小坪漁港の海業振興について

ページ番号1010601  更新日 2024年10月6日

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海業による小坪漁港の活用・活性化に取り組みます

写真:小坪漁港

現在、小坪漁港においては、漁業者の高齢化や魚価低迷、水産資源減少などの問題が深刻化しており、漁業と観光による賑わいづくりによる活性化が求められています。また、漁港施設の老朽化や、維持管理体制の更新について、民間企業との連携が求められています。

小坪漁港は、大都市圏近郊に位置し、また、近隣に鎌倉・江の島等の観光地があり、周辺観光客の流入を見込める立地にあります。観光客の多い逗子海岸とつなぐなど、市全体への回遊性を高める必要があります。

海業の取組状況

令和3年度から、漁業体験イベント、船上直売会、遊漁船クルーズなどの試行的な取組を本格化しており、既に漁業以外の事業に取り組む漁業者もいます。

海業による小坪漁港活用・活性化の検討状況

小坪漁港海面利用事業者意見交換会

小坪漁港を取り巻く現状や課題、将来に向けた展望などを共有することを目的に、令和3年12月16日に「小坪漁港海面利用事業者意見交換会」を開催し、令和5年3月までの間に、計11回にわたり小坪漁港活用・活性化に向けた意見交換会を実施しました。

意見交換においては、小坪漁港の抱える課題を整理するとともに、現在の利用状況の洗い出しを行うことで、課題や活用スペースの見える化を行いました。これらを踏まえたうえで、将来の活用・活性化に向けた展望について意見交換を行い、漁港全体の活用・活性化の方向性及び海域と陸域で3つのゾーンごとの活用・活性化に向けた一定の方向性を整理しました。

海業振興モデル地区への応募

小坪漁港活性化を促進するため、水産庁で令和4年11月18日から令和5年1月20日の期間において公募を実施していた「海業振興モデル地区」に応募しました。その結果、令和5年3月8日にモデル地区に選定され、主に「渚泊・体験・観光関係」、「飲食・販売・加工関係」の取組項目において、調査支援、関係者協議支援及び計画策定支援等を受けることとなりました。

小坪漁港の海業振興に関する検討準備会

「小坪漁港海面利用事業者意見交換会」のメンバーに観光・商工団体を加え、オブザーバーに水産庁及び神奈川県水産課に参加いただき、水産庁海業振興モデル地区選定に係るコンサルタント支援による「小坪漁港の海業振興に関する検討準備会」を開催しました。検討準備会において協議・検討を重ね、「小坪漁港海業振興計画(骨子)」を策定しました。

小坪漁港の海業振興に関する検討会

小坪漁港の海業振興に関する検討会では、小坪漁港海業振興計画(骨子)の内容を踏まえて、小坪漁港海業振興基本計画の内容等について、公募市民のメンバーと地元住民・漁業・商工・観光団体等とともに話し合いを行う予定です。

また、検討会には、公募型プロポーザルによって選定した「小坪漁港機能増進基本計画策定支援業務受託事業者」が事務局として参加します。

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このページに関するお問い合わせ

市民協働部経済観光課
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