ページ番号1001688 更新日 2023年3月2日
火を消すのに水をかける事は、私たちが理屈抜きで覚えた知恵です。その後、火が燃えるためには、『燃えるものがある。』『空気が絶えず供給される。』『そこに高熱が加えられる。』の3つの要素が必要であり、火を消すには、いずれか1つの要素を取り除けば良いことを覚え、水をかけるのは、主として熱を取り去ることであったと悟りましたが、なかには、水をかけたらとんでもない火があることもわかりました。
例えば天ぷら油の火に水をかけると飛び散って拡がることや、電気の火には、導体である水が不向きなことを知って消火の方法がいろいろ考えられるうち、消火器ができました。
はじめの頃は、液体のものが多く消火能力もある種類の火には効くがその他はダメというようでしたが、今ではどんな火災にもOKというものになってきました。
この消火器は、粉末消火薬剤を炭酸ガスで噴射し、化学反応と付着により、燃える3要素の一部を取り除いて消火するもので、一般的には、粉末消火器と呼ばれています。
一般の住宅には、消火器の設置義務はありませんが、「備えあれば憂いなし」ともいいます。住宅用消火器は、1本6千円から9千円程度で購入できますので、是非備えてみてはいかがでしょうか。
消火器は初期の火災時に有効ですが、錆や変形があったり古い消火器は、いざという時に使えないだけでなく、容器の腐食が激しい場合は破裂する危険があります。速やかに新しい消火器と交換してください。
なお、消火器の廃棄処分は、有料になっています。
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