自分で歩けるような年齢になると、食事の他に興味関心が広がるため、集中して食事をとることが難しくなってきます。
長く座っていることは難しいため、必要な量を適切な時間で食べられるようになると良いですね。
まずは、決まった時間に起きて、日中たくさん身体を動かし、ご飯の時間に空腹であるように工夫してみましょう。ミルクや母乳、おやつも食事に影響が出ないような時間にしましょう。
気の散るテレビや音楽は消して、出来る範囲で親も着席しましょう。
自分で食べたがる時には、手づかみ食べや、補助をさせながらスプーンフォークを使わせてあげるのも良いです。自分で食べることにより、手と口の協調運動や一口量を判断する練習になります。上手く食べられて褒められると、食べる意欲も沸いてきます。
また、親も一緒に食べて、「おいしいね」など話しかけながら楽しい食事の雰囲気を作ることも意識してみましょう。
色々工夫しても、どうしても遊び食べや食べ歩きをしてしまうこともあります。そういう時には無理やり食べさせずに、30~40分くらいで食事を切り上げましょう。