツデー2022in神奈川~「いじめストップ!」ワールドアクション~活動の一環として、議会に参加した全員がピンク色のジャケットやマスク等を身につけて出席しました。

令和4年1月31日 逗子市道の主要な道路及び市立小・中学校用地に接する斜面地の定期点検調査

写真:逗子市道の主要な道路及び市立小・中学校用地に接する斜面地の定期点検調査の様子(1月28日撮影)

池子の崖崩れの発生から、まもなく3年目を迎えようとしております。あの悲しみを決して風化させることなく、同じような被害を二度と起こさないためにも、逗子市道の主要な道路及び市立小・中学校用地に接する斜面地に職員を配置し、点検を実施しました。点検の前に、一般社団法人地盤品質判定士会の方から、点検についての注意点や逗子の特徴的な地質について講習がありました。毎年、同じ職員が同じ場所を担当し、経年の変化に気が付けるように工夫しています。
逗子市では斜面地の地殻変動を検知する実証実験も行っております。今のところは斜面崩落の予兆につながるようなデータはありませんが、あらゆる方法を講じて安心・安全を確保できるように取組みをしております。もし市民の皆さまも変化に気づくような現象があった際には、市へご連絡ください。
市民の皆さまと共に安心・安全に取り組んで参ります。

令和4年1月27日 3回目の新型コロナワクチン接種に向けて

写真:新型コロナウイルスワクチン集団接種予行演習の様子(1月27日撮影)

現在、オミクロン株の感染が急拡大しており、連日最多を更新する感染者数が報告されている状況です。集団接種会場(3回目接種専用会場)は、第一運動公園内にある「体験学習施設スマイル」において2月2日にスタートします。「市民交流センター」は会場ではありませんのでご注意ください。
昨日開設に向けて、スタッフの方々がそれぞれの配置について流れを確認するという、予行演習に立ち会いました。1・2回目のワクチン接種で携わった方がほとんどであり、顔ぶれを見ても安心できました。また、スタッフの皆さんには「日々の業務の中で、どの様にしたら更に良くなるのか。現場から多くの意見を出してもらい、改善をしていって欲しい」とお願いしました。前回も日々の業務改善が大変な効果を生み、目まぐるしく改善・改良ができました。
接種可能時期は、2回目接種から一定の間隔は必要ですが、感染拡大で不安をお持ちの方々にも一日も早く接種をしていただけるよう、万全の準備を進めて参ります。

令和4年1月12日 謹賀新年

写真:消防食団員等表彰式、市内一周駅伝、成人式の様子(1月8、9、10日撮影)

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。仕事始めの日は、幹部職員への年頭の挨拶から始まります。一昨年より続くコロナ禍から、更に新たな変異ウイルス「オミクロン株」の対策もあり、明るい雰囲気の幕開けではありませんが、気を引き締めて取り組もうとお願いをしました。各市町村で年頭の記者会見があり、私も新年の抱負を述べました。また、逗子市では、8日から10日にかけてイベントの連続でした。初日は消防出初式、2日目は市内一周駅伝、最終日は成人式です。今年の出初式は6日に降った雪が会場であるグランドに残ったため、消防車等が入ることが出来ず中止になりましたが、消防職団員等表彰式のみを消防本部の講堂で行いました。市内一周駅伝はコロナ禍のため昨年開催できず、2年ぶりでした。信号は全て青に切り替わり、白バイに先導され、市内を走り抜ける駅伝は、先頭の走者にとっては至福の時間だろうと思います。まるで雰囲気は小さな箱根駅伝のようです。成人式は、昨年に引き続き開催しました。今年もオミクロン株が猛威を振るい出しましたが、感染予防対策をしながら実施しました。本来、参加者全員がなぎさホールに集まって式を行いたかったのですが、出席者が密にならないよう、さざなみホールとの2会場を使用し実施しました。曇り空ではありましたが、晴れ着を着た新成人の皆さんは輝いていました。これからは変化の激しい時代になることは明らかで、それに立ち向かっていってほしいと願っています。ぜひ新成人にも、今後の逗子の発展にお力を貸してもらえるよう期待します。課題が山積みではありますが、市民の皆さんが少しでも「幸せ」と感じてもらえる機会を増やし“逗子に住んでいて良かった”と言ってもらえるように、今年も頑張って参ります。

令和3年12月28日 年末のご挨拶

写真:庁内年末挨拶の様子(12月28日撮影)

