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えがおレポート

日々の子育てに役立つ地域の情報を、えがおレポーター(市民ママ)とえがお管理人がレポートします。
2021年08月04日(水)

図書館司書さんに聞く、親子で楽しい読み聞かせの時間

親子で絵本読んでいますか?
そんな一言にドキッとくる、えがおレポーターのバナナムースです。

図鑑大好き!な小学生になる息子は、小さいころから絵本には興味がなかったようで…。「絵本読もうか?」と私が誘っても、「いい」と断られていました。
そのうちこちらも誘わなくなり、なんとなく絵本はフェードアウトで現在に至ります。

そんななか、小学校入学を機に読み聞かせボランティアに参加。当番のお母さんが、毎週クラスの子どもたちに絵本を読み聞かせるのですが、そこで出会ったのはあれだけ興味がなかった息子を始め、絵本にじっと聞き入る子どもたちの姿。

もしかしたら、私、何か間違えていたのかも…。
そんな絵本の読み聞かせにまつわる疑問を、逗子市立図書館司書の江﨑玲子さんにお答えいただきました。

「幼稚園や学校など、大人数に対して行う読み聞かせのときはある程度『こうしたほうがいいよ』というガイドラインはありますが、親子で行う読み聞かせには何も制限はないですよ」と江﨑さん。

逗子市立図書館司書 江﨑玲子さん逗子市立図書館司書 江﨑玲子さん

「絵本を読んであげる大人の方が楽しいと思える本、子どもが喜んでくれる本を選べば、もうそれでOKです。
そして、その絵本を介して気持ちが伝わりやすくなること、通じ合うことがきっとあると思います」と続けます。

お母さんはスマホ、子どもはテレビなどで心が離れている状態ではなく、読み聞かせを通して親子双方が同じものを見る、同じ時間を共有することが何より大切。とはいえ、四六時中というわけにいかないのも現実ですよね。
でも、そういう時間がほんの少しでも日々の中にあれば子どもの心に残るだろうし、それは読む側の親にも満ち足りた気持ちを与えてくれるでしょう。

自宅で、親子だからこそおすすめしたい読み聞かせ本

ここで、親として気になってしまうのが読み聞かせが子どもに与える効果など。例えば、読解力を伸ばす、将来他者とのコミュニケーションに役立つなど、ついつい読み聞かせによるメリットを期待してしまいます。

江﨑さんに尋ねると、「専門家が厳密に研究した効果などがあるのかもしれませんが、『読み聞かせをしたから、必ずここが伸びる』はないと思います」との回答。

ちょっと拍子抜けしていたところ、「ただ、絵本や紙芝居を使わない語りだけの『すばなし』は、聞き手の想像力を育むのにはいいのかなと思います」と、気になる一言。

『おはなしのろうそく』1〜32※以下続刊(東京子ども図書館)『おはなしのろうそく』1〜32※以下続刊(東京子ども図書館)

絵がなく、語り手が話す言葉だけで想像する「すばなし」。保育園や幼稚園でも短い話から導入されているそうで、図書館のおはなし会などでも使われています。
もちろん家庭での読み聞かせとしてもおすすめで、図書館でも上の写真の『おはなしのろうそく』など、子ども向けの語りのテキストも借りられるそうです。

「語りのテキストは、不要な言葉をすべてそぎ落とし、ストーリーの本筋だけ残しているテキスト。余計な言葉が入っていないので、耳で聞いたときに一番真価が発揮される本ですよ」
2~3分のごく短いお話もあるので、寝る前に部屋を少し暗くして、入眠儀式的に読んであげてもいいかもしれません。

また、大人数より家庭で、親子の読み聞かせでこそ楽しめる絵本もあるそう。
例えば、下の『バムとケロ』シリーズ。

『バムとケロのそらのたび』島田ゆか/作・絵(文溪堂)『バムとケロのそらのたび』島田ゆか/作・絵(文溪堂)

「ストーリーはしっかりありますが、ストーリー以外で脇役たちが随所でいろいろと細かくて面白い動きをしています。それ故に、『ちょっと待って、戻って!』とページを行ったり来たりすることもしばしば。だから、大人数での読み聞かせには向かないです。
このような絵本は、ストーリーを追うだけではなく絵の細かいところまで楽しみたい。ぜひ、膝の上で読んでもらいたい絵本です」

ゆっくり時間をかけられる、親子で読み聞かせならではの醍醐味ですね。

絵本選びに迷ったら、まずは図書館おすすめ年代別リストを!

図書館では、年代に応じた『子どもとたのしむ絵本のリスト』を用意。逗子市立図書館では「おはなしコーナー」の前にある、リスト絵本の棚に置いてあります。
また、以下のページからPDFでダウンロードも可能です。
https://www.library.city.zushi.lg.jp/kidscontents?&pid=339

その年代別リストの中から、「どれもおすすめですが…」と話す江崎さんに、それぞれ一冊ずつチョイスしてもらいました!

