広報ずし 2024年7月号 NO.989 5面 2024 SUMMER 地学 鐙摺(あぶずり)の不整合 地層の形成時期に大きな開きがあり、異なる環境の地層が重なることを不整合といいます。鐙摺の不整合は、約2,500万年前に堆積した葉山層の上に、約1,500万年前に形成された逗子層が傾斜して重なった地層不整合。逗子層の堆積前に大きな地殻変動があったと考えられ、貴重な資料として県の天然記念物に指定されています。 施設案内 【住所】逗子市桜山9-2405-21  アクセス JR逗子駅、京急逗子・葉山駅からバスにて「切通し下」バス停下車徒歩約1分  【問い合わせ先】社会教育課 【ホームページID】1004544 夏休みだからできる! 自由研究の楽しみ方 夏休みといえば自由研究。テーマ設定や進め方のコツを、小学校の先生を務めた福森先生に聞きました。 Interview 学校教育課 福森裕久先生 【ふきだし】 謎解きを楽しんで! 自由研究は“ワクワクする謎解き”。 自分の知りたい謎を解明しよう  自分なりの謎をテーマに設定し、解明していくワクワク。調べを進めると新しい謎が生まれてきて、さらにワクワク。最後は、結果を人に伝えたいとワクワク。そのワクワクの連続が自由研究の醍醐味です。  そうやって自分で探求して結果を導くプロセスがとても重要で、そのプロセスと結果を伝えることで人や社会との関わり方も学べます。ぜひ、夏休みという時間をたっぷり使って、自分の疑問の謎解きを楽しみながら取り組んでみてください。 【ふきだし】 もっと知りたい! 自由研究 Q&A Q.テーマ設定のコツは? A.自分の好きなものを中心に置いて、連想ゲームのように線をつないでみると謎が生まれやすいