市町村合併

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逗子市の市町村合併を考える

市町村合併は、いくつかの市町村がひとつにまとまり、より大きい市町村となることをいい、地方自治法に基づき行うことができる制度です。

この市町村合併については、平成17年3月までに合併を行った市町村に対しては、「市町村の合併の特例に関する法律」(以下、「旧合併特例法」という。)により、また、平成22年3月までに合併を行う市町村に対しては、「市町村の合併の特例等に関する法律」(以下、「合併新法」という。)により、合併にあたっての障害を少なくするための措置や、財政上の優遇措置が規定されています。

神奈川県においても、平成18年3月20日に県内では35年ぶりとなる相模原市、津久井町及び相模湖町の合併が行われ、さらに平成19年3月11日には、この相模原市と城山町及び藤野町の合併が行われました。

逗子市には過去、横須賀市との合併と独立の歴史があります。

これは1943年(昭和18年)4月1日に戦時下における国策として横須賀市との強制合併が行なわれたものですが、1950年(昭和25年)7月1日には住民の総意(住民投票)により分離独立しています。

合併へのご意見について

逗子市の市町村合併について、平成15年10月31日を期限にご意見を募集いたしましたところ、促進を求めるご意見が1件ありました。これにつきましては、自治体の合併は住民の皆様に重大な影響のある問題ですので、多くの方のご意見を背景に考えていくべきものと思っております。

従いまして、市といたしましては合併についての関心の高まりのあまりない現在の状況から、具体的に合併問題を検討する段階には至っていないと考えております。

逗子市の市町村合併に対する考え方

市町村合併には、行政運営の効率化により、住民サービスの向上というメリットが期待できるものの、地域アイデンティティの喪失など、金銭に換算しにくいデメリットの発生も予測されるため、その取り組みには慎重であるべきものと考えています。

また、国策としての市町村合併の推進は、地方交付税の削減化という側面も考えられ、そのことを考慮すれば、なおさら地域に暮らす住民の皆さんの意向の盛り上がりを受ける形での取り組みであるべきと考えています。

一方、多様化する行政ニーズへの的確な対応を進めるためには、広域行政の推進は重要な手法のひとつであると考えています。

現在でも、救急医療を広域で対応しているほか、ごみ処理についても広域行政の一手法である広域連合での対応についての研究に取り組んでいるところです。

自治体の合併は、住民の皆さんにとって、日常の生活に大きな影響をもたらす問題です。その重大な問題を考えていくにあたって、市民の皆さんの合併への機運をきちんと見極め、また市民の皆さんの意見を大切にして考えて行きたいと考えています。

市町村合併に関するQ&A

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