ページ番号1001724 更新日 2023年3月2日
突然、大地震が発生した場合、私たちは適切な行動がとれるでしょうか。
平成7年に発生した「阪神・淡路大震災」や平成16年に発生した「新潟県中越地震」、最近では、平成23年に発生した「東日本大震災」など、予測不能な自然災害により、各地に甚大な被害をもたらしました。
平成7年に発生した「阪神・淡路大震災」では、約24万棟の家屋が全・半壊し、死者数も約6千人に上りました。こうした中、幸いにも倒壊を免れた住宅でも家具類が転倒し、多くの負傷者が発生しました。
また、平成23年に発生した「東日本大震災」においては、津波により多くの死傷者が発生しました。
こうした状況を踏まえ、日ごろから準備をしているかいないか、あるいは、大地震が起きたその時に良い対処の方法を知っているかいないかによって、災害によって受ける被害が大きく左右します。
地震国である日本で生活をしていく上で、皆さんも地震について真剣に考え、多くの知識を持ち、日ごろから万全の備えをしておきましょう。
地震を表す単位としてよく使われる「マグニチュード」とは、地震そのものの規模を表す単位です。
「震度」は、地震時の各地点の揺れの強さを数字で表したものです。
以前までは、「震度」は気象台や測候所の担当官が体感及び周囲の状況から推定していました。しかし、平成8年からは、多くの地点で客観的な「震度」を迅速に定めるため、計測地震計により自動的に速報するようになりました。(震度観測点は、全国各地に約600地点)
「震度」を表す震度階級も「0(無感)、1(微震)、2(軽震)、3(弱震)、4(中震)、5(強震)、6(烈震)、7(激震)の8階級」でしたが、平成8年から「震度5を震度5弱、震度5強に震度6を震度6弱、震度6強に分け、震度階級は10階級」になりました。
階級 | 概要 |
---|---|
震度0 | 人は揺れを感じない |
震度1 | 屋内にいる人の中には、わずかに揺れを感じる人がいる |
震度2 | 屋内で静かにしている大半の人が、揺れを感じる |
震度3 | 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる |
震度4 |
ほとんどの人が驚く 座りの悪い置物が、倒れる |
震度5(弱) | 恐怖感を覚え、物につかまりたいと感じる 食器類が棚から落ち、不安定な家具類が移動する |
震度5(強) | 物につかまらないと、歩くのが困難になる 補強されていないブロック塀が、崩れることがある |
震度6(弱) | 立っていることが困難になる 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある 耐震性の低い木造建物が、傾いたりすることがある |
震度6(強) | はわないと動くことができなく、飛ばされることがある 固定していない家具類のほとんどが、移動し倒れる 地割れが生じたり、山体の崩壊が発生することがある |
震度7 | 耐震性の高い木造建物でも、まれに傾くことがある 耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物が、倒れることがある |
比較的大きな地震が発生すると、その近くで最初の地震より小さな地震が続発します。
この最初の大きな地震を本震、その後に引き続き起こる地震を「余震」といいます。
本震の発生によりプレートが不安定な状態になり、それを解消するために「余震」が発生すると考えられています。
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