<企業版ふるさと納税>エイコー株式会社様感謝状贈呈式及び対談
1.概要
場所:本庁舎3階 市長応接室
出席者:
エイコー株式会社
・代表取締役社長 里﨑 弘見 様
・新規事業部部長 里﨑 顕 様
逗子市
・市長 桐ケ谷 覚
・経営企画部担当部長(企業誘致・起業促進・デジタル推進担当) 福本 修司
2.感謝状贈呈式
2021年10月26日に100万円の企業版ふるさと納税寄附金をいただきました。桐ケ谷市長よりエイコー株式会社里﨑代表取締役社長へ感謝状を贈呈しました。
3.里﨑社長と市長による対談
【桐ケ谷市長】この度はありがとうございます。コロナ禍でも業績をあげられている理由を教えてください。
【里﨑社長】今年度については、弊社では中国の工場にもネットワークがあり、コロナ禍でマスク需要が増加した際に、品質の良いマスクを仕入れ、流通できる国内ネットワークを持っていたことが業績をあげられた要因と考えています。
企業としての社会貢献への思い
【桐ケ谷市長】エイコー株式会社様が企業版ふるさと納税に取り組まれることとなった理由といつから取り組まれているのか教えてください。
【里﨑社長】企業としては、利益が出たからには、社会に何らかのかたちで貢献をすべきという思いが以前からありました。そうした時に、企業版ふるさと納税制度を知り、この制度を活用して地方自治体を応援することにより社会貢献ができると考えたことが理由です。今年度から企業版ふるさと納税の取り組みを始めました。
【桐ケ谷市長】御社の企業版ふるさと納税寄附先第1号に選んでいただけて大変光栄です。
【桐ケ谷市長】多くの自治体が企業版ふるさと納税を募集しているなかで、逗子市を選んでいただいた理由を教えてください。
【里﨑社長】今回逗子市で募集していた「海洋プラスチックごみ対策の実施プロジェクト」は海水浴場設置期間の海の家においてリユースカップの導入をするというものであり、環境問題に積極的に取り組んでいることが感じられ、またSDGsの「海の豊かさを守ろう」につながる取り組みだと思いました。弊社でも、環境問題について積極的に取り組んでいることから、目指している方向が同じであると感じ、賛同・応援したいと思って寄附を決定しました。
【里﨑新規事業部部長】このことに加え、逗子市は私がウィンドサーフィンをしていた場所であり、とても親近感のある身近なまちでした。
【桐ケ谷市長】ありがとうございます。具体的に御社では、どのように環境問題に取り組まれていますか。
【里﨑社長】弊社では、生産者として環境に配慮したものづくりをしないといけないと考えています。新規事業として、植物由来原料でありかつ生分解もするバイオマスプラスチック製品の開発に取り組んでいます。次年度以降もリユースカップ導入を継続される場合は、こうしたバイオマスプラスチック製品のものであれば、使用できなくなった後で廃棄する時も環境への負荷を減らすことができます。
今後も環境問題に積極的に取り組んでほしい
【里﨑社長】我々が生きていくこの環境を維持できるよう、環境問題について継続的に、そして積極的に取り組んもらいたいと思っています。逗子市では次年度以降の取り組みはどのように考えていますか。
【桐ケ谷市長】現在ある自然の豊かさを将来の子どもたちへつないでいくため、できることから一歩ずつ取り組んでいます。来年は脱炭素宣言をして市民の皆様にも理解を得ながら進めていきたいと考えています。財源も限られているので、引き続き企業版ふるさと納税を活用した取り組みも実施していく予定です。