救急件数(令和4年)

ページ番号1001697  更新日 2023年3月2日

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令和4年中の救急出場状況

救急業務は、国民の生命・身体を事故や災害等から守り、安心・安全な社会生活を確保するものであり、市民にとって必要不可欠な行政サービスとして定着しています。
消防本部では、3台の救急車を全て救急業務の高度化を推進するための高度救命資器材を積載した高規格救急車とし、常時救急救命士が乗車する体制の充実強化、救急隊員の病院研修や資器材の取扱訓練の徹底及び救急救命士が行った救命処置の事後検証を行うなどその適正な運用を図っています。
救急要請が重なり、全ての救急車が出場しているときに新たな救急要請があった場合には、近隣市町からの救急応援を要請するとともに、最も近い署所から消防ポンプ車を出場させます。この消防ポンプ車には、応急処置ができる資器材を積載し、救急隊員の資格を持つ職員が同乗して応援の救急車が到着するまでの間、必要な処置を行なうなどの救急支援活動を実施しています。

令和4年中の救急車が出場した件数は、3,596件で前年より368件増加しました。これを1か月当たりにすると約300件、1日当たりにすると約10件となります。
搬送人員は、3,320人で前年より299人増加となり、市民の約18人に1人が救急隊によって搬送されたことになります。上位を占めているものは、急病2,343人、一般負傷640人、転院搬送175人、交通事故106人となっています。
また、搬送人員の傷病程度をみると、軽症1,330人(40.1%)、中等症1,769人(53.3%)、重症192人(5.8%)、死亡29人(0.8%)と軽症者及び中等症者が高い比率となっています。
一方、65歳以上の搬送人員2,244人のうち、入院治療を必要とする中等症以上の者は、1,497人(66.7%)となっています。
搬送先別では、市内医療機関への搬送が86人(2.6%)に対し、市外医療機関※への搬送は3,234人(97.4%)となっており、当然ながら1件の救急出場に要する時間は長くなっています。※ かながわ緊急酸素投与センターへの搬送含む
このため、消防本部では、本当に救急車を必要とする救急患者の利用を妨げないよう、救急車の適時・適切な利用について、今後も市民一人ひとりにご理解とご協力をお願いしてまいります。

救急出場状況

救急出場件数状況

救急搬送人員状況

前年との比較(出場件数及び搬送人員)

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