児童・生徒指導についての自己チェックリスト

ページ番号1003787  更新日 2023年2月28日

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1 作成の目的

いじめや不登校など、児童・生徒指導上の問題が大きく取り上げられています。不登校数については文科省の調査で近年増加傾向にあり、小学校での暴力行為の発生数も増加しています。児童・生徒指導においては「未然防止」「早期発見・早期対応」が最も大切です。このチェックリストを活用していただき、児童・生徒のよりよい人間関係が育つ学校をめざして実践していただければ幸いです。

2 作成の視点

  1. 「適切な行動に着目し、適切な行動を強化する」行動分析学の視点と学校心理学の観点で作成しました。
  2. 「未然防止」「早期発見・早期対応」「初期対応」の対応区分は文部科学省および国立教育政策研究所に準拠しています。
    • 「未然防止」:問題が発生する要因を軽減するため、すべての児童・生徒を対象に周囲の環境を改善すること
    • 「早期発見・早期対応」:子どもの変化をいち早くとらえ、すばやく対応すること
    • 「初期対応」:問題が深刻化する前に、最優先で対応・支援すること
  3. 「未然防止」の基盤となる取組の中で、「子どもとの関係づくり」「子どもの適切な行動に着目する」「生活規律やルールの定着」を最も重要なものとして構成しました。
  4. 「早期発見・早期対応」と「初期対応」の中では、『学年などのチームで対応すること』が重要であるとの考え方で構成しました。

3 活用の仕方

  1. 「授業がうまくいかない」「授業ルールが定着していない」「指導が入らない」など指導上の問題で困ったとき、チェックしてみてください。
  2. このチェックリストの項目を学年などチームで「共通の取り組み」として設定し、全員で実施することが最も効果的な活用法です。各項目の『必要度』欄に最も必要だと思われるものに◎を付け、それを出し合って協議して決定してください。
  3. 学年や学校単位で年3回程度チェックして振り返り、指導の改善に役立てていただければ幸いです。

4 その他

  1. このチェックリストは、and.T共有キャビネット(『児童・生徒指導についてのチェックリスト』フォルダ内)または、逗子市教育研究所ホームページ(ページ下)からダウンロードできます。
  2. このチェックリストは、逗子市教育研究所の専門家チームの協力で独自に作成したものです。

児童・生徒指導および人権感覚についての自己チェックリスト解説を作成しました。(2016年9月版)

写真:児童・瀬戸指導についての自己チェックリスト解説 表紙

写真:児童・生徒指導についての自己チェックリスト解説 目次

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