・子どもとたのしむ絵本のリスト 0~2歳
<こんな年代>
優しい声かけとスキンシップは、大切な心の栄養。赤ちゃんと一緒に楽しみたいと思う絵本を選び、語りかけるように読んであげましょう。
<江﨑チョイス>
『スープに なりました』彦坂有紀・もりといずみ/作(講談社)

それぞれの野菜がページをめくるとスープに変身。木版画で描かれた絵が色鮮やかで美しく、手元に置いておきたくなります。ほかにも『パン どうぞ』などのシリーズがあります。

・子どもとたのしむ絵本のリスト 2~3歳
<こんな年代>
興味の幅がぐんと広がり、「次はどうなるのかな」と先の展開を予測しながら話を聞くことも。素直にゆっくりと心を込めて読んであげましょう。
<江﨑チョイス>
『はだしになっちゃえ』小長谷清実/作、サイトウマサミツ/絵(福音館書店)

表紙から、海がある逗子にぴったり!足の裏から感じ取る、砂浜での様々な感覚。砂が苦手だったけれど、この絵本がきっかけで海に入るのが好きになった子もいるそうです。

・子どもとたのしむ絵本のリスト 3~4歳
<こんな年代>
想像力が豊かになり、話の主人公に自分の気持ちを重ね合わせて楽しむことも。読み手の大人も子どもと一緒に物語の世界を楽しんでみましょう。
<江﨑チョイス>
『せんろはつづく』竹下文子/作、鈴木まもる/絵(金の星社)

山があったらトンネルを掘って、湖があれば橋をかけ、線路をつないで列車を走らせる。冒険しているようなワクワク感もあり、乗り物好きな子にはたまらない一冊です。

・子どもとたのしむ絵本のリスト 4~6歳
<こんな年代>
興味を示すジャンルが広がり、文字に関心を持ち始めます。自分で本を読めるようになっても、大人に読んでもらうのは楽しい体験になります。
<江﨑チョイス>
『しっぽのはたらき』川田 健/作、薮内正幸/絵、今泉吉典/監修(福音館書店)

動物のしっぽには、それぞれ大切な役割があります。写実的な絵とやさしい解説で分かりやすく、小学校中学年ごろまで楽しめる絵本です。

そのほか、小学校低学年・中学年・高学年向けのリストもあります。
リストがダウンロードできるページから、各年代をクリックするとリストにある本の検索結果一覧画面にリンクされています。そこで貸出できる在庫があるか、貸出中なら予約もできて便利ですよ。
おすすめのほんのリストhttps://www.library.city.zushi.lg.jp/kidscontents?&pid=339

ほかにも、「絵本選びに迷う」「ほかにおすすめ絵本がないか」など、聞きたいことがあればカウンターにいる職員に気軽に声をかけてくださいとのこと。
また、毎月開催されている「おはなし会」を利用してみるのも手。読み方や絵本選びなど、参考になることが満載ですよ。
おはなしかいhttps://www.library.city.zushi.lg.jp/kidscontents?&pid=336

江﨑さんのお話を聞いていて、私ももっと図書館を活用すれば良かったとちょっぴり後悔しています。

絵本を通じて、親も子どもも楽しい時間と体験を

親はつい、自分に興味がなくても「この子のために」と絵本を選ぶことも多いですが、「自分が読んで楽しかったから」「色が綺麗だから」でも、読み手である親の気持ちが込められる本を読んであげて欲しいと江﨑さんは言います。

「子どもは同じ方向を見ていても、ときに大人のほうを振り向いて『そうか、ここは笑う場面だ』と確認することがありますよね。大人が楽しい気持ちや声で読んでいるからこそ、子どもも楽しさを体感していくこともあります」

ちなみに、先に述べた江﨑さんがチョイスしてくれた年代別絵本の数々。私も読んでみたかったこともあり、早速図書館で借りてみました。
帰宅後、「今日は取材でこんな絵本をおすすめされたよ~」と何とはなく息子に見せたら、すかさず「読んで」と。読み始めたら飽きることなく全部の絵本を、そして『すばなし』にまで耳を傾けていました。
息子にゆっくり読み聞かせをするなんて、何年ぶりだろう…とびっくりしたのですが、何ともいい時間でした。

息子に気遣って「好きな本を」、それでも嫌がるから読まないほうがいいかなとやり過ごしていましたが、もっと私が絵本を楽しめば良かったのかなと思う出来事でした。

残念ながら新型コロナウィルスもまだまだ落ち着かない状況。子どももそんな不安を、言葉にしなくても少なからず抱いていることでしょう。
こんなときだからこそ自宅でゆっくり、親子で絵本を楽しむ時間があるのはとてもいいですよね。心地良い時間のなか、お互いの気持ちの交換と体験を共有する喜びを絵本でたくさん味わってください。

最後に、逗子市立図書館にはTwitterがあることをご存知ですか?
お知らせやトピックスに加えて、「おはなし会」のわらべうたを動画配信しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
逗子市立図書館Twitter https://twitter.com/zushi_lib

