逗子市重要文化財の新規指定

ページ番号1004543  更新日 2023年3月29日

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逗子市指定重要文化財を新たに指定しました!

写真:神輿
神輿(池子神明社)

令和3年9月21日付けで、池子神明社が所有する神輿を逗子市指定重要文化財に指定しました。

名称及び員数

神輿 1基

文化財の種類

有形文化財(建造物)

所在地

逗子市池子2丁目10番11号

所有者

神明社

時代

江戸時代後期 天保12年(1841年)

現在の神輿は180年前の天保12年、流行病で困っていた村民が、領主である鎌倉の英勝寺から拝領したもので、鎌倉大工の河内長左衛門武則(かわちちょうざえもんたけのり)の手で作られました。鎌倉の河内家文書にはその時に用いた型板も残されています。
通常、神輿のような小建築は、構造を省略したり単なる装飾にするなど、形だけを整える傾向がありますが、この神輿は正統的な大工棟梁によってしっかりとした手法で作られています。
これまで複数回の修理を経ていますが、一部を除き基本的に当初の部材と形式を留めており、伝統的木造建築としての価値を保っています。

ご注意

神輿は、通常は保管庫に収められているため、毎年夏(7月)の例祭で地区内を渡御するときにしか見ることができません。

市重要文化財とは
逗子市では市内の文化財のうち、学術的に価値の高いものを重要文化財に指定し保護しています。今回の新規指定により総数は21件となりますが、その内訳は、建造物3件、彫刻8件、工芸2件、考古資料1件、史跡5件、天然記念物2件です。

池子神明社とは
池子神明社は源頼朝が創建したと伝えられ、明治時代に他の神社を合祀し、村社としてかつて須賀神社等のあった現在地にまつられました。

このページに関するお問い合わせ

教育部社会教育課文化財保護係
〒249-8686 神奈川県逗子市逗子5丁目2番16号
電話番号:046-872-8153
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