第一回まちなみデザイン逗子賞 一覧
条例部門(表彰)
建築物(マリブホテル)と外構

条例手続きにおいて、景観配慮要望をしっかり受け止めていただき、海辺の環境、既存施設との関わり方に配慮したデザインとなっています。マリーナという特殊な環境に調和しており、逗子らしい景観の一つといえます。
設計:株式会社久米設計
施工:大洋建設株式会社
共同住宅の外構

逗子らしい歴史的な外構の要素をふんだんに残しており、周辺のまちなみに良い影響を与えています。そうした外構を引き継いでいただく目標として好ましい事例です。特に既存の大谷石、樹木を残し、新しい計画に組み込んだところが模範となっています。
設計・施工:積水ハウス株式会社神奈川東支店
クリニック(逗子脳神経外科クリニック)の屋外広告物

複数の広告物の中でデザイン調整をされており、まちに開かれたオープンな表情を持ちながら、建築物と調和したシンプルな形で計画されています。
設計・施工:マチ広告デザイン株式会社
応募部門(表彰)
2020年8月1日から11月30日にかけて、景観形成に寄与している建築物、工作物、外構、広告物、活動(美化活動など)について一般募集を行ったところ、78件の応募があり審査を行った結果、まちなみデザイン逗子の実践スポットを24件認定し、その中から地域のシンボルのような役割を担っている事例を逗子市景観審議会の選考を経て、表彰として8件選出しました。
建築物(個人宅)と外構

敷地形状を活かした多様で豊富な沿道緑化が街並みを彩り、まちなみデザインの模範といえる素敵な外構です。
テラス下の納戸に自転車などを収納でき、家回りがすっきりする工夫もされています。
建築物(共同住宅)と外構

逗子海岸に面したマンション。市の景観条例等の手続きを経て建築された共同住宅です。市道側・国道134号線側共に緑化スペースを設けており、また、建築物のデザイン性も高く、海沿いの共同住宅の模範事例です。
共同住宅のクロマツの並木

逗子海岸に面したマンション。適切な維持管理のもと、市内で数少なくなってしまった貴重なクロマツの並木です。防風林の役割だけではなく視覚的に緑の潤いをもたらしており、海浜の保養別荘地としての歴史的景観を継承する重要な並木です。
個人宅の垣

景観賞(1992~2006年市民団体による活動)になっている素晴らしい竹垣を残して住宅の建て替えをしています。歴史的な趣きを継承する模範事例です。
かぐのみ幼稚園と銀杏階段

門のかわりに石階段と大きな銀杏が幼稚園と道路の境界となっており、樹木と地形を活かした素敵な外構です。また、大きな銀杏の木と小さな園児の対比がかわいらしく、まちなみに潤いを与えています。
個人宅の松の高木・石垣・庭木

景観賞(1992~2006年市民団体による活動)になっている古くから存する長い石垣を現在でも残している。クロマツを主体とした樹木と調和した歴史的な趣きを継承する模範事例です。
ポケットパーク・高木

民地でありながら、通行人に向けて開かれたポケットパークとして提供されています。樹木やベンチも適切に維持管理されており、素敵な街角のスポットとして、まちなみ景観に貢献しています。
建築物(個人宅)の生垣・高木

景観賞(1992~2006年市民団体による活動)になっている生垣やクロマツなどの高木による緑量豊かな外構が三角屋根の建築物と調和しており、目を惹きます。
応募部門(認定) 認定スポット
まちなみデザイン逗子の実践スポットを24件認定しました。
クリニック(山本メディカルセンター)の建物と外構

手入れされたプランター緑化が沿道沿いに等間隔に並べられると共に、角地にまとまった植栽帯を設け、潤いを演出をしています。建築物の外壁や屋外広告物も落ち着いた印象があり景観に配慮されています。
松汀園(国家公務員共済組合連合会逗子保養所)の外構

趣のある石垣に合わせて植えられた低く手入れされたクロマツの並木が素敵です。建築物も歴史的な趣きがあり、外構と一体となり地域のシンボルになっています。
ポケットパーク・地域の活動

地域住民の美化活動により、地域の憩いの場となっています。花や樹木が良く手入れされており素敵な街角のスポットとなっています。
新宿稲荷・地域の活動

地域住民が美化活動を行い、大切にしている様子が感じられます。素敵な街角のスポットとなっています。
共同住宅の駐車場緑化

共同住宅の駐車場に一定の間隔を保って維持管理された高木が植えられており、殺風景になりがちな駐車場を修景する緑化の模範例です。
建築物(個人宅)と外構

多様な樹木をバランスよく植栽してデザインされた前庭と自然素材を使った住宅が調和しており、ハイランド団地内において圧倒的な存在感を示しています。
久木小学校PTAによる美化活動

久木小学校の歩道沿いの花壇に地域住民が自由に採取できるハーブガーデンスペースを設けてており、地域への貢献と景観形成を両立した活動です。
個人宅の沿道緑化の連なり

各家が沿道に緑化スペースを設けていることで、まちなかに一体の緑が存在しています。前庭の作りこみと丁寧な維持管理をそれぞれが行っているところが素敵です。住宅も自然素材を部分的に用いており、景観への配慮が感じられます。
それぞれの心遣いが周囲の住民にも良い影響を与えています。
商店(珠屋)の屋外広告物

逗子を代表する洋菓子店で、店の雰囲気が素敵です。応募のあった広告物は、レトロな看板で色合いも白地に朱色と抑えられています。景観計画で推奨しているアーケードに代わる庇を自主的に設置しています。
個人宅の外構

長大な生垣やたくさんの樹木が適切に維持管理されており、また趣ある和風家屋と調和し、まちなみに潤いを与えています。
海岸から眺められる松をはじめとした高木群

逗子海岸側からの眺望できる高木群が潤いとやすらぎを与えています。海浜の保養別荘地としての歴史的景観を継承する重要な並木です。
田越川上流域のホタルの里とその景観(桜と栗の大木と竹林)

ホタル保護の目的で、公・民が河川沿いをそれぞれ管理しており、綺麗な状態が保たれています。
個人宅の松の高木群

接道側、河川側共にクロマツの大木が植わっており、まちなみに潤いを与えています。登録有形文化財に指定されている建築物も含め趣きがあり、海浜の別荘保養地としての歴史的景観を継承する重要な存在です。
建築物(個人宅)と外構

古い建築物をリノベーションした住居兼カフェは、地域に開かれたまちなかのコミュニティスポットとなっています。エントランスには地産の池子石が敷き詰められ、沿道側に植栽も積極的に施されている点も素敵です。
まちのスポット(大井戸)

民有地でありながら井戸水を生活用水として地域住民が自由に使うことのできる公共スペースとして開放しており、街角の憩いのスポットとなっています。
共同住宅の外構・地域の活動

沿道景観の潤いをもたらすため、住民自ら草花の植樹・手入れをしています。その取り組みがマンションだけでなく、沿道家屋にも広がっています。
継続性のある素敵な活動です。
このページに関するお問い合わせ
環境都市部まちづくり景観課
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
電話番号:046-872-8124
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。