広報ずし 2026年02月号 NO.1008 24面 連載市民インタビュー 人生のへそは逗子にあり 身の回りの人々や地域の環境、そして自分自身を信じ認めて前向きに生きる市民に、このまちで生きる意味を聞きました。 絵本作家、イラストレーター 山本祐司さん(久木) 幸せな暮らしの中で描く、幸せな絵  絵本作家やイラストレーターとして活躍する山本さん。毎年、文化プラザホールで開催される「手作り絵本講座」の講師も務めている。 子どもたちと一緒に楽しむ絵の世界  家族それぞれの留守番中に起こる不思議な出来事や、回転ずしのすしネタが王様を競い合う話。家族や動物、食べ物などが登場する山本さんの絵本は、温かみのある絵柄とユーモアに富んだストーリーが多く、小さい子どもから楽しめると好評だ。 10年以上続く「手作り絵本講座」の講師は、先代の絵本作家・山本省三さんから引き継ぎ3年目となった。「参加者一人一人がストーリーから考え、一冊の絵本を作り上げます。特に、子どもの発想は面白い」と話す。  2009年には、息子2人が通っていた久木小学校の昇降口に壁画を制作。「当時の校長先生からの依頼で、逗子のまちなみをテーマに私が下絵を描き、子どもたちと色を塗りました。基になった原画は現在も小学校に飾ってあり、選挙の投票で訪れる度に懐かしくなります」とほほえむ。 自然豊かな逗子に根付いた生活  京都府出身。幼い頃から絵や工作が得意で、絵の仕事を求め上京した。アルバイトで生計を立てながら絵の専門学校に通い、卒業後は出版社などにイラストの売り込みを。絵の仕事が軌道に乗り始めた21年前、現在の逗子の住まいに移住した。「新緑や紅葉、さまざまな色合いがある逗子の山並みにひかれました。実際に住んでみると、山と海はもちろん、植物や生き物も多くて自然が豊か。逗子の環境が大好き」と話す。落ち葉や生ごみは腐葉土にし、ガーデニングや畑仕事を楽しむ。また、逗子固有種の「逗子メダカ」を知人に分けてもらい、絶やさず大切に育てている。 逗子暮らしから生まれる温かい作風  「幸せでないと、幸せな絵は描けない」と言う山本さん。「キラキラと輝く海の水面や落ち葉が舞う姿など、逗子の自然の中には小さな発見や喜びがたくさんある。日々を楽しみながら、これからも絵を描いていきたい」。山本さんの絵筆からは、今日も温かくて優しい絵が描かれている。 ---------------------------------------------- 市長だより vol.83 現場第一主義  新年を迎えたと思うとすぐに年度末がやってきます。2月は今年度のまとめや新年度の準備などで慌ただしい時期になります。  今月の特集は図書館です。市立図書館には自慢できることが数多くあります。2005年にリニューアルオープンした図書館の本館は、昨年、来館者数1千万人を達成しました。20年での達成は、逗子の人口規模を考えると相当な速さです。読書はもちろん、勉強にも使える閲覧席が学生などに多く利用され、市民の皆様にとって身近な施設になっているのはうれしいことです。  図書館運営においては危機もありました。市が財政危機に陥ったときは、図書購入費は減額せずに維持したものの、図書館以外で本を返却できるブックポストを廃止しました。しかし多くのご要望を受けて、1年半後には再開。その際、地元企業の皆様の協賛によりブックポストを1基寄贈いただきました。また、図書館ではボランティアの方々にもたくさんの協力をいただいています。  本や図書館には底知れぬパワーがあると感じます。今後も市民生活に密接する図書館の機能を大切にしてまいります。 逗子市長 桐ケ谷 覚 ----------------------------------------------- 市役所への問い合わせは (土)(日)(祝)を除く8:30〜17:00 〒249-8686 逗子市逗子5丁目2番16号 【電話】046-873-1111 【ファクス】046-873-4520 広報ずし 2026年2月号  No.1008 発行/逗子市経営企画部企画課  毎月1回1日発行 Web版・音声版・点字版・テキスト版もあります。 →1月1日現在の人口 54,804人(男25,557人、女29,247人)、24,985世帯