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◆逗子市立図書館
住所:〒249-0006 逗子市逗子4-2-10
電話:046-871-5998
開館時間:平日 9:00~19:00/土・日曜日・祝休日 9:00~17:00
休館日:毎週火曜日(※祝休日の際は開館。翌平日が休館)/年末年始:12月29日~1月3日/館内整理日:1月4日/特別整理期間:毎年1回2週間程度
WEBサイト:https://www.library.city.zushi.lg.jp/

◆小坪分室
住所:〒249-0008 逗子市小坪5-21-17
電話:0467-24-6726
開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週火曜日(※祝休日の際は開館。翌平日が休館)/年末年始:12月29日~1月3日/館内整理日:1月4日/特別整理期間:毎年1回2週間程度

◆沼間分室
住所:〒249-0004 逗子市沼間3-16-32
電話:046-872-3618
開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週火曜日(※祝休日の際は開館。翌平日が休館)/年末年始:12月29日~1月3日/館内整理日:1月4日/特別整理期間:毎年1回2週間程度

2021/08/04 08:38 | 未分類

  【えがおレポーター】
ハナコ

ハナコ
                   都内から逗子に引っ越して1年経ちました。1才と5才の姉妹を子育てしながら、土や緑や海のある生活を楽しんでいます。お茶やコーヒーが大好きで、海や緑のある公園などの自然の中で野点をするのにはまっています。


Karla

Karla
                   逗子で子育て15年目。夏になる前のキラキラする海が好き。曇りの日、無心に庭の草むしりをするのも好き。雨の日、窓に打ち付ける雨音を聞くのも好き。みんなでワイワイお喋りするのも好き。一人でゴロっとしてテレビをみるのも好き。


ちまこ

ちまこ
                   東京から夫の実家が近い逗子に引っ越してきました。逗子のゆったりした感じが落ち着いて好きです。子どもは0歳児が1人。かわいくて毎日めろめろです…。


バナナムース

バナナムース
                   家族は息子・夫・犬1匹。逗子に住んで自然が身近になり、さらに子どもが生まれてからは四季をしっかり満喫できるのが嬉しい。これからもここで、子どもと一緒にたくさんの発見をしたいな。


りーり

りーり
                   葉山で育ち、結婚を機に6年前から逗子に住んでいます。歌が大好きな3歳女の子とニコニコ癒し系の0歳男の子の子育て中。産後コーヒー好きに転身、逗子の美味しいコーヒー屋さん探しが楽しみのひとつ。


たぬき

たぬき
                   「一度は湘南に住んでみたい」というオットの希望で、二年前に逗子へ。心やさしきムスコ、お調子者のムスメと暮らす日々の中、ふと見える新しい景色が宝。


マリリン

マリリン
                   結婚を機に逗子へ引っ越してきました。旦那さんは逗子生まれ逗子育ち。3歳の女の子と1歳の男の子の育児中。登山、キャンプ、フェス、大好き!海より山派です。


ohisama

おひさま
                   縁もゆかりもない逗子に移り住み十ウン年。男の子3人を子育て中。
自然や素敵なママ友に囲まれ、自分も子どもと一緒に育ってきたなぁと思います。


えつえつ

えつえつ

                    池子で育ち、海外で第1子出産、またまた地元に戻ってきました。
小2と年中の男の子がいます。まだまだ知らない逗子を発掘していきたいです。


ぐぅ

ぐぅ

                          4歳と2歳の男の子2人と、家事育児を積極的にしてくれるスーパー夫との4人家族です。子ども2人とも保育園にあずけての共働きは大変ですが、自然に囲まれたこの逗子でのびのび育児したいと思っています。


ke

ケロヨン                                                                                           
                                                  息子が二人。13年前ゆかりない逗子へ。田舎さ加減が自分の故郷にちょっぴり似ている。山の木々を眺めたり野草を摘んだりと、緑に癒されている。 もう少し地元での遊びに詳しくなりたい!


nobu

ノブりん
                   酒好きなダンナさんと保育園に通うやんちゃ娘、この春に産まれた息子と、 家族4人で暮らす。逗子歴5年目、夫婦共働きのいわゆる逗子都民(現在 育休中)。週末は海に山に、地元で過ごすのが家族の楽しみ。


shi

しらす

                        出産を機に逗子に戻って6年。弟を世話したい長女(小1)と何でも自分でしたい長男の子育て中。疲れたときは甘いおやつで元気をチャージ。


よっしー

よっしー

                              妊娠をきっかけに、自然がいっぱいの逗子に惹かれて引っ越し。2人の元気な娘と一緒に逗子の魅力を探索中です。


て

テンちゃん

                            となり町で育ち、逗子には3年前に引っ越してきました。夫婦で海、山、自然が好き。いつもニコニコ笑顔をふりまいている1歳の女の子のお母さんです。


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えがお管理人

                        逗子市子育てポータルサイトえがおの運営をしています。逗子のママ・パパの笑顔を探しに、今日も市内に出没中。


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