火災から避難するには

ページ番号1001689  更新日 2023年3月2日

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身の安全を第一に

消火器による初期消火の限界は、出火から3分以内であり、一般的には天井に火が届くまでといわれています。このとき、燃えている部屋のドアや窓が閉められれば延焼速度が遅くなります。
初期消火ができなかったら無理をしないで避難してください。避難のタイミングを逃すと命にかかわることにもなりかねません。

火よりこわい煙

火事で恐ろしいのは、炎より煙です。建物火災で死亡した原因をみても、火傷より一酸化炭素中毒や窒息によるものが多くなっています。特に65歳以上の高齢者が全犠牲者の半数以上になっています。また、5歳以下の乳幼児の死亡が多い点も見逃せません。
煙の成分には有毒ガスが多く含まれていますので、濡らしたタオルやハンカチで口と鼻をおおいながらできるだけ姿勢を低くして煙を吸わないように避難しましょう。
煙のスピードは、横方向に毎秒0.5〜1m(歩く速さ)、縦方向には毎秒3〜5m(かけ足の速さ)といわれています。速やかな避難に心がけてください。

安全に避難するために

  • 一度避難したら、絶対に家のなかに戻らない。
  • 服装や持ち物にこだわらず、できるだけ早く屋外に避難する。
  • 高齢者や身体の不自由な人は、優先的に避難させてください。
  • 逃げ遅れた人がいるときは、消防隊にすぐ知らせる。

普段からの心得

  • 避難方法(方向)は2つ以上確保しておきましょう。
  • マンション等でベランダに仕切板がある場合は、壊して逃げることができます。確認しておきましょう。
  • 避難器具が設置されている場合は、位置を確認し、その付近に障害物を置かないようにしましょう。

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