子どもたちがおもいっきり遊べる自然の中の広場、台山緑地(2022年12月5日)
こんにちは。えがおレポーターのえつえつです。
皆さん、「台山緑地」ってご存じですか?私の個人的調査では、「聞いたこともない」「それって逗子にあるの?」という声がほとんど。「知ってるよ!」というあなたはかなりの逗子通?!
今回はそんな超穴場スポットの台山緑地をご紹介したいと思います。
場所は大まかに言うと、沼間小学校と桜山中央公園の間の高台になります。入り口がとても見つけにくくて、自力では発見しにくいので、詳しく説明しますね。まず、ヨークマート地下駐車場入り口前の信号から桜山中央公園方面に路地を入って道なりに行くと、桜山県営アパートが見えてきます。県営アパートの通りの向かい側に「台山緑地案内図」と「ハイキングロードMAP」の看板があります。ここから2,3分、頑張って山道の階段を上ると少し開けた原っぱが出てきます。ここが台山緑地です。


ここにはブランコや滑り台といった遊具はなにもありません。テーブルやベンチ、舞台としても使えそうなちょっとした台があるだけ。でもそんな自然の中で子どもたちの想像力を働かせながらおもいっきり遊べる贅沢な空間ではないかと感じています。


『みんなの山』は遊びの主役である子どもたちに「自由に遊べる場所を作ってあげたい」そんな思いでスタートしました。『みんなの山』はすべり台やブランコなどがある整備された遊び場ではありませんが、自然を最大限に有効活用した、子どもたちの「やってみたい」に応える遊び場を目指しています。子どもたちが自由な発想で自由に遊べるよう、禁止事項はできるだけ作らず、「自分の責任で、自由に遊ぶ」が『みんなの山』のモットーと考えています。ですから多少危なっかしかったり、泥だらけになったりすることもあるかもしれません。
しかしそれこそが、子どもたちが興味を示す遊びの魅力なのだと思います。子どもたちが『みんなの山』でさまざまな事を体験し、楽しく遊ぶ。そして、「みんなでまた遊ぼう」そんな声が聞けたらうれしいです。
素敵なコンセプトですよね。鬼ごっこをしたり落ち葉拾いをしたり、おやつやお弁当を食べたり・・・なんでもできそうです。この場所は昭和50年に山林として逗子市に寄付され、「桜山緑地」と呼ばれていましたが、平成5年に旧字名を取って「台山緑地」と呼ばれるようになりました。
高台に位置しているので桜山の住宅が一望できて気持ちがいいし、適度な斜面もあるので子どもたちは探検気分で遊べるだろうなと思いました。
この台山緑地でひときわ目を引くのが、たくさんの桜の木です。これは逗子市商工会青年部が中心になって組織された「花咲計画推進協議会」のメンバーによって植林されたものです。平成元年から、玉縄桜、しだれ桜などの桜の木が植えられています。春には1日限りのライトアップがされるなど、逗子の新しい桜の名所としても注目され始めています。
花咲計画推進協議会では、ここ台山緑地だけではなく六代御前近くの山や池子の森400mトラック付近、浪子不動園地などで定期的に桜の植林活動や緑地の整備などを行っています。台山緑地でも今後、子どもが遊べるターザンやアスレチック遊具の設置も話題に上っているということです。
平成元年から活動しているこの会も高齢化が進み、人手不足で会員募集中とのことです。毎月第2日曜日が活動日ということですので、ご興味のある方は一度参加してみてはいかがでしょうか?未来の子どもたちにも残せる逗子の自然や遊び場を守り創る活動に親子で参加する休日なんていうのも素敵だなと思いました。
花咲計画推進協議会 046-873-2774 逗子商工会 担当小牧さん
台山緑地からハイキングコースを歩けば桜山中央公園にもつながっています。桜の時期にはお花見ツアーもできそうですよね。皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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