今年は、新型コロナウイルスの影響で1年延期となったオリンピックが開催された年でしたが、昨年に引き続き、新型コロナウイルスとの格闘の1年でした。8月には逗子市では、かつてない程に感染者が急増しました。自宅療養の方が悪化をしても、空きベッドが無く病院に搬送されないのでは、と大変に気を揉みました。9月以降はワクチン接種の効果なのか一気に沈静化するなど、目まぐるしい日々でした。現在も感染は、ある程度落ち着いていますが、新変異株のオミクロン株の動きにはこれからも注意が必要です。今後も新型コロナウイルスとは縁が切れず、いかに共存しながら日常を取り戻せるかだと思います。「明けない夜はない」という言葉があるように、必ず明るい日がやってきます。その時が1日も早く来ることを心から祈念申し上げます。

令和3年12月14日 2021 スポーツの祭典の開催

写真:2021スポーツの祭典の様子(12月12日撮影)

昨年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しての開催となり、今年も当初予定していた10月開催が12月12日へ延期となりましたが、なんとか実施することができました。ようやく感染者数も落ち着き、集団での活動も行えるようになってきました。当日は天候にも恵まれ、暖かな日和のなかで体を動かし、いい汗をかきました。これまで集まることができなかったうっぷんを晴らすかのように、小さな子どもから大人まで、多くの方にご参加いただきました。種目はボッチャ、親子ヨガやフレスコボールなど37種類もありました。また、子供たちは大勢での長縄跳び(8の字飛び)で3分間に何回飛べるかを競いました。この日のために相当に練習を積んできたようです。目標に向かって力を合わせて練習したようですので、いい思い出になったと思います。
逗子市では昨年に比べ医療費が急増傾向にあります。これはコロナ禍による運動不足が影響しているかもしれません。歩くことから運動をしてもらい、いかにして自分の健康を維持していくかだと思います。日ごろから運動を日常の暮らしの中に定着できるようにしていきましょう。

令和3年11月30日 ごみ収集作業体験

ごみ収集作業写真

11月16日、ごみ収集作業を半日体験し、3つのコースを回りました。地域によって、ごみの種類は異なりますが、私が行ったコースは全て燃やすごみの日でした。実際にどんな状態で出されているのか、また収集の業務はどんなものなのか実態を知りたく、現場へ行きました。トラックの乗り降りは結構体力がいるもので、市内にステーションは約1200カ所もあり、大変な作業であると実感しました。トラックの運転もしましたが、過去に経験があったため問題なく、すぐに対応できました。久しぶりの運転は楽しかったです。また、現場で作業をする職員とも道中色々な話ができ、苦労話も聞けました。他市町村から訪れた方にとって、町がきれいかどうかは、そのまちの印象を大きく左右すると思います。例え、古くて小さなまちでも、掃除が行き届き清潔感のあるところは”素敵なまち”であると感じると思います。市の清掃機能が十分に果たしているかは、まちの品格の重要な部分だと思います。これからも基本的なことから、しっかりとやって参ります。

令和3年11月24日 飲食店・イベントの人数制限取り下げについて

写真:「飲食店1組4人2時間解除」ボード

11月22日、神奈川県は新型コロナウイルス対策として求めていた、飲食店での人数制限を解除することになりました。これまでは、同一テーブルでは4人以内若しくは同居家族に限り、飲食時間も2時間以内が目安となっていましたが、この制限が解除になります。また、本市は該当しませんが、大規模イベントでの入場制限もほぼ定員まで収容も可能となります。長い間制限が続いてきましたが、徐々に経済活動も正常化の方向に向かっております。今後は第6波の感染拡大に注意を払いつつ、新しい暮らし方に努めていき、少しでも明るい年末年始を迎えたいと思います。診療所等での個別接種は現在も継続しておりますが、本市では11月14日にコロナワクチンの集団接種を終了しました。60歳以上の方へは年齢の高い順から接種券を発送していたこともあり、おかげさまで予約に混乱することもなく順調に進みました。市民の皆様のご理解によるものだと、感謝申し上げます。現在は3回目のワクチン接種に向けて、準備を加速しています。医療従事者は12月から、市民の方々は来年2月からを予定しております。詳細が決まりましたら、改めて広報等でお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。

令和3年10月15日 杉 匠真さんよりPWAユース・ワールドカップ優勝のご報告

写真:杉 匠真さんよりPWAユース・ワールドカップ優勝のご報告(10月15日撮影)

