長柄桜山古墳群をハイキング(2022年12月16日)
えがおレポーターのモンブランです。
子どもと一緒でも1時間、思いたったらすぐ行ける、長柄桜山古墳群をめぐるハイキングコースをご紹介します。
長柄桜山古墳とは?
逗子市と葉山町の境界線上にある2つの前方後円墳です。2つとも全長が90m前後あり、神奈川県でも最大級だそう。きっと、「こんな身近に、教科書で見たような前方後円墳が!」と興奮してしまいますよ。
長柄桜山古墳ハイキングコース
コースは、2つの古墳を結んだ東西のほぼ一本道になっています。それぞれの入口の最寄りのバス停は西側ならば「富士見橋」または「六代御前まえ」、東側ならば「葉桜」です。
バスで「葉桜」停留所まで行って東側からコースに入り、蘆花記念公園に下りました。最寄りは「富士見橋」ですが、元気が残っていたので今回は徒歩で帰りました。

「葉桜」停留所~ハイキングロード入口
今回私たちは、大人2人と4歳児、そして抱っこ紐の1歳児で出発進行ー!
「葉桜」停留所でバスをおりると、古墳入口までの案内図が出ています。約430mの道のりだそうです。バス停のすぐそばに公園があり、ここで少し遊んでから向かいました。
地図の通りに住宅地を進むと突き当りに入口はあります。入口には「ふれあいロード 長柄桜山古墳群」と看板が立っています。ここから第1号墳まで距離はわずか90mですが、高さは25m上る急な階段が続きます。我が家の4歳児は難なく上っていましたが、私の方が息が切れてしまいました。でも大丈夫、ここが一番の難所です。
第1号墳
第1号墳は現在整備工事中。墳丘に上ると海が見えるのですが、今は立ち入りができません。令和6(西暦2024)年度の完了を目指しているそうですので、その時を楽しみにしましょう。
第1号墳~第2号墳
第1号墳をあとにして第2号墳を目指します。この間の道は多少の上り下りはあれ、ほとんど平坦な道で、4歳児を先頭に歩きましたが危険を感じることもありませんでした。第2墳に近づくと、古墳を取り囲むように左右に道が分かれています。ここで2チームに分かれてみましたが、呼ぶと聞こえるくらいの近さですので安心ですね。左側の道は古墳の東端に直接上る道、右側の道は古墳の脇をぐるっと回って西端から古墳に上る道になっていました。
さあ、いよいよ第2号墳からの眺め。最高です!逗子湾の向こうに江の島と富士山、角度を変えると七里ヶ浜もよく見えます。更に、ちょうどいい具合の切り株があり、子どもはこの特等席から景色を見たり飛び降りて遊んだり。古墳の上は平坦で広いので、大人も安心してゆっくりできます。
第2号墳~蘆花記念公園
第2号墳から海に向かって右と左に下りの道があります。右は六代御前方面、左は蘆花記念公園に下る道になります。今回私たちは蘆花記念公園へ。道は急勾配もありますが、階段等が整備されているので焦らずゆっくり下れば大丈夫。ここも4歳児を先頭に進みましたが、心配になるほどの所はありませんでしたよ。
蘆花記念公園(旧野外活動センター前広場)に下りてきました。下りて振り返ると、蘆花記念公園からハイキングコースに入る道はこのようになっていました。右側の飛び石を進んでいけば上り口に続きます。
ハイキングコースの木々もそうでしたが、蘆花記念公園も紅葉が見事でした(この日は2022年12月4日)。大人はゆっくり紅葉を楽しみながらしばし休憩。元気な4歳児はここでも走り回って遊んでおりました。
歩いてみて
「葉桜」でバスを降りてから、公園での寄り道含め、蘆花記念公園まで約1時間でした。私は翌日ちょっとした筋肉痛になるくらい手ごたえのある道でしたが、それを子どもと一緒に1時間で歩けるって、すごくちょうどいいなと思いました。子どもも、山から下りてから蘆花記念公園で走り回って遊び、更に(途中でお昼ご飯を食べましたが)自宅まで30分ほどかけて歩いて帰れるくらいの余力がありました。これくらいの時間と負荷だったら、「今日、天気が良いからハイキング行ってみようか!」と気軽に出発できそうですね。
古墳も山も海も楽しめる、逗子ならではのハイキング・・・晴れの日の休日に是非お試しください!
※今回ご紹介したコースは一例です。その他コースについては次のページをご参照ください。
参考
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