議会報告会(2019年12月20日)

ページ番号1003623  更新日 2023年2月28日

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写真:議会報告会会場の案内板

こんにちは。えがおレポーター・ハナコです。
池子にある逗子市体験学習施設スマイルにて、逗子市議会主催・議会報告会「テーマ:逗子市の子育て施策について」が開催され参加させていただきました。この報告会では、“子育てがしやすいまちづくり推進のため”市民と市議会議員さんとで直接の意見交換ができるとのことで、どのような意見や答えが皆さんから聞けるのかとても楽しみでした。

尚、今回は平日の午前中の開催ということで、とてもありがたいことにイベント保育サポーターによる託児サービスが設けられていたので利用させていただきました。託児は事前申込みが必要で、予め議会事務局に電話をして託児申込みを行い、事務局から送られてきた案内の手紙を確認し、当日持参する荷物や、受付時に渡す記入票の準備を前日までにしておきました。

写真:事前準備荷物
事前準備荷物。抱っこひも、オムツセット、着替え、タオル、水筒

当日は時間の余裕を持って到着し、託児をお願いしてから報告会会場に入りました。
優しくてベテランの雰囲気のイベント保育サポーターさんに安心して子どもをあずけて、その後1時間半の報告会では一人身軽に集中していろいろな方々のお話を聞くことができました。
以下報告会についてレポートします。

議会報告会の進行は、まず逗子市議会の報告として逗子市の子育て施策について、
(1)未就学児について (2)小中学生について (3)青少年について
と3つの区分に分けて、2名ずつ市議会議員さんが説明してくださいました。

写真:議会報告会の様子1

配られた手元の資料を見ながらお話を聞き、各区分の最後には質疑応答の時間が設けられ、参加者からは「男性の育児休業取得者の実態数について」や、「障がい児・医療的ケア児のサポート体制について」など様々な活発な質問が飛び交い、参加の皆様がとても高い関心と意識で臨まれていることを感じました。

写真:議会報告会の様子2

その後は休憩を挟んで、テーブルのレイアウト変更後、参加者の居住エリアごとに3グループに分かれて意見交換会の始まりです。各グループに6~7名の参加者と3名ほどの市議会議員さんがつき、順番に簡単な自己紹介や参加動機を交えながら、逗子市の政策や現状についての意見を各々発言していきました。各意見について、市議会議員さんが回答される場面もあり、または詳細について質問をされたり、どの意見もしっかり記録を取られていました。
私のグループでは、「不登校児」や「小学校の学童の定員問題」、「シングル家庭での子育て」、「保育料無償化の対象外施設」、「食物アレルギー児への対応」などの意見が挙がりました。
意見交換会も非常に活発に進み、終了時刻がきてもまだまだ話し足りないような、名残惜しい様子で報告会は終了となりました。

その後、逗子市議会議長の髙野毅議員、議会報告会を開催するにあたり立ち上げた議会報告会準備会会長の橋爪明子議員、副会長の丸山治章議員にインタビューを受けていただくことができました。

今回の意見交換会でお伝えさせていただいた皆さんの要望や意見は、今後どのような活かされ方をするのでしょうか︖

髙野議員「まずは市議会議員同士で、内容の情報共有を行い、議会に提案するものや条例作成にあたるものなど、党派を超えて議論を行っていきます。」

今回は開催が平日午前中ということで、まさに子育て世代は仕事をしているなどで参加できない方が多かったと思いますが、この場に参加できない方々が声を挙げるにはどのような方法を取れば良いのでしょうか?

髙野議員「今回も、開催は平日が良いのか休日が良いのか、午前が良いのか午後が良いのか、非常に悩みました。来ることができなかった方々には、もし面識のある市議会議員がいれば直接お話して下さっても良いですし、議会ホームページに掲載されている各市議会議員の連絡先に問い合わせをしていただいても結構です。

お忙しい中、真摯にお話を聞いてくださり、市議会や議会報告会についての私自身の理解が補足されました。子育て世代は何かと時間に追われてしまい、日々の生活や地域のことで困ったり気になったりすることがあっても、対処方法もわからずじまいということが多いのではないかと思います。市議会に対しての「陳情書」や「請願書」を提出することが大変な場合にも、各市議会議員さんに要望を提案するという方法も取れるということは、ぜひ知っておきたいことだと思いました。

今回こちらの報告会に参加をして、子育てを巡る問題は本当に多岐に渡ることを、皆さんの意見を聞いて改めて実感しました。また、普段聞く機会のない様々な悩みや要望を聞き、多様な要望についての予算配分や政策実行を行う政治の難しさや市民の相互協力の不可欠など、多くのことを学び考える機会となりました。

最後になりましたが、託児サービスではとてもお世話になりました。子どもの年齢・人数によって、配置されるイベント保育サポーターさんの数がきちんと決まっているので、丁寧に娘の様子を見ていただきました。託児に慣れない娘はずっと泣いていたそうですが、おかげさまで私自身は子どもの心配をせずに集中して会に参加することができました。今後もこのような託児サービスのある、市主催の催しなどは活用してみたいなと思いました。
子育て中の皆様も、託児サービスのある催しもので興味があるものを見つけて利用されてみてはいかがでしょうか。

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