広報ずし 2024年10月号 NO.992 2面 スポーツが教えてくれること 自然環境に恵まれた逗子には、さまざまなスポーツを楽しむ人がいます。そこで、日頃からスポーツに取り組む人の声を紹介します。今年はスポーツ都市宣言40周年。スポーツを生活に取り入れてみませんか。 【問い合わせ先】文化スポーツ課 フレスコボールで生活が豊かに スポーツが与えてくれた 地域で集える「場」 逗子フレスコボールクラブ代表 久野雅実さん(新宿)  週末の逗子海岸に、木製のラケットでボールを楽しそうに打ち合う人たちがいます。彼らがしているのはフレスコボール。ブラジル発祥のスポーツで、ボールを落とさないように相手と打ち合いを続けることから、“思いやりのスポーツ”と呼ばれています。逗子フレスコボールクラブ代表の久野さんは、「始めた当初は打ち合いが10回も続きませんでした。でも、やればやるだけ上手くなる。勝敗ではなく、みんなで作り上げていくことを喜べるスポーツです」と話します。いつ来てもいつ帰っても良い練習スタイルで、気軽に参加しやすいのも魅力の一つ。小学校低学年から高齢者まで、幅広い年代のメンバーが参加しています。  「週末にスポーツをするとリフレッシュできて、月曜からの仕事をまた頑張ろうって思えます。これからもフレスコボールを続けながら、このコミュニティを大切にしていきたいです」 【キャプション】 (上)練習は、逗子海岸で土日祝日の10時から17時頃まで。クラブの旗が目印で、体験はいつでも可能 (下)約60人のメンバー登録があり、いつもにぎやか