逗子市の下水道
沿革
本市は、昭和36年6月の集中豪雨により市内の約18%が冠水し、床上、床下合わせて3,127世帯が被害を受けたことから、昭和38年度に都市下水路事業に着手し、雨水整備を進めてきました。
その後、生活環境の改善を目的に加え、昭和41年度より公共下水道事業として概成市街地約160haを対象に新たな都市基盤整備に着手し、昭和47年度に供用を開始しました。
以降、数次の計画変更を行い、区域の拡大を図った結果、平成14年度末で人口普及率100%を達成しました。
また、下水道処理区域864haの約13%が合流区域であることから、雨天時越流水による公共用水域の水質悪化を防ぐために、平成17年度から平成25年度にかけて合流式下水道緊急改善事業に取り組みました。
現在、本市の公共下水道事業は、整備の時代から維持管理の時代に移行しており、地震・津波対策とともに、老朽化が進行している管渠、ポンプ場及び浄水管理センターを適切に維持管理していく必要があります。
修繕及び改築・更新を実施していくことによる費用の増加が見込まれることから、経営状況及び財政状況を明確化し、経営の健全化や計画性・透明性の向上を図ることを目的として、平成31年度(令和元年度)に官庁会計から企業会計に移⾏するとともに、令和2年度に経営戦略を策定しました。
令和2年度、令和3年度では⽼朽化が進⾏する浄水管理センターに関する再整備基本構想を策定しました。
令和4年度は、17 年ぶりに下水道使⽤料を改定したことに伴い、更なる健全経営に向けて経営戦略の改定に着手しました。また、事業の広域化・共同化の⼀環として、汚水処理について葉⼭町との広域化・共同化の可能性検討調査を開始しました。
今後は、持続的かつ安定的な事業運営を目指し、経営の効率化を図りながら、将来にわたる持続的な下水道機能を確保していくことに取り組んでいきます。
「逗子市の下水道」
「逗子市の下水道」は、逗子市の下水道事業に対し理解と認識をより一層深めていただくため、下水道事業の概要を紹介する資料として作成したものです。
本資料には、下水道の沿革や普及状況、財務状況などの情報を記載しています。
PDFファイルは、Adobe(R) Reader(R)等でご覧いただくことができます。Adobe(R) Reader(R)はアドビ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
環境都市部下水道課下水道係
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
電話番号:046-872-8128
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。