2003年ピースメッセンジャー〜平和交流〜
長崎市立淵中学校は、長崎に原爆が投下された際に被爆した学校で、鉄筋コンクリートでつくられた3階建ての校舎は、外壁と骨組みだけを残して崩壊してしまいました。
周囲の木造の建物はすべて燃えてなくなりました。このような悲しい出来事を繰り返してはいけない、また、平和についての認識を深め、平和への心を忘れないために、平和活動を積極的に続けている学校です。
●淵中学校による平和の取り組み発表
1)平和委員会・・・ 平和委員会・平和部が中心となって、平和集会の企画・運営、8月9日に行われる平和祈念式典の準備・進行などを行っている。
2)平和集会・・・8月9日の原爆が落とされた日にちなんで、毎月9日を「平和の日」と定めて、平和集会を行っている。
3)フィールドワーク・・・総合的な学習の時間で、平和公園や如己堂、原爆資料館など校区内にある原爆遺構を実際に見学し平和への学習を深めている。
4)平和祈念式典・・・毎年8月9日にフィールドワークの学習発表や平和に関する発表を行っている。全校で平和について考える大切な場となっている。
●校内・校区内被爆遺構見学
淵中学校の皆さんに案内していただき各班ごとに被爆遺構を見学しました。




●ピースメッセンジャーによる学習発表
逗子市ピースメッセンジャーは、

<A班> 長崎市長へのメッセージ
<B班> 戦時中の逗子について
<C班> 逗子市の紹介
<D班> 逗子市在住の被爆者について 発表しました。

<A班>
差別・戦争・核兵器などがない世界であること。相手の気持ちを考えて、みんなが安心できるように
身近な所から考えていくことが大切だ。
<B班>
戦争がなく差別も核もなく世界の人々が笑って暮せる世界。
<C班>
争いがない。相手の気持ちがわかる。みんな幸せ。自殺者がいない。食べ物がある。生きることを大切にする。
<D班>
戦争や核兵器をなくし、1人ひとりの存在を認め合える世界。細かいところでは、戦争や紛争、核兵器をなくす。
いじめや差別をなくす

交流の最後に、原爆犠牲者の霊を弔う「万灯流し」に使う万灯をいただきました。
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市民協働部:市民協働課市民協働係
電話番号:046-872-8156