逗子から生れたプロウインドサーファーの杉 匠真さんが、先日デンマークで開催されたU-20のPWAユース・ワールドカップで優勝し、その報告のため、10月15日に来訪されました。お父さんもウインドの選手として、草分けの時代から活躍をされた方です。匠真君は6歳からウインドに親しみ、逗子の海で成長したようなものです。中学や高校時代も全国に名を馳せ「逗子に匠真あり」と言われていました。今は高校を卒業しプロの道に進み、今はウインドに真正面から取り組む毎日です。得意の種目はウェイブパフォーマンスとフリースタイルで、今回は総合での優勝でした。今は国内だけでなく、スペインやハワイで練習を積み、世界を極めるべく戦いを続けているところです。今、逗子海岸では5人のプロウインドサーファーが練習場として利用していますが、逗子市在住の方は3人もいます。これだけプロの多いまちも珍しいのではないでしょうか。それだけ逗子の海はマリンスポーツに適しているのでしょう。次のオリンピック出場も含め、今後の益々の活躍に期待いたします。先日、リクルートの住まい領域の調査研究機関である「SUUMOリサーチセンター」が「SUUMO住民実感調査2021年住み続けたい街ランキング」の調査結果を発表し「住み続けたい神奈川県の自治体」や「夫婦で住み続けたい関東の自治体」ランキングで逗子市がNO.1に上げられています。大変ありがたいことです。その名誉に恥じないように、引き続き、まちづくりに励みます。

令和3年10月14日 「きかちゃんを救う会」目標募金額達成のご報告

写真:「きかちゃんを救う会」目標募金額達成ご報告の様子(10月14日撮影)

3歳の女の子「きかちゃん」の病気を救うため、6月から募金活動をされていた「きかちゃんを救う会」の方々より、目標にされていた募金額を10月1日に無事に達成できたことを報告いただきました。
まず、最初に「きかちゃんを救う会」の方々とお会いしたのは6月16日でした。今、3歳になった「きかちゃん」は拡張型心筋症という病気を患っており、現在は補助人工心臓を心臓に直接繋げることによって命をつないでいる状態です。回復への残された手段は手術による方法しかないとのことで、日本の技術では難しく、唯一の選択肢である米国での移植手術に望みを託すしかありません。そこでご両親は、米国にあるコロンビア大学病院で手術を受けることを決断しました。しかし、⼩児の⼼臓移植は大人の待機者に比べてドナーが非常に少ないのが現状です。それに渡航や手術には莫大な費用が掛かります。渡航は専用機を利用して医師も同行し、その後、臓器提供者がいつ現れるかは分からない状況で、準備をしてひたすら待つようです。そのために待機期間の費用や手術費用、その後の経過観察期間の費用等合せると目標額は3億5千万円になります。その説明を受けた際には“何とかしたい。そして、達成してほしい”と思いましたが、一方で“募集期間3か月で果たして成し遂げられるのか”と心配をしました。
まずは多くの方々に認知してもらうことが大事で、街頭での募金活動はもとより、商店街にも募金箱を置いてもらうよう提案をしました。そして、私は逗子市商店街連合会の会長に協力のお願いをした上で紹介をしました。
その後は、専用ホームページで日ごとの募金額が発表され、私もほぼ毎日募金額の進捗を見守っていました。驚いたのは8月7日に1億円、9月7日に9千万の募金があり、可能性が一気に高まりました。結果、目標額を期日どおりに達成することができました。大口のご寄付は、過去に同じように活動された救う会の方によるものでした。
過去に活動された方からの話によると、渡航してすぐに臓器の提供があり、迅速に手術ができたケースもあるようです。その場合はその後の経過観察も終わり、無事に日常の暮らしに戻った際には、同じように移植を必要としている患者や家族の支援のために残りの募金残額を使用すると、取り決められているようです。見事、皆さんの頑張りのおかげで目標募金が達成され、その報告のために10月14日に来訪されました。
救う会で支援活動された方々も、街頭や商店街で募金や声を掛けてくださった市民の皆さんの善意には驚くと同時に、温かみと思いやりに感動したと話していました。今は10月末に予定している渡航に向けて、様々な手続きをされているようです。何より無事にきかちゃんが戻って来られるのを楽しみに待ちたいと思います。ご協力いただいた全ての皆さんに心より感謝申し上げます。

