逗子市の崖

ページ番号1002336  更新日 2023年2月28日

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写真:逗子市の崖


逗子市は、三方を山に囲まれ一方が海に面している自然豊かなまちです。
しかし、自然災害と向き合いながら生活しなければならない一面もあります。

地図:逗子市 緑被現況図


近年、大きな台風災害による家屋等の損害や崖崩れにより尊い命が失われる事故が発生しています。

当市の限られた土地利用の中で、崖は近くに接しております。
雨や地震の後は、特に注意しなければならないが、最近の崖崩れは複雑な起因で崩れており、今まで想定していなかったところの崖崩れもあります。
「崖はいずれは崩れるものと」認識せざるを得ない時が来ました。

写真:逗子市のまちの様子


崖、道路、河川等で気になったところがありましたら「市民通報メール」でお知らせください。

崖崩れ

写真:がけ崩れのあと


崖崩れは、急な斜面が突然崩れ落ちる現象です。
雨水や雪どけ水が崖に沢山浸み込んだことが原因で起きたり、地震のゆれによって起きたりします。
崖崩れは、地すべりのように地面が少しずつすべり落ちるのではなく、一気に大量の土が崩れ落ちてくるため、崖の下にいた人は、ほとんど逃げることができません。このため、人の命が失われることが多いのです。

崖崩れが起きやすい崖

崖崩れは、地中にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちることをいいます。崖崩れは、突然起こるため、人家の近くで起きると逃げ遅れる人も多く死者の割合も高くなっています。


5メートル以上の高さのある崖、傾きが30度以上の急な崖は要注意です。
崖の下よりも上のほうが張り出している崖(オーバーハングしている崖)は、雨が降らなくても地震や強い風などで崩れるおそれがあります。
また、ひびが入ってたり表面に大きな石が飛び出しているがけ、わき水が多いがけも危険です。

逗子市の土砂災害警戒区域とは

土砂災害警戒区域は、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(通称:土砂災害防止法)」に基づいて、「急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)」、「土石流」により被害を受けるおそれのある区域を神奈川県が指定し、公表したものです。

急傾斜地崩壊危険区域の指定とは

神奈川県が「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律」(急傾斜地法)に基づき、住民からの要望を受け、法で定める一定の基準を満たした個所を「急傾斜地崩壊危険区域」に指定し、行為の制限や防災工事を行います。

ソフト対策

県民の自主避難や市町の警戒避難体制の整備等を支援する:土砂災害防止法

ハード対策:急傾斜地法

ハード・ソフトを両輪とする総合的な土砂災害対策を国、県、市と連携してとりくみます。

土地の管理は、原則土地所有者の責務です。

崖地は、民有地や公有地(青地:財務省関東財務局、普通財産:逗子市管財課、緑地:逗子市緑政課等)等、土地所有者は様々です。
土地所有者の確認は、横浜地方法務局横須賀支局や逗子市課税課で確認できます。
土砂災害等ハザードマップは、崖崩れ等被害を受けるおそれのある区域を示したものです。確認して意識することが大事です。

写真:緑地


民有地の崖であっても一定の条件がそろえば公共工事で施せる場合があります。
下記リンク先をご参考ください。

このページに関するお問い合わせ

環境都市部都市整備課都市整備係
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
電話番号:046-872-8162
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。