総合的病院誘致の概要

ページ番号1005574  更新日 2023年2月28日

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最新情報(平成30年5月)

広報ずし5月号の巻頭特集で、総合的病院誘致についての記事を掲載しました。

総合的病院の必要性

高齢化が進み、総合的病院のニーズは一層高まる

逗子市の高齢化率は31%で、20年後には40%を超えると予想されており、医療の充実は重要課題です。また、市民意識調査でも医療施設の整備を求める声が強く、総合的病院の実現を多くの市民が望んでいます。

市内で救急治療が可能に

地図:逗子近隣の病院

市内で救急車を呼んだら、どこに運ばれるのか知っていますか。
市内には救急の受け入れ可能な病院がないため、湘南鎌倉総合病院(鎌倉市)や横浜南共済病院(横浜市)などの市外へ多くの救急患者が運ばれます。総合的病院を誘致できれば、市内の救急医療体制を大きく改善できます。

安心して在宅で療養

「住み慣れたわが家で療養したい」「最期まで自分の家で自分らしく過ごしたい」そんな在宅医療を実現するためには、掛かり付け医と連携し、救急時に入院を受け入れてもらう後方支援病院が必要です。後方支援病院として承認されるためには200床以上が必要で、市内には要件を満たす病院はありません。市内に総合的病院があることで、住み慣れた地域で安心して在宅療養することができます。

災害時の医療体制を強化

もしものとき、三方を山に囲まれた逗子市は孤立する恐れがあります。逗葉地域医療センターが医療活動拠点になりますが、センターに医師が常駐している訳ではありません。大規模災害時に市民の命を守るため、総合的病院は大きな役割を果たします。

誘致の基本的な考え方

  • 場所は沼間3丁目市有地
  • 病院用地は無償貸し付け
  • 建設費・運営費補助や赤字補てんはなし
  • 救急医療を充実
  • 在宅療養後方支援
  • 小児科を充実

(仮称)葵会逗子病院の概要

建物
延床面積 約20,000平方メートル
診療科目
小児科、脳神経外科、婦人科、口腔外科、内科、循環器科、外科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科
入院用ベッド数
その種類
  • 開設時200床以上、最終的には300床規模
  • 一般病床、回復リハビリテーション病床、地域包括ケア病床(介護施設や在宅への復帰の支援)
施設
手術室、外来診察室、薬局、売店・喫茶、駐車場など

*選考法人に決定した医療法人社団葵会が示した時点での内容であり、今後変更される可能性があります。

今後のスケジュール

病院は好きな場所に自由に建てられるわけではありません。医療が偏らないように地域ごとに置ける病床数が決まっているため、まずは病床を確保する必要があります。また、並行して、都市計画法や建築基準法などの法令による手続きを経なければなりません。市では早ければ平成34年度(2022年度)中の開設をめざし手続きを進めていきます。

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このページに関するお問い合わせ

福祉部国保健康課健康係
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
電話番号:046-872-8159
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