広報ずし 2025年12月号 NO.1006 7面 知的障がいのある子を持つ親の会 親子で楽しみながら 家族の悩みや不安を共有 逗子市手をつなぐ育成会 会長 山田弘子さん(久木)  親子で参加するバス旅行やお楽しみ会、親のおしゃべり会などを定期的に開催しています。知的障がいといっても、障がいの程度や特性はそれぞれで、親の悩みもさまざまです。また学齢期を過ぎると、生活や受けられる支援がガラッと変わるので、分からないことは先輩の会員に相談することも。私もたくさん救われています。  本人たちは、市内のイベントや活動などにも楽しく参加しています。まちで見かけたら「いろんな人がいるんだな」と受け止めてもらえるとうれしいです。また、同じ境遇の親御さんで悩みを抱えていたら、いつでも話を聞きますので声を掛けてください。 【キャプション】 年1回のバス旅行とお楽しみ会は、本人たちも楽しみにしている一大イベント。大勢の仲間で過ごす、貴重な機会 知的ハンディをもつピアノの仲間の集い 小さなプラスを積み重ね 大きな舞台で弾くピアノ 小さな小さな音楽会 主宰 成田文忠さん(池子)  自閉症の息子にピアノを教え始めたのが40年前。知的障がい児の親御さんから我が子にもとレッスンが広まり、年一回の発表会が今年で38回目を迎えました。  障がいの特性が一人一人違うように、ピアノの楽しみ方や指導方法も一人一人違います。レッスンでは楽譜通りに弾くのではなく、それぞれの心にある音楽を引き出せるよう指導しています。その教え方は、レッスンを通して生徒たちから教わったもの。少しずつでも必ずプラスがあり、その前進を見られるのが何よりうれしいです。  来年も、4月になぎさホールで発表会を予定しています。彼らの演奏を、ぜひ聴きにいらしてください。 【キャプション】 38回目となる今年の発表会には約30人が参加。中には1回目から参加している人も。それぞれの弾き方で、舞台での演奏を楽しむ