下水道のはたらきとしくみ
下水道のはたらき
- 汚水が直接河川に流れなくなりますから、河川や海がきれいになり、水質汚濁による公害が防げます。
- 雨が降っても道路の水は排水がスムーズになり、水害等を防ぎます。
- トイレのくみ取りや浄化槽の必要がなくなり、トイレの水洗化で生活が快適になります。
- 蚊・ハエ等の害虫が発生しにくくなり、伝染病の予防にもなります。
雨や雪として降ってきた水は、集まって川になり、流れ下って海に出ます。 そしてまた蒸発して空に戻っていきます。
水は人々が生活するうえで、なくてはならないものであり、動植物にとっても欠かすことはできません。 このようなかけがえのない水が汚れてしまったら大変です。
では、どうして水が汚れるのでしょうか?私たちが家や会社、学校でなにげなく使って流した水はどこに流れて行くのでしょうか。
下水道がなかったら、汚れた水は側溝等に入って、その後川や海に入ります。汚れた水が、きれいな川や海に流れ込むとどうなるでしょうか。
きれいだった水が汚くなり見た目にも悪くなり、魚なども住めなくなります。
また、台風などの影響により大雨が降れば、汚れた雨水となり道路にあふれたり、家の中にも流れ込むこともあります。
私たちが汚した水は、私たちの手できれいにして川や海へ帰さねばなりません。
下水道は、私たちが使った水をきれいにする施設です。また、大雨が降っても浸水を最小限に防ぎます。
下水道は、豊かな自然を守り、快適な都市環境を守るためにも欠くことのできない施設なのです。
下水道のしくみ
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