傷病鳥獣の保護

ページ番号1002297  更新日 2023年8月3日

印刷大きな文字で印刷

けがや病気などで動けなくなった野生鳥獣(鳥やタヌキなど)を見つけた場合、原則として保護した方が直接、治療をしてしくれる動物園などに搬送していただくことになります。

お手数をおかけしますが、下記の県内保護施設に事前に連絡をして、ご自身で保護施設(動物園など)まで搬送していただくようお願いします。

県内の保護施設
施設名 所在地 電話番号
横浜市立金沢動物園 横浜市金沢区釜利谷東5-15-1 045-783-9101
横浜市立野毛山動物園 横浜市西区老松町63-10 045-231-1392
横浜市立よこはま動物園ズーラシア 横浜市旭区上白根町1175-1 045-959-1000
神奈川県自然環境保全センター 厚木市七沢657 046-248-0323

保護する際の注意事項

  • 保護するために捕まえる際、野生鳥獣が捨て身で攻撃してくることもあり得ます。捕獲するときは十分に注意してください。
  • けがや病気で動けない状態でも、素手で触ることは避けてください。
  • 捕獲(保護)した後は、野生鳥獣からの細菌などの感染を防ぐためにも、石鹸などでよく手を洗ってください。
  • 無理に捕まえようとはしないでください。かえって動物にとっては大きなストレスになります。一見かわいそうにみえますが、自然の摂理にまかせるのも一つの方法です。

*保護のために捕まえた野生鳥獣であっても、許可なく飼育することは法律で禁じられています。

巣立ち前のヒナを拾わないでください。

毎年、春から初夏にかけてのこの時期は、野鳥の子育ての季節です。公園や庭などで地面にいる野鳥のヒナを見かけることもあるかもしれません。
迷子かな?と思われるかもしれませんが、心配はありません。
野鳥のヒナは上手に飛べない状態で巣立つことが多いのですが、近くで親鳥が見守っています。親鳥は人がヒナのそばにいると警戒して近づけないので、ヒナを見かけても、その場を去る方がよいでしょう。
もし、猫などが近くにいて危害を加えそうだったら、ハンカチやティッシュでやさしくヒナをくるみ、近くの木などの高い場所や草の茂みの中に移して、静かにその場から立ち去ってください。怪我をしているなどで、どうしても助けたい場合は、金沢動物園などに連絡をした上で、ご自身でヒナを搬送してください。


イラスト:鳥の親子

親鳥がそばで見守っています。
人が近くにいるとヒナのところへ行けません。

関連情報リンク

保護できない野生鳥獣

ドバトとカラス

ドバトとカラスはもともとの生息数が多く、ことにカラスはごみ集積所を荒らしたり、繁殖期には巣に近づく人間を襲ったりすることがあるため、保護をすることはできません。
また、傷病鳥獣を受け入れている動物園でも、受け入れ数に限度があり、希少な野生動物の保護を優先する必要があることから、受け入れを行っていません。

特定外来生物及び有害鳥獣(アライグマ、タイワンリス、ハクビシン)

市内では、アライグマやタイワンリスなどの野生化した外来生物(もともと日本には生息していなかった生物)による生活被害が発生しています。また、自然生態系への影響も懸念されていることから、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により、特定外来生物として駆除の対象としています。
特定外来生物等の駆除相談については下記リンクをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

環境都市部緑政課
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
電話番号:046-872-8125
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。