令和3年9月22日 高幸建設株式会社から逗葉地域医療センター訪問看護ステーションへの自動車寄贈式

写真:高幸建設株式会社から逗葉地域医療センター訪問看護ステーションへの自動車寄贈式の様子(9月21日撮影)

神奈川県ではコロナ罹患で自宅療養されている方を巡回訪問する支援制度(神奈川モデル)を作っております。その業務を逗葉医師会が担うことになりました。市内で事業を営んでいる高幸建設株式会社から、巡回のために使用してほしいということで車両の寄贈がありました。巡回支援制度の実務を逗葉地域医療センターの訪問看護ステーションが担当致します。9月21日、葉山町長と一緒に逗葉地域医療センターで行われた自動車贈呈式に出席しました。民間事業者のご支援に心から感謝申し上げます。話は変わりますが、逗子市のコロナウイルス感染者数は8月12・13日頃がピークで、8月単月では278人というこれまでにない感染者でした。ある1週間は10万人あたり162人という数値が出て、県の人数を超えるほどでしたが、直近では、新規感染者数は減少に転じています。このままで推移してほしいものと願います。この先も、いつまた感染が急拡大するか予測できません。今後も感染の抑制につながるよう、引き続き、取り組みを継続して参ります。

令和3年8月16日 子ども議会初開催

写真:子ども議会の様子(8月16日撮影)

本市では初めて子ども議会を開催しました。実は昨年の夏にも実施を予定していたのですが、コロナの影響で中止としていました。緊急事態宣言は継続しておりますが、感染予防対策も徐々に確立されているということもあり、今年は開催しました。応募してこられた中学生は10人でしたが、体調不良で1名欠席となり、9名の子ども議員での議会となりました。当日までに2回の学習会を行い、議場の雰囲気を見てもらった上で質問項目を練っていただきました。皆さん、議場での質問は初めてであり、大勢の前で自分の意見を述べることは相当な緊張があったと思います。しかし、全員堂々とした振る舞いで質問をしており、その姿には感激を致しました。恐らくこの先の人生においても貴重な経験になったと思います。参加した子ども議員からも「行政や議会の仕組みについて学ぶことができた」、「本物の議場で登壇し、大勢の大人の前で自分の意見を述べる貴重な経験ができた」等の感想を頂きました。子どもたちの成長に一石を投じられたら嬉しく思います。

令和3年8月4日 逗子市オンラインワーケーションツアー

写真:ワーケーションオンラインセミナー(ウェビナー)の様子(8月3日撮影)

8月3日、本市が取り組んでいるワーケーションについて、コロナ禍のためオンラインでセミナーを開催しました。一昨年末に企業誘致を目指す目的でワーケーション事業を立ち上げましたが、昨年はコロナの為、一度も集会を開くことができませんでした。そこで今年は、待っていてはダメだと覚悟を決めて、株式会社HISご協力のもと、オンラインで呼び掛けをしました。全国から123名の方々にご参加頂き、多くの方に逗子の魅力を知って頂けたのではないかと思います。私もPRにひと役買いました。今年の秋には実際にツアーへ参加し、宿泊をしてもらう企画も準備しております。やれることは全てやる覚悟で職員も頑張っております。ぜひご期待ください。

令和3年7月26日 株式会社大神 企業版ふるさと納税

写真:株式会社大神 企業版ふるさと納税贈呈式

逗子市にとって2度目の企業版ふるさと納税贈呈式でした。今回は、株式会社大神様からのご寄付でしたが、この企業は横須賀市に本社をおき、県内から東京まで水道設備から建築と幅広く事業展開をされています。こうしてご寄付を頂くと改めて気が引き締まり、感謝致します。市民の幸せ向上に活かして参ります。昨年はコロナ対策への寄付も頂いており、重ねて御礼申し上げます。

令和3年7月3日 逗子インターチェンジ土砂崩れ発生

写真:逗子インターチェンジ土砂崩れ現場(7月3日撮影)

7月3日 午前8時過ぎに大雨によって土砂崩れが発生しました。葉山方面からインターチェンジに向かって走行していた車両1台が巻き込まれ、運転手は救急搬送されましたが、幸い命には別状がないとの報告を受け、安堵しました。日常からよく利用する道ですが、まさかこのような法面崩落が起こるとは思ってもいませんでした。何としても安心安全なまちにしていかなくてはなりません。頑張ります。

