第2回逗子市市民活動推進検討協議会概要
日時 | 平成13年9月10日(月) 午前9時30分〜12時場所 |
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場所 | 市役所 議会第2委員会室 |
出席者 | 委員10名 行政側2名(大久保市民課長、須田主事) |
傍聴者 | 1名 |
【議題】 活動拠点について
(会長)
活動拠点については、近隣の横須賀市及び鎌倉市の2つのセンターを見てきたが、施設としては横須賀市 の方が恵まれていると感じた。私個人の意見であるが、逗子にも絶対に必要な施設であると感じる。本日の資料(8月号広報ずし) で文化・教育ゾーンの基本設計の概要が示されているが、設置予定の19年度までは待てないのではないかとも思う。東逗子周辺の空き店舗の調査なども個人的にやってみたが、こういうも のについても、何らかの方法によって交流の場としての活用ができないものかと思う。本日は活動拠点の必要性について議論した後、 具体的な部分まで議論できたらよいと思う。
(委員)
一応のスケジュールでは2回の会議で市民活動拠点について議論することとなっているが、この2回で話し 合ったことで文化・教育ゾーンに設置する施設についてすべて決めてしまうということなのか。
(事務局)
すべて決まるということではない。ここではあくまでも基本的な方針について決めるのであって、今後当然 具体的な部分で調整を重ねることになる。
(委員)
非常に心配なのは、アンケート調査の中でNPOセンターの必要性の有無についての設問が あったが、実に約半分の団体が「わからない」と回答している。この辺は結構大きな問題であると思う。市民活動センターとはどう いうものかイメージが湧かないと思う。
例えば、県のサポートセンターはトップダウンで中身(ソフト)の検討なしにつくった。逆に鎌倉市は1年間 かけて必要の有無も含めてこのような場で検討している。その上で、市民団体が相互に協力し合える場所を作るというような目標を 出して、その結果、自分たちでここを担っていくんだというやり方をした。したがって、中身をどうするかという前に、必要性の有 無、作ろうとしているセンターとはどんなものなのか等、そのへんのところをまず議論する必要がある。
(委員)
鎌倉市は協議会が立ち上がってからアンケート調査等を行ったが、逗子市の場合はアンケート調査も既に終わ っていて、しかも19年度に設置することも決まっている。したがって、行政主導の施策におけるその一部分として、理由付けのような形で 市民意見を取り入れているという印象があるがどうなのか。
(事務局)
基本設計までできているが、市民活動スペースに関しては正直なところ現時点で具体的な構想は何もできて いない。本来なら、もっと早い時点で検討すべきであったのかもしれないが、この協議会での方針を基本として、今後具体的な内容 を決めていく予定でいる。
(会長)
福祉ボランティアに関しては現状はどうなっているのか。
(委員)
福祉ボランティアとしては社協で相談等を行っている。しかし、拠点は福祉会館だけで、グループによって は自宅などを使っている場合もある。例えば小坪の方などは来るのが大変であるので、やはり市の中心部に大きなものがあるとか、 小坪・逗子・東逗子地区それぞれにあるべきだと思う。現在、ボランティアセンターの登録団体については福祉会館の会議室は無料 で貸しているが、作業等を行うため不足している。また、印刷機や紙折り機なども盛んに使われている。ボランティア団体に関して は、どこも資金面で苦労しているようである。そういう意味では、活動拠点を市の中心部に作ることは必要なことであると思う。
(委員)
やはり困ったことは会議室がないということである。報酬をもらっている関係で福祉会館も使えなかった。ま た、自分たちと同じような活動をしている団体があるのかないのかというような情報を得たいときなどに、ボランティアセンター等で もプライバシーの関係などですぐに手に入らないことがある。そういう意味でも情報センターのような情報発信をしている施設が何ヶ 所かあったらいいなと思う。また、市民活動に関しては、これまでは自分たちの中だけの活動が多かったのに対し、今ようやく市民活 動に対し目が向けられてきたのかなと感じているので、この協議会の内容も含め活動拠点を作っていくんだというような情報をいろい ろな市民活動団体に情報発信していく必要があるのではないか。したがって1回、2回の会議でぱっと決めてしまうのではなく、市民の意見等を広く集めて話し合う機会をもっと設けていくべきであ る。
(委員)
自治会活動に関しては、自治会館がある程度整備されているので、恵まれているのかもしれない。ただし、これ からは広く市民に開放していくことも必要である。
(委員)
他市の施設を実際に見てみることも必要ではないか。
(会長)
委員さんの意見を聞くと、活動拠点は必要な施設であるという位置付けは確認できたと思う。
(委員)
逗子において市民活動センターの基本的な役割とはどんなものなのか、どういうものにしたいのかを協議した ほうがいいかもしれない。ただ場所さえあればいいということなら公民館とどこが違うのかという単純な問題になってしまう。
(委員)
公民館ではそこで顔を合わせたからといって情報交換などあまりしない。活動センターは一人で飛び込んでこん なことがあるんだなとか、そこに行くと元気になるというような場となりうると思う。そういう拠点になるといいのかなと思う。逗子 は高齢化率も高いので、男性が市民活動に参加する機会ともなりうるのではないか。そこにいけば何かがあるという拠点になればいい と思う。
