スペインセーリングチーム事前キャンプ受け入れ

『東京2020オリンピック・パラリンピック』に向けて、逗子市ではスペインセーリングチームの事前キャンプを受け入れています。

東京2020大会に向けての事前キャンプについて

東京2020大会に向けての事前キャンプは以下のとおり実施します。

受け入れ期間 7月4日（日曜日）～14日（水曜日）
宿泊場所 リビエラ逗子マリーナ
人数 34名

（感染症対策について）
チームメンバーは全員ワクチンを接種の上、来日します。
出国前、入国時にPCR検査を実施し、陰性であることを確認後、逗子市に移動します。
逗子市滞在中は毎日PCR検査を実施します。陽性疑いがあった場合は神奈川県及び県鎌倉保健福祉事務所と連携の上、適切に対応します。
チームメンバーは常に専用車等で移動し、公共交通機関は使用しません。また、練習場所である江の島ヨットハーバー以外の場所に外出しません。
市民との交流事業は実施しません。

スペインセーリングチーム事前キャンプの受け入れ

スペインセーリングチームってどんなチーム？

過去のオリンピックでも数々のメダルを獲得しているスペインセーリングチームは、東京2020オリンピックでもメダルを狙う強豪国です。
スペイン南東部に位置するオレンジで有名なバレンシア州は、セーリングの世界的中心地の一つであり、過去には国際ヨットレースの大会も開催されています。
2019年8月に行われた『セーリング・ワールドカップシリーズ江の島大会2019』では、470級で女子チーム（Silvia MAS（シルビア・マス）、Patricia CANTERO（パトリシア・カンテロ）組）が1位、男子チーム（Jordi XAMMAR（ジョルディ・シャマル）、Nicolás RODRÍGUEZ（ニコラス・ロドリゲス）組（写真））が2位に入り、メダルを獲得しました。

協定締結式を行いました。

2018（平成30）年9月18日（火曜日）に、スペインセーリング連盟及び株式会社リビエラと事前キャンプに関する協定の締結式を逗子市役所で開催しました。
スペイン王立セーリング連盟からはフリア・カサヌエヴァ会長、株式会社リビエラからは小林昭雄代表取締役社長、逗子市からは平井竜一市長が登壇し、それぞれ協定書にサインをした後、3者で協定書を取り交わしました。
また、協定締結の後には、スペインでも「SUKIYAKI」の名で愛されている「上を向いて歩こう」を会場の全員で歌い、事前キャンプにおける連携協力の第一歩を華やかに彩りました。

協定書の主な内容

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた事前キャンプに向けて、

1. 株式会社リビエラが、宿泊地をはじめ施設の提供を行うこと
2. 逗子市及び株式会社リビエラが、練習環境を整えるための調整を行うこと
3. スペインセーリングチームが、逗子市民との間で行われる交流事業に参加すること

交流会を行いました。

Bienvenidos!（ようこそ！）
2018（平成30）年9月19日（水曜日）に小坪小学校で、スペインセーリングチームとの交流会を開催しました。
スペイン王立セーリング連盟のフリア・カサヌエヴァ会長をはじめ、選手や関係者ら合計11人が小坪小学校の体育館に入場すると、全校児童約380人の割れんばかりの大歓声。入場前は少し緊張の面持ちだった選手たちも、瞬く間に笑顔となり、選手たちと子どもたちとの間で絆が生まれたようでした。
交流会の最後には、全校児童がこの日のために練習してきた「幸せなら手をたたこう」をスペイン語で歌い上げ、選手たちがびっくりして感動する一幕もありました。

交流会のプログラム「太神楽実演」の中で、日本の伝統芸能である太神楽をスペインセーリングチームの選手が挑戦している光景。
傘の上に乗せた紙風船を回す曲芸は、セーリングで鍛えた体幹（？）で見事に成功。紙風船を器用に回す選手に、子どもたちは魅入っていました。

ちょこっとコラム　スペイン国旗編

燃えるような赤色とまばゆいばかりの黄色が並ぶ特徴的なスペインの国旗は「血と金の旗」と呼ばれ、赤色と黄色の比率が1：2：1と憲法で定められています。
中央左寄りにある模様は国章であり、過去栄華を誇っていた5王国の紋章や王冠などが描かれ、豊かな歴史と文化が息づいています。