‟経済的な理由”と‟やりがいを得るため”という意見が多く聞かれました。
専業主婦になるか迷ったが、長期家計計画をたててみたところ一人の収入では厳しいことが判明した。自分がどれだけ稼げばいいのかがわかり、今はスッキリした気持ちで仕事をしているという方
専門職に就きやりがいをもって仕事をしてきたが、出産後の働き方について職場の理解が得られずに退職してしまったという方
子育てを優先し、逗子市内の職場に転職されたという方
出産を機に退職し、現在求職活動をする以前の段階であるという方
それぞれ状況は異なりますが、女性が仕事を続けていく上で出産・子育てが大きく影響していることがわかりました。
「子育てで大切にしていること」
・無理をせずに、自由に。
・健康で元気に、他人に迷惑をかけない。
「子どもに体験させたいこと・与えたいこと・どんな子になって欲しいか」
・自然と触れ合い、色々なことを経験して自分の好きなことを見つけて欲しい。
・自分の意見を持ち、相手の気持ちを思いやれる子になって欲しい。
「自分はどんな親でありたいか・親子関係は?子どもとの生活は?夫婦関係は?」
・いつまでも一緒に遊びに行かれる親子・夫婦でありたい。
・子どもと悩みを相談できる関係でありたい。
「理想の子育ては?」
・理想は考えない、元気に育ってくれればそれでいい。
・自分で考えて決断できる子になって欲しい。
「理想の園とは?」
・ほどよく親が参加でき、イベントの多い園。
・自然体験、体力づくり等、親がなかなかできないことを経験させてもらいたい。
・駅に近く、預かり時間の長い園。
皆さん共通して、逗子の豊かな自然環境の中での大らかな子育てを望んでおり、理想の教育というよりは、今のお子さんをどう伸ばしていくかを考えているようでした。
ご主人との協力体制については、保育園の送り迎えを分担したり、休みの取得についてもお互い調整しながら連携しているというお話が聞けました。
結婚・出産を機に自然環境に恵まれた逗子へ転居されてきた方が多く、子どもを通して地域社会とのつながりができた。同じような感覚の方たちと家族ぐるみで仲良く楽しく過ごすことができている。
また、子ども関係の施設やイベントがとても多く、他所へ出かけなくても市内で充分楽しむことができる。
まちがコンパクトなので色々なところへ行きやすい等のご意見の反面、交通が不便で保健センターへ健診に行くにも路線バスがない、保育園も場所によっては通えないところもあるので「子育て関連の交通網」が整備できないものか等のご要望もいただきました。
会議へ参加しての感想は、色々な方のお話を聞くことができて良かった。
育休明けの仕事と子育てに不安を感じていたが、みんな悩みを抱えながら頑張っているのがわかり前向きになれた等、笑顔でお話くださいました。
仕事を持つママたちは「充分な子育てができていないのではないか?」と悩んだり、女性が活躍する時代と言われているが「自分は活躍できているのだろうか?」というプレッシャーを感じることもあると思いますが、ご参加いただいた皆さんはとても活き活きと子育てにも仕事にもやりがいを感じ充実しているように感じられました。
お忙しい中お集まりいただきありがとうございました。
電話番号:046-872-8117