アライグマ、タイワンリス、カラスなど
野生鳥獣の被害でお困りの方へ
アライグマ・タイワンリス・ハクビシンの被害でお困りの方へ
市内では、アライグマやタイワンリスなどの野生化した外来生物(もともと日本には生息していなかった生物)による生活被害が発生しています。また、自然生態系への影響も懸念されていることから、アライグマとタイワンリスは、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により、特定外来生物として駆除の対象となっています。また、ハクビシンも天井裏に住みついて糞尿をするなどの害を及ぼすことから、有害鳥獣として駆除の対象となります。
逗子市では、被害対策として、捕獲檻の設置を行っています。
また、タイワンリスに家庭菜園や果樹を荒らされるなどの被害を受けている方にも、リス用の捕獲檻を無料で貸し出しています。
いずれも、捕獲檻の設置は逗子市内に限ります。
捕獲檻の設置を希望する方は、まず緑政課にご相談ください。
被害の原因を探し、それを減らすのが一番のポイントです。
被害にあわないように工夫しましょう
- ベランダやポーチの下、煙突や納屋、屋根、屋根裏への侵入を防ぐ。
- アライグマやタイワンリス、野鳥等の野生鳥獣に餌を与えない。
- 屋根から1.5メートル以内の樹木の枝などは取り除く。
- 屋外の生ごみは丈夫なプラスチック製の容器に入れ、しっかりフタを閉める。
- 傷んだ排気口の網を修理する。
- ガレージやペット用のドアは必ず閉めておく。
- 木の周りに落ちている果実は取り除いておく。
- 屋外にある水がたまりそうな容器には、フタをするか中を空にしておく。
- 果樹が実る時期にはネットをかける。
アライグマ
ハクビシン
アライグマ、ハクビシンに
出くわしたら、決して手を
出さないでください。
かわいい容姿とは異なり、
思いのほか攻撃的です。
タイワンリス
かわいいからといって、餌を与えないでください。
関連情報リンク
カラスなどの鳥の被害でお困りの方へ
鳥による被害一般
基本的にはご自身で対処していただくため、被害に遭わないためにも次のような対策をお勧めします。
【対策例】
・餌となるものを外に放置しない
・家の周辺にゴミを放置しない(特に生ゴミ)
・普段からゴミは室内で管理する
・ゴミ集積所に生ゴミを出す際、水をよく切り新聞紙にくるんで中身が見えないようにし、
さらにポリ袋に入れ、容易に開けられないようにする
・家庭菜園でできた野菜は早めに収穫し、果樹の実は地面に落ちたままにしない
・野菜や果樹の実の収穫期には防御ネットをかぶせる
・ホームセンターなどで扱っている鳥対策用の道具をベランダなどの手すりにつける
・雨戸を閉め切ったままにしない(閉め切っていると戸袋に鳥や小動物が入り込みやすくなってしまう)
・池や水槽には網や柵を設置する
・庭木はこまめに剪定する。(枝が込み合うと巣を作られやすくなる)
カラスによる被害
巣立ち前後のカラスにご注意を
カラスの繁殖期は3月から6月ごろですが、とくにヒナが巣立つ5、6月は親鳥が子どもを守ろうとして、人や散歩中の犬を威嚇・攻撃してくることがあります。
カラスの巣が近くにある場合は静かに巣から離れ、近づかないようにしましょう。
また、巣立った後もしばらくは巣の周辺の木々に止まっています。巣から離れていても、カラスの子どもがそばにいると親鳥は警戒して威嚇(いかく)・攻撃してくることがありますので、この場合も静かにできるだけ遠くに離れるようにし、手を大きく振ってカラスを追い払うような行動や大声を出すことは避けましょう。
防御方法としては、帽子をかぶったり、傘をさしたりして、頭が隠れるようにするとよいようです。

カラスの巣

巣立ち後まだ日の浅いカラスの幼鳥 親鳥に餌をねだる
カラスの巣の撤去
巣の中に卵やヒナがいる場合は鳥獣保護法による捕獲許可が必要ですので、緑政課にご相談ください。卵やヒナがいない場合、許可は不要です。
ご自身で撤去できない場合は、専門業者(害獣駆除業者、造園業者)などに依頼してください。費用は全額自己負担となりますので、いくつかの業者にご相談の上、検討することをお勧めします。
*カラスに巣を作られないようにするためにも、日ごろからご自宅の樹木の管理をお願いします。枝がこみあってしまうと葉が茂った時に外から見えにくくなるため、カラスに巣を作られやすくなってしまいます。
電柱にカラスが巣を作った場合には
連絡先 東京電力株式会社神奈川カスタマーセンター
電話番号 0120-99-5776