消火器の破裂事故に注意

ページ番号1001623  更新日 2023年3月1日

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1なぜ、破裂するのか

加圧式の消火器内部には、加圧されたガス容器が内蔵されています。安全ピンを外し、消火器のレバーを握ると、カッターがこの容器の封板を破り、本体容器の内部が加圧され、その圧力で薬剤が放出される構造となっています。その時、消火器本体に腐食や変形があると、その部分が圧力に耐えられなくなり、破裂が起こるのです。

注意!

写真:消火器1
溶接部とその周辺の腐食
写真:消火器2
使用に耐えない腐食

2消火器の廃棄について

容器に腐食や変形がある消火器や不用になった消火器については、放射、解体等の廃棄処理を自ら行うことは絶対にしないでください。廃棄する消火器については、一般ごみとして捨てることができませんので、購入先または販売店等に廃棄処理を依頼してください。(消火器の廃棄処理は、メーカーや消火器の種類等によって料金に違いはありますが、原則として有料になります。)

3消火器の維持管理について

消火器の設置場所は、できるだけ風通しが良く、目につきやすい場所とし、風雨にさらされる場所や湿潤な場所等は避けてください。屋外に設置する際は必ず格納箱を使用し、屋内に設置する際は消火器を床面に直接設置しないようにしましょう。

また、落下物や転倒等による誤噴射を防止するための安全ピンが正しい位置にあるか、消火器の外観部(特に死角となる底部)に錆や腐食等がないか、日ごろから点検を心がけましょう。

4こんな消火器は絶対に使用しないでください

  1. 消火器全体に錆や腐食があるもの。
  2. 溶接部及びその周辺の錆や剥離のあるもの。
  3. 消火器に著しい変形のあるもの。
  4. 錆を落としても腐食の残るもの。
  5. 表面にボツボツのできているもの。

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