2023年8月22日にパチリ 救急活動協力者に対して感謝状を贈呈しました
花火大会中に倒れた傷病者の救護にあたった方々に感謝状を贈呈しました
5月26日に開催された逗子海岸花火大会中に来場客の男性1名が突然倒れ、心肺停止状態となりました。
花火大会の警備にあたっていた警備会社社員である、鎌田 美海(かまた よしうみ)さんと中川 宏一(なかがわ こういち)さんがすぐに駆け付け、救急隊到着までの約10分間、胸骨圧迫や群衆整理など迅速な対応を行った結果、傷病者が社会復帰することができました。
花火大会には約11万人が来場し、現場周辺は混雑していました。また、事故発生時は暗闇や花火による騒音がひどく、携帯電話回線も混雑していた環境下です。
その状況で、お二人は連携し、心肺停止の判断と応急手当、緊急通報や救急隊の誘導などを行ったことに対して消防長から感謝状を贈呈しました。
鎌田さんは、「市の上級救命講習を受講したことがあり、講習で学んだ知識や技術が役立ちました。それと同時に現場と訓練の違いを感じ、救命講習の再講習や訓練の重要性を痛感しました。考えるよりも先に体が動くよう、今後も定期的な訓練を行い、有事に備えたいと思います。」と話していました。
中川さんは、「花火の騒音や多数の群衆によって意思疎通もままならない状況でしたが、警備本部や他の警備員と連携した搬送経路の確保を行い、人命救助に貢献できました。」と語っていました。
消防長からは、お二方の適切な判断と対処に敬意を表し、深く感謝の気持ちを述べていました。また、救命講習の成果が十分に発揮されていたため、今後も応急手当ての必要性について普及啓発を行い、救命率の向上に繋げていきたいという言葉がありました。
問い合わせ:消防総務課
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