(会長)
活動拠点については、近隣の横須賀市及び鎌倉市の2つのセンターを見てきたが、施設としては横須賀市 の方が恵まれていると感じた。私個人の意見であるが、逗子にも絶対に必要な施設であると感じる。本日の資料(8月号広報ずし) で文化・教育ゾーンの基本設計の概要が示されているが、設置予定の19年度までは待てないのではないかとも思う。東逗子周辺の空き店舗の調査なども個人的にやってみたが、こういうも のについても、何らかの方法によって交流の場としての活用ができないものかと思う。本日は活動拠点の必要性について議論した後、 具体的な部分まで議論できたらよいと思う。
(委員)
一応のスケジュールでは2回の会議で市民活動拠点について議論することとなっているが、この2回で話し 合ったことで文化・教育ゾーンに設置する施設についてすべて決めてしまうということなのか。
(事務局)
すべて決まるということではない。ここではあくまでも基本的な方針について決めるのであって、今後当然 具体的な部分で調整を重ねることになる。
(委員)
非常に心配なのは、アンケート調査の中でNPOセンターの必要性の有無についての設問が あったが、実に約半分の団体が「わからない」と回答している。この辺は結構大きな問題であると思う。市民活動センターとはどう いうものかイメージが湧かないと思う。
例えば、県のサポートセンターはトップダウンで中身(ソフト)の検討なしにつくった。逆に鎌倉市は1年間 かけて必要の有無も含めてこのような場で検討している。その上で、市民団体が相互に協力し合える場所を作るというような目標を 出して、その結果、自分たちでここを担っていくんだというやり方をした。したがって、中身をどうするかという前に、必要性の有 無、作ろうとしているセンターとはどんなものなのか等、そのへんのところをまず議論する必要がある。
(委員)
鎌倉市は協議会が立ち上がってからアンケート調査等を行ったが、逗子市の場合はアンケート調査も既に終わ っていて、しかも19年度に設置することも決まっている。したがって、行政主導の施策におけるその一部分として、理由付けのような形で 市民意見を取り入れているという印象があるがどうなのか。
(事務局)
基本設計までできているが、市民活動スペースに関しては正直なところ現時点で具体的な構想は何もできて いない。本来なら、もっと早い時点で検討すべきであったのかもしれないが、この協議会での方針を基本として、今後具体的な内容 を決めていく予定でいる。
(会長)
福祉ボランティアに関しては現状はどうなっているのか。
(委員)
福祉ボランティアとしては社協で相談等を行っている。しかし、拠点は福祉会館だけで、グループによって は自宅などを使っている場合もある。例えば小坪の方などは来るのが大変であるので、やはり市の中心部に大きなものがあるとか、 小坪・逗子・東逗子地区それぞれにあるべきだと思う。現在、ボランティアセンターの登録団体については福祉会館の会議室は無料 で貸しているが、作業等を行うため不足している。また、印刷機や紙折り機なども盛んに使われている。ボランティア団体に関して は、どこも資金面で苦労しているようである。そういう意味では、活動拠点を市の中心部に作ることは必要なことであると思う。
(委員)
やはり困ったことは会議室がないということである。報酬をもらっている関係で福祉会館も使えなかった。ま た、自分たちと同じような活動をしている団体があるのかないのかというような情報を得たいときなどに、ボランティアセンター等で もプライバシーの関係などですぐに手に入らないことがある。そういう意味でも情報センターのような情報発信をしている施設が何ヶ 所かあったらいいなと思う。また、市民活動に関しては、これまでは自分たちの中だけの活動が多かったのに対し、今ようやく市民活 動に対し目が向けられてきたのかなと感じているので、この協議会の内容も含め活動拠点を作っていくんだというような情報をいろい ろな市民活動団体に情報発信していく必要があるのではないか。したがって1回、2回の会議でぱっと決めてしまうのではなく、市民の意見等を広く集めて話し合う機会をもっと設けていくべきであ る。
(委員)
自治会活動に関しては、自治会館がある程度整備されているので、恵まれているのかもしれない。ただし、これ からは広く市民に開放していくことも必要である。
(委員)
他市の施設を実際に見てみることも必要ではないか。
(会長)
委員さんの意見を聞くと、活動拠点は必要な施設であるという位置付けは確認できたと思う。
(委員)
逗子において市民活動センターの基本的な役割とはどんなものなのか、どういうものにしたいのかを協議した ほうがいいかもしれない。ただ場所さえあればいいということなら公民館とどこが違うのかという単純な問題になってしまう。
(委員)
公民館ではそこで顔を合わせたからといって情報交換などあまりしない。活動センターは一人で飛び込んでこん なことがあるんだなとか、そこに行くと元気になるというような場となりうると思う。そういう拠点になるといいのかなと思う。逗子 は高齢化率も高いので、男性が市民活動に参加する機会ともなりうるのではないか。そこにいけば何かがあるという拠点になればいい と思う。
《ここまでの流れ》

(委員)
『協働』、『市民と行政の対等なパートナーシップ』というような理念的な部分の逗子なりの定義付けが必要な のではないか。