令和3年7月2日 2回目のワクチン接種

写真:2回目のワクチン接種の様子(7月1日撮影)

7月1日、2回目のワクチン接種が終わりました。既に2回目を終えられた方から、1回目は全く症状が無かったにも関わらず、2度目には大変な副反応があったという話を聞いていたこともあり、少々不安でした。しかし、おかげさまで今のところは、熱や頭痛等は全くありません。やはり個人差はあると思います。逗子市は、現在64歳以下の基礎疾患を有する方等の先行予約を受け付けており、今月下旬からそれ以外の方々への接種券の発送を予定しています。ご不明な点は、市ワクチン担当へお問合せください。少しでも早い接種完了を目指して参ります。

令和3年7月2日 披露山公園草刈り作業

逗子開成高等学校の2年生に披露山公園一帯の草刈りボランティア活動のご協力を頂きました。毎年ご協力頂いており、今年で23回目になります。今年は計7クラス272人の生徒に参加してもらいました。これだけの広さは、10人や20人ではやり切れません。事前の下刈り作業は、市内で活動するボランティア団体「共生‘95」の方々が1週間以上かけて、行ってくれていました。下刈りも大変ですが、片付けには大勢の手が必要です。天気にも恵まれ、一気に搬出を完了しました。大変感謝しております。私は熊手を持ち、一緒に片付けをしながら、生徒たちを観察していました。まとめる人が出るか、また、どのようにまとめるかを見ていました。片付けをゲーム感覚で行うという提案もしました。何より素直な高校生たちで、市へ協力をしてくださり感謝致します。

令和3年6月16日 海の厄介者を拾い上げよう!

写真:うに駆除

近年の逗子海岸は海水温の上昇等で生態系が大きく変わってきています。ワカメやアカモクは激減し、ウニが広範囲に勢いを増しています。本日13日(日曜日)、マリン連盟の呼びかけでウニを駆除するため皆で拾い集めました。
海の貝や海藻を取ることは普段は禁止とされていますが、今日は逗子署から警察の方にも立ち会っていただき駆除をしました。
この厄介者のウニは、駆除された後は葉山牛の生産者が肥料にしてくれます。他には小坪漁協ではキャベツで養殖しています。
循環型の自然の生態系に近づくよう、海を愛する市民の皆さんと守っていきたいと思います。

令和3年6月11日 ワクチン接種

写真:ワクチン接種

6月10日(木曜日)、ワクチン接種に行ってきました。
接種券は年齢順に送付しており、私のところには6月3日(木曜日)に届きました。帰宅したら封筒があり、食事よりも何よりも、すぐに開封してLINEから予約しましたが、その時は7月4日で予約することができました。
6月7日(月曜日)にLINEを確認すると、今月にも予約枠の空きが出ていました。自分の予定が大丈夫なことを確認し、6月10日でめでたく予約変更できました。
逗子方式は、予約した後でも、もっと早い日に空きがあれば、最初の予約をキャンセルして、新たに予約することが可能です。(重複しての予約は出来ません。)
接種の流れはスムーズで、接種会場に到着してから退出までの時間は38分間でした。
逗子市もワクチン接種に最大の注力をしていきますので、ご不明なことがありましたら、ご質問してください。

令和3年6月7日 ワクチン集団接種 第二会場稼働

写真:接種会場(スマイル)

今月2日から体験学習施設スマイルでワクチン接種が始まりました。場所は第一運動公園内にあり、会場までは市役所からシャトルバスが15分間隔で運行しています。市の中心地より少し離れており、ご不便をおかけしますが、よろしくお願い致します。
初日は多少混乱が見られましたが、2日目は見事に改善されていました。
日々改善改革を実行されていて、スタッフの皆さんに感謝します。
長期間に渡る事業であり、医師会、薬剤師会など、総力あげて日々努力して参ります。

令和3年5月28日 逗子海水浴場開設

写真:プレスリリースの内容

昨日、海水浴場の開設について、プレスリリースしました。今年は、コロナの感染状況が不透明ではありますが、逗子海岸営業協同組合と条件をすり合わせることによって、開設するという判断をしました。例えば、緊急事態宣言が発令された場合は、海の家の一部休業、まん延防止等重点措置の延長や実施されている場合は、開設期間や営業時間の短縮を考えております。昨年は開設しなかったにも関わらず、大勢の人が海に来られ混乱も見られました。開設しない場合にも大きなリスクも危惧されます。いずれにしても気が抜けることはありません。関係者の皆さんと力を合わせて、この夏を乗り切って参ります。ご協力をお願い致します。

