親子で楽しむトレイルランニング(2024年2月21日)

ページ番号1010009  更新日 2024年2月22日

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こんにちは。えがおレポーターのえつえつです。逗子と言えば『海』を思い浮かべるかもしれませんが、実は山に囲まれていて市内やその周辺には気軽に登れる山がたくさんありますよね。今回は逗子トレイルランニング協会代表の宮地藤雄さんに親子で楽しむトレイルランニングについて伺いました。

しらかば逗子乳児保育園の外観

トレイルランニング(トレラン)とは、一般的には登山道やハイキングコースなどの未舗装の道を走ることを指します。逗子でも、神武寺山で親子や子供を対象にしたトレイルランニングの大会が開催されていて、私も子供と一緒に参加してその魅力を体感しました。しかし、宮地さんはトレイルランニングが必ずしも“走ること”ではないと言います。走れるところは走ればいいし、走れないところは歩いてもいい。それよりも“冒険気分を楽しむ”ことが重要ということです。なんだか気負わずに楽しめそうな気がしてきました!

 とにかく楽しむことが大事ですが、子供と一緒のトレランで注意点をお伺いすると「子供に無理をさせない」とのこと。確かに、「今日はせっかくトレランしようと思っていたのに!」とか「ここまで来たんだし」など、大人の都合を押し付けてしまうこともありがちですが、子供の気分が乗らなかったり、ちょっとしたトラブルが発生したりということはありますよね。そういったときはリスクを取らずにすっぱりと切り替えることも必要ということです。「山は逃げません。すべてを受け入れましょう。」と悟りの境地のようなお言葉をいただきました。

また、トレイルランニングは防災面からみても有効だということです。普段から山を走ることで土地勘を養えたり、そこにコミュニティが生まれればいざという時に役に立ちます。例えば、逗子海岸で遊んでいる時に地震に襲われたらどうでしょう?「高いところに逃げる」と知識はあるものの、「高いところってどこ?」「近くのあの山は登れるのかな?」と迷うこともあると思います。それが、一回でも「あの山で走ったことがある」という経験があれば、瞬時の判断で命を守ることに繋がるかもしれません。

宮地さんおすすめ、親子でトレランコース

~入門編~ 披露山公園から浪子不動まで

披露山の画像1

 こちらは披露山公園まで車でアクセスでき、トイレもあるということでトレイルランニング入門にはぴったり。披露山公園駐車場に車を止めて、駐車場わきのハイキングコース入り口から海まではほとんどゆるやかな下り坂です。20分もあれば海までたどり着いてしまうので、海岸で遊んでからまた山を登るのも良いと思います。

披露山の画像2

~初級編~ 神武寺山、鷹取山

鷹取山の画像1

 逗子の山では一番“冒険気分”が味わえる山です。平坦で走りやすい部分や、鎖場や眺望といったお楽しみもあります。大会の前になると練習で走っている親子や小中学生を見かけることもあります。

鷹取山の画像2

~中級編~ 蘆花記念公園から1号2号古墳

古墳の画像1

 蘆花記念公園から2号古墳までは急こう配の上りでかなりきついです。でも登りきった時の景色は格別!江の島から富士山まで一望できます。2号古墳から1号古墳へ、また逆ルートへと向きを変えてみると楽しさ倍増とのことです。

古墳の画像2

 逗子トレイルランニング協会では、facebookで情報発信を行っています。トレイルランニングのコース上の倒木やがけ崩れなどの情報もアップされているので、お出かけ前にチェックしてみてはいかがでしょうか?“親子で楽しむ”を合言葉に逗子の山でトレイルランニングに出かけてみてはいかがでしょうか。

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