第二回まちなみデザイン逗子賞 一覧

ページ番号1012788  更新日 2025年5月13日

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 市制70周年記念における取組みとして、逗子市景観条例40条に基づく表彰制度「第2回まちなみデザイン逗子賞」を実施しました。条例部門3件、応募部門4件が表彰となりました。

条例部門(表彰)

かぐのみ保育園

写真:条例部門(表彰)1
沼間2丁目

 外壁に自然素材を使用したリズム感のある形状の建築物。建物全体のボリュームを考慮し分節化の工夫がなされており圧迫感がない。敷地内に方位、密度をよく考えバランスよく植栽された多様な樹木は、閑静な住宅街の周辺景観と調和し潤いを与えている。保育園という用途を考慮した楽しさを感じる。

設計:一級建築士事務所アトリエマナ
施工:株式会社キクシマ

鈴木屋ビル

写真:条例部門(表彰)2
逗子5丁目

 オープンスペースと緑化が効果的に配置されており、テナントのしつらえも相交わって商業地の賑わいに寄与している。敷地の角に配置したベンチ付きのシンボルツリーが効果的に景観に寄与している。屋外広告物に関しては無秩序にならないよう集合看板を設置するとともに、色彩に関する配慮も見られる。

設計:株式会社大川設計
施工:株式会社門倉組

アルカディア逗子

写真:条例部門(表彰)3
逗子1丁目

 1階部分にデザインの異なる小さな店舗が集合し楽しい印象となっている。2階以上のオーバーハング部分が庇の役割となっており、歩道から後退したオープンスペースが人にやさしい歩行空間となっている。隣地の公開空地(民有地)と接する植栽スペースは商業地におけるうるおい景観に寄与している。上階は共同住宅となっている。

設計・施工:旭化成ホームズ株式会社

応募部門(表彰)

 市制70周年記念として、2024年6月1日から8月31日にかけて、景観形成に寄与している建築物、工作物、外構、広告物、活動(美化活動など)について一般募集を行いました。第1回まちなみデザイン逗子賞以降の認定事例を含めて審査を行った結果、地域のシンボルのような役割を担っている事例を、新たな表彰として4件選出しました。

桐ヶ谷歴史庭園

写真:応募部門(表彰)2
沼間2丁目

 田越川の支流に囲まれた広大な敷地に四季折々に多彩な表情を見せる沢山の樹木とバラ130本を植えられた庭園は、よく手入れされていて、山なみとも調和している。園内にある歴史資料館とともに地域に開かれ、魅力的な憩いの場となっている。

建築物と外構(個人宅)

写真:応募部門(表彰)1
山の根3丁目

 緑豊かな環境と地形を生かし、屋根面を低く抑え外壁に天然木を用いることで自然に溶け込むような建築物となっている。開かれた前庭に植樹されたイロハモミジの存在が目を惹く。山の根における谷戸景観といった特徴をよく読み取り、まちなみをデザインした事例である。

外構(個人宅)

写真:応募部門(表彰)3
桜山8丁目

 地元産の石材(池子石)を使った趣のある石垣に合わせて植えられたクロマツ並木とモチノキが沿道にうるおいを与え、周辺の山なみとも調和し逗子の歴史的な景観を創出している。洋風家屋でもクロマツが調和する良い例となっている。

かぐのみ保育園

写真:応募部門(表彰)4
逗子6丁目

 条例部門と応募部門両方において「まちなみデザイン逗子賞」となる。外壁に自然素材を使用したリズム感のある形状の建築物。建物全体のボリュームを考慮し分節化の工夫がなされており圧迫感がない。敷地内に方位、密度をよく考えバランスよく植栽された多様な樹木は、閑静な住宅街の周辺景観と調和し潤いを与えている。

応募部門(認定) 認定スポット

「まちなみデザイン逗子」の実践スポットを2件認定しました。

個人宅の外構

写真:応募部門(認定)1
桜山8丁目

 逗子景観賞(1992~2006年市民団体による活動)を受賞した家屋跡地において、残された庭石や木を再利用するとともに新たな植栽と合わせて高低差を利用したオープン外構とすることで道行く人を楽しませる潤いのある沿道景観となるよう配慮されている。

個人宅の外構

写真:応募部門(認定)2
小坪1丁目

 高低差を玉石積で納め、高さを抑えた開放性のある木製の柵に沿って緑化を行うことで、前庭も含めまちなみにゆとりと潤いを与えている。

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