逗子市の下水道

ページ番号1001983  更新日 2025年1月10日

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沿革

写真:終末処理場

本市は、昭和36年6月の集中豪雨により市内の約18%が冠水し、床上、床下合わせて3,127世帯が被害を受けたことから、昭和38年度に都市下水路事業に着手し、雨水整備を進めてきました。
その後、生活環境の改善を目的に加え、昭和41年度より公共下水道事業として既成市街地約160haを対象に新たな都市基盤整備に着手し、昭和47年度に供用を開始しました。

以降、数次の計画変更を行い、区域の拡大を図った結果、平成14年度末で人口普及率100%を達成しました。また、下水道処理区域864haの約13%が合流区域であることから、雨天時越流水による公共用水域の水質悪化を防ぐために、平成17年度から平成25年度にかけて合流式下水道緊急改善事業に取り組みました。

 

現在、本市の公共下水道事業は、整備の時代から維持管理の時代に移行しており、地震・津波対策とともに、老朽化が進行している管渠、ポンプ場及び浄水管理センターを適切に維持管理していく必要があります。今後は、修繕及び改築・更新を実施していくことによる費用の増加が見込まれることから、経営状況及び財政状況を明確化し、経営の健全化や計画性・透明性の向上を図ることを目的として、平成31年度(令和元年度)に官庁会計から企業会計に移行するとともに、令和2年度に計画期間を令和3年度~令和12年度とする経営戦略を策定しました。

令和2・3年度では、老朽化が進行する浄水管理センターの将来に向けた取り組みとして、再整備基本構想を策定しました。さらに令和5年度は、令和4年7月に行った下水道使用料改定による財政状況の検証結果や浄水管理センター再整備基本構想等に基づいた今後の投資試算を踏まえ、計画期間を令和6年度~令和15年度とする経営戦略に改定しました。

今後は、経営戦略で掲げた基本方針「安全・安心で快適な下水道サービスを持続的かつ安定的に提供する」ことの実現に向けた取り組みを実施していきます。

「逗子市の下水道」

「逗子市の下水道」は、逗子市の下水道事業に対し理解と認識をより一層深めていただくため、下水道事業の概要を紹介する資料として作成したものです。
本資料には、下水道の沿革や普及状況、財務状況などの情報を記載しています。

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このページに関するお問い合わせ

環境都市部下水道課下水道係
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
電話番号:046-872-8128
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