令和4年度子育てネットワーク会議を開催しました(2023年3月18日)

ページ番号1008573  更新日 2023年6月8日

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写真:子育てネットワーク会議チラシ

"只今子育て中"の皆さんの声を聞かせていただく場として、平成27年度からスタートした子育てネットワーク会議。
今回は「子育てしやすまちってどんなまち?」をテーマに、オンライン開催で3名のママさんたちに語っていただきました。

逗子で子育てをしていて感じていること

まずは「子育て真っ最中のママさんたちにとって、逗子での子育てについての印象は?」という質問をさせていただきました。

  • 「子どもを連れていると周囲の人が声をかけてくれるので、人との距離が田舎と都会の間という感じでいい距離感がある。」
  • 「散歩をしていると声をかけてくれたり、助けてくれたりとアットホームな印象」という嬉しい声も。

また、「お子さんを遊ばせたりお散歩するのはどんなところに行ってますか?」という質問には、

  • 「家の周り近くを回るくらい。自分が子どもの頃より公園が少なくなっている。」「子育て支援センターに行っている」
  • 「子連れ家庭への飲食店などの割引制度などがあればお茶やお買い物が楽しくできると思う。」

といったご意見がありました。

遊び場の参考にしていただきたいのが、逗子地域の子育て総合情報誌「ずし子育て情報誌」という冊子です。
最新版の中に遊び場のガイドということで、公園も載せていて、子育てをされたママさんたちが実際に自分のお子さんを連れて行った遊び場ガイドもあります。
冊子は市内施設に配架しているので、お出かけされた際にはぜひ見てほしいです。

また、子育て中のママさんたちがまとめてくれている「陽だまり」という情報誌もあるので時間があるときに見てほしいです。
お話を伺っていくと、子育てしやすい街はお子さんの年齢、お住まいのエリア、お出かけができるようになるとどこで遊べるかが変わってくるなと思いました。

子育てで困っていることについて

2つ目に「今皆さんが子育てをしている中で困っていることは?」という質問をさせていただきました。

  • 「ファミリー・サポート・センターでは子どもを預かる人より預けたい人の方が多く、マッチングがうまくいかないことがあったときは困った。今は一人協力していただける方が見つかって安心している。」
  • 近所のおじいちゃん・おばあちゃんに預かってもらうような地域ごとの仕組み・コミュニティの仕組みがあればいい。」や、「移住してきた身としても交流や相談ができる第二の家庭があると安心できる。」
  • また、「産後のママはナイーブになっていたり、不安を抱えている人が多いので気楽に行ける制度があるといい」

このようなご意見をいただき、お子さんの預かり先にお困りのママが多い印象でした。これまでは新型コロナウイルスの影響により、子育て支援センターを利用できる組数に制限がありましたが、これからは制限を緩和していくので気軽に利用をしていただければと思います。

子育て世代の転入者を増やすために逗子がPRすべきことは?

次に、「逗子は若い世代の方々に転入してもらいたいと考えている。皆さんの同世代の方に逗子を選んでもらうためには、何をPRしていけば良いと思うか。もっと選んでもらうためには、どんなところに力を入れたらよいと思うか」という質問をさせていただきました。

  • 自然が豊かなこと、都心へのアクセスがいいところ。若者にとってもよく、バランスが取れているところは大きな魅力。
  • 若い世代にとっては、都心へのアクセスが重要。横浜や渋谷に行くこともあるので重要なポイントであることに変わりない。子どもがいる世代になるとその比重は変わってくると思う。
  • 逗子の海や自然をうまく使ってPRしてほしいが、子育てのサポートが一番ほしい。子どもが生まれてから離乳食やおむつに1番お金がかかったので、2人目となると金銭的な面で躊躇してしまう。育てる環境は十分にそろっているので市からのバックアップがほしい。

最後に言い残したことをどうぞ!

  • 逗子には環境自体はそろっているので、子育ての面をいかに底上げしていくかを考えてほしい。逗子は若い世代にとって魅力的な場所ではあると思うので、将来のビジョンがあれば転入者は増えると思う。

  • 転入してきたときは、お年寄り向けのまちだと思ったが、最近は子育て世代が移住してきている人が多いので、子育てしやすい環境でもあるのかなと思った。さらに子育て施策が底上げされていけばいいと思う。

  • 逗子出身の私の同級生も将来は逗子に帰りたいという友人も多く、自分も戻りたいという思いで戻ってきた。逗子には戻ってきたいと思わせる不思議な力があると思うので、アットホームなまちを強調してにぎやかにしてほしい。

などのアドバイスやご意見をいただきました。
何よりも子育て中の皆さんの気持ちの状況は大変だということはつくづく感じたので、それにより添うことが行政の課題だと思います。
すべての要望を解決することは難しいですが、「子育てしやすいまち・住むなら逗子」というテーマで可能な限り頑張っていきたいと思います。
参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

 

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