なくそう!望まない受動喫煙
受動喫煙とは
受動喫煙とは、人が他人の喫煙によりたばこから発生した煙にさらされることをいいます(健康増進法(平成14年法律第103号)第28条第3号)。
受動喫煙による健康リスク
たばこは、喫煙者だけでなくその煙を吸ってしまう周囲の人にも、がん、循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患 (COPD)のリスクを高めてしまうなど健康への影響があります。
受動喫煙を受けなければ、少なくとも年間1万5千人が、がん等で死亡せずに済んだと推計されています。
改正健康増進法における喫煙をする際の配慮義務について
健康増進法では、屋外や私有地、人の居住する場所での喫煙については規制の対象外となっていますが、「喫煙をする際、望まない受動喫煙を生じさせることがないよう周囲の状況に配慮しなければならない。」と定められています(健康増進法第27条第1項)。
こんな場面はありませんか?
・人や人通りが多いところで喫煙していませんか?
多くの人が利用する施設の周辺や、人通りが多い場所での喫煙は望まない受動喫煙が生じやすくなります。
特に配慮をお願いする場所は、公園の遊具周辺、学校等に接する道路、駅前などです。
喫煙をする際は、上記のような場所を避け、できるだけ周囲に人がいない場所を選ぶ等の配慮をお願いします。
・ベランダや庭、玄関先、居室内の喫煙時のにおいや煙は近隣の方に届いていませんか?
庭やベランダで喫煙した場合、その煙や臭いは近隣の方の迷惑になっている可能性があります。
また、換気扇の下で喫煙した場合でも、煙や臭いが排気口から外に出て近隣の換気扇や通気口を通って室内に流れ込んでいる可能性があります。
プライベート空間で喫煙をする際も、周りの方に煙や臭いがいかないように配慮をお願いします。
・子どもや妊婦の方の近くで喫煙をしていませんか?
子どもは受動喫煙による健康影響を受けやすいため、特に配慮が必要です。
また、妊婦の方が受動喫煙にさらされると、低出生体重児や早産のリスクが高まるなどの悪影響があります。
そのため、妊婦の方が近くにいる場合にも、特に配慮をお願いします。
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