被爆クスノキ2世
2001年(平成13年)にピースメッセンジャーが長崎市立淵中学校と交流をした際に被爆クスノキをいただきました。

長崎に原爆が落とされたとき、爆心地に程近い山王神社のクスノキは一瞬にして焼けてしまったそうですが、3年程経った後、再び芽を出し大木に育ったそうです。そのクスノキから落ちた種が双葉になった貴重な苗木です。
逗子市ピースメッセンジャーは、このクスノキを逗子の平和のシンボルとして大切に育てるとともに、たくさんの人に平和への思いを知ってもらおうと2001年(平成13年)10月14日、逗子市第一運動公園に植樹しました。
2002年(平成14年)11月初旬に悲しい出来事が起こりました。順調に育っていたクスノキが何者かによって抜き取られてしまったのです。
たくさんの人の平和への思いが込められていたクスノキを抜き取る行為は、絶対に許すことができません。このことは新聞でも大きく取り上げられました。
そのような時、日本非核宣言自治体協議会(会長:長崎市)から同じ出所である山王神社のクスノキをいただけることになり、2003年(平成15年)4月28日に植樹しました。
現在、第一運動公園にはこの新しいクスノキが植樹されています。淵中学校との交流でいただいたクスノキも忘れることなく、大きく成長することを願っています。
2003年(平成15年)8月21日
2003年ピースメッセンジャーが長崎市内の山王神社を訪れ母樹である被爆クスノキを見学しました。
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