市保健師などの専門家が子育ての疑問にお答えします。
Q:赤ちゃんがいる家庭の防災対策、どうしたらいい?
9月1日は防災の日。
いつ起こるか分からない自然災害、備えあれば憂いなしとはいうけれど、どんなものを準備しておけばいいの?
A:ライフラインが止まることを想定して、防災用品の見直しを
まず何日分を準備するかですが、自宅の備蓄には救援物資が届くまでの5~7日分、持ち出し用には2日分程度を目安にするとよいでしょう。
また、緊急時にはライフラインが止まることを想定して通常は利用していないものも必要になることがあります。
次のチェックリストを参考に揃えましょう。
- 母子健康手帳
- 健康保険証、小児医療証等のコピー
- 紙おむつ
家では布を利用している方も、持ち出しには紙が良いでしょう。
- お尻ふき、ティッシュ
- 粉ミルク
個包装のものや、使い捨ての哺乳ビン入りのものが便利です。
- 水
ミネラルウォーターは調乳には不向きです。ミネラル分の少ない純水に近いものを準備しましょう。
- 哺乳瓶
母乳育児の方は不要と思うかもしれませんが、緊急時にお母さんが授乳できる状態だとは限りません。「もう使わない」という人から譲り受ける等してでも、プラスチック製の軽いものを2本程度準備しておきましょう。
- バスタオル(2~3枚)
- 着替え
- 飲み慣れた薬
これらを持ちやすいカバン(大きめの斜めがけカバン等)に準備し、おんぶひもも忘れずそばに置いておきましょう。
乳幼児がいる家庭のほか、妊娠中の人に向けた情報も掲載されています。