ガソリン携行缶を安全に取り扱うための留意事項

ページ番号1001675  更新日 2023年3月1日

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平成25年8月15日、京都府福知山市の花火大会会場で多数の死傷者を出す火災が発生しました。特に、火気を使用する屋台等における防火安全対策が極めて重要であり、使用される燃料についても、ガソリン等の危険物の貯蔵・取扱いについては細心の注意が必要です。

ガソリンを使用するときには、以下の留意事項を必ず守ってください。

  1. ガソリンを取り扱っている周辺で、火気や火花を発する機械器具を用いないようにしましょう。
    (ガソリンの特性として引火点がマイナス40度と低く、極めて引火しやすい。)
  2. 静電気による着火を防止するためには、金属製容器で貯蔵するとともに、地面に直接置く
    など静電気の蓄積を防ぐ必要があります。また、消火器を必ず準備しましょう。
  3. ガソリン容器からガソリンの蒸気が流出しないように、容器は密栓するとともに、ガソリンの貯蔵や取扱いを行う場所は、火気や高温部から離れた直射日光の当たらない通風、換気の良い場所とすることが必要です。特に夏期においてはガソリンの温度が上昇し、ガソリンの蒸気圧が高くなる可能性があることに留意しましょう。
  4. 取扱いの際には、開口前の圧力調整弁の操作等、取扱説明書等に書かれた容器の操作方法に従い、こぼれ・あふれ等がないよう細心の注意を払いましょう。万一流出させてしまった場合には少量であっても回収・除去を行うとともに周囲の火気使用禁止や立入りの制限等が必要です。衣服や身体に付着した場合、直ちに衣服を脱いで大量の水と石けんで洗い流しましょう。
  5. ガソリンの使用機器の取扱説明書等に記載された安全上の留意事項を厳守し、特にエジンン稼働中の給油は絶対行わないようにしましょう。

イラスト:挿絵

写真:携行缶

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