令和3年5月11日 ワクチン接種初日

写真:ワクチン接種集団接種会場での初日挨拶(5月10日撮影)

昨日、本市でもワクチン接種が始まりました。まず開始前に従事される方々へ、一日も早く市民の皆様に安心がお届けできるよう、お願いをしました。しばらくは接種数を押さえつつ実施します。その間に課題を見つけ出し、その課題を改善して、接種数を増やしていく計画です。初日を終えるとやはり課題が見つかりましたので、迅速に改善し対応して参ります。年齢の高い高齢者から接種を開始しましたが、8月からは65歳以下で基礎疾患ある方等の優先接種を予定しており、さらに準備を加速していきます。キャンセルが1人生じましたが、代わりにキャンセル待ちとして登録されている方が会場に来られ、無駄にすることなく接種できました。さぁこれからも頑張ります!

令和3年4月27日 ワクチン到着

写真:到着した新型コロナウイルスワクチン保存用フリーザー

今日、待望のワクチン1箱目が到着しました。975回分(487人分)になります。びっしりとドライアイスが詰められた輸送ケースから、マイナス75度のフリーザーに移し、来月10日からの接種に向けて準備します。これで確実にワクチン接種を開始できます。ワクチンの配分は順次確定している状況で、5月後半までには約12,000回分の量が到着する予定です。逗子市は年齢順に接種券を送付しており、明日は82歳の方の分まで発送致します。順調に進んでいますので、しばらくお待ち下さい。

令和3年4月25日 市内2ヶ所での住民自治協議会総会の開催

写真:小坪小学校区住民自治協議会総会の様子(4月24日撮影)

昨年は4月7日の緊急事態宣言発出から、様々な会議が開催されず、書面決議に変更を余儀なくされました。今年も、まん延防止等重点措置の指定や東京都は3度目の緊急事態宣言の発出と、昨年から引き続いてコロナウイルスに翻弄されています。何とか今回は、小坪小学校区と久木小学校区の2ヶ所で対面での総会を実施しました。地域できめ細やかな支援体制を築くことは、暮らしの安心に繋がる大事な基盤と考えており、もっと密に連携していきたいと思います。コロナを言い訳にせず、今年は更に密度の濃い連携を模索していきます。コロナ対策を第一に考えていくのが今は大事ですが、やはりリモートよりも直接お会いして話す方が伝わると思いました。早く収まるよう頑張ります!

令和3年4月20日 新型コロナウイルスワクチン集団接種予行演習

写真:新型コロナウイルスワクチン集団接種予行演習時の様子(4月20日撮影)

今日は来月10日から始まるワクチンの接種に向けて、本番さながらの体制で訓練をしました。医師会、薬剤師会や看護師の方々に、それぞれの配置についてもらい、受付から接種、そして接種後の一連の流れについて確認しました。結果的にはいくつか課題を発見し、より作業手順が混乱なく進むように修正しました。やはり机上では分からないところが出てきます。医師会の会長に立ち会って頂き、これからの長丁場の接種を協力して乗り切って参ります。車で来られる方が多くいると想定し乗り付け易くして、交通渋滞を起こさないように入口付近の改修工事も検討します。万全の体制で臨みます。

令和3年4月13日 関東学院大学での非常勤講師

写真:講義の様子(4月13日撮影)

関東学院大学の講義に「地域創生特論」という科目があります。これは横浜、川崎、横須賀、三浦、葉山、鎌倉、茅ヶ崎、小田原、厚木、それに逗子市といった自治体の首長や職員が講師を行います。私は今回が3回目です。昨年はリモートで行いましたが、やはりリモートでは顔が見えないので話しにくく、対面式の方がやりやすいです。今回は80名ほどの学生が参加をしていました。私は逗子で活動している方々の映像を複数使いながら、逗子市の説明をしました。コロナになり、逗子市の魅力が再認識されていることや、学生に伝えたい一文字等を話しました。私の一文字は「心」です。"考え方"が大事であると説明しました。人生いかにプラス思考で送るべきかを、できるだけ分かりやすく話したつもりです。理解していただけたのであれば幸いです。学生達も昨年はリモートでの講義が続いたため、顔を合わせての講義が嬉しそうでした。この先、またリモートに戻らないことを願います。

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