(委員)
各市町で捉え方は千差万別である。逗子方式というようなものを考えればいいのではないか。
(委員)
だれが運営するのか、運営費はどうするかという問題も重要である。検討する必要がある。
(委員)
問題は、お金ということになる。鎌倉市は400万程度の助成ですべて運営している。これが 高いのか安いのかはわからないが、逗子市はどういうスタンスで施設を作るのか、それによって運営形態も決まってくるのではない か。例えば、県民活動センターや横須賀市のサポートセンターなどのように、さらに多くの費用を助成している施設もある。無償(助 成金0)での運営としてはじめての例としては、大阪のボランティア協会のように委託費を受けないでセンターの運営を任されている ところもある。ただし、非常に力の強い団体だからこそできるのであって、どこでもできるわけではない。
(委員)
市民活動が市民にとって必要なことなら、補助金としてそこにお金(税金)を割くのは行政として当然のこと なのではないか。
(委員)
この問題は協働を考える上で一番重要なことだと思う。おそらく行政のやるべきことは時代によって違ってくる。 これからもずっと行政が全部丸抱えするということはありえない。今まで、特に福祉の分野などはできるだけ行政が負担するのが当然の ように考えられていたが、最近はそうではなく市民も一緒にやりましょうというように変わってきている。市民の役割と行政の役割も違 ってきている。それは、時代とともに違うが、地域によっても違う。したがって、逗子には逗子のかたちがある。
(委員)
施設を利用するに当たり、有料にするか、無料にするかという問題もある。
(委員)
有料、無料をいうときに、そのセンターが何を目指すかを考える必要がある。
(委員)
機能や管理運営方法を検討する前に、施設の目的をはっきりと定めておかないといけない。スタートしてから では遅い。
(事務局)
担当課として、女性センター(機能)の併設についてもこの協議会で検討していただきたい。 →今後の検討 課題とする
※ 次回は、まず、センター全体のイメージとして『どんな施設にしたいか』ということを委員全員が考えてきた 上で具体的な内容を議論していくこととした。(例えば、『そこに行くと元気になるような施設』というようなこと)。持ち寄った案 をもとに、イメージを固めて、ではイメージどおりの施設にするためには『管理運営はどうすればいいのか』、『利用者はどうするか』、『料金はどうするか』、『資金面の援助は』、などを検討していく。最後に、次回の会議は、10月9日(火)午前9時30分から開催することとし閉会とした。
『協働』、『市民と行政の対等なパートナーシップ』というような理念的な部分の逗子なりの定義付けが必要な のではないか。
(委員)
各市町で捉え方は千差万別である。逗子方式というようなものを考えればいいのではないか。
(委員)
だれが運営するのか、運営費はどうするかという問題も重要である。検討する必要がある。
(委員)
問題は、お金ということになる。鎌倉市は400万程度の助成ですべて運営している。これが 高いのか安いのかはわからないが、逗子市はどういうスタンスで施設を作るのか、それによって運営形態も決まってくるのではない か。例えば、県民活動センターや横須賀市のサポートセンターなどのように、さらに多くの費用を助成している施設もある。無償(助 成金0)での運営としてはじめての例としては、大阪のボランティア協会のように委託費を受けないでセンターの運営を任されている ところもある。ただし、非常に力の強い団体だからこそできるのであって、どこでもできるわけではない。
(委員)
市民活動が市民にとって必要なことなら、補助金としてそこにお金(税金)を割くのは行政として当然のこと なのではないか。
(委員)
この問題は協働を考える上で一番重要なことだと思う。おそらく行政のやるべきことは時代によって違ってくる。 これからもずっと行政が全部丸抱えするということはありえない。今まで、特に福祉の分野などはできるだけ行政が負担するのが当然の ように考えられていたが、最近はそうではなく市民も一緒にやりましょうというように変わってきている。市民の役割と行政の役割も違 ってきている。それは、時代とともに違うが、地域によっても違う。したがって、逗子には逗子のかたちがある。
(委員)
施設を利用するに当たり、有料にするか、無料にするかという問題もある。
(委員)
有料、無料をいうときに、そのセンターが何を目指すかを考える必要がある。
(委員)
機能や管理運営方法を検討する前に、施設の目的をはっきりと定めておかないといけない。スタートしてから では遅い。
(事務局)
担当課として、女性センター(機能)の併設についてもこの協議会で検討していただきたい。 →今後の検討 課題とする
※ 次回は、まず、センター全体のイメージとして『どんな施設にしたいか』ということを委員全員が考えてきた 上で具体的な内容を議論していくこととした。(例えば、『そこに行くと元気になるような施設』というようなこと)。持ち寄った案 をもとに、イメージを固めて、ではイメージどおりの施設にするためには『管理運営はどうすればいいのか』、『利用者はどうするか』、『料金はどうするか』、『資金面の援助は』、などを検討していく。最後に、次回の会議は、10月9日(火)午前9時30分から開催することとし閉会とした。
この情報に関するお問い合わせ先
市民協働部:市民協働課市民協働係
電話番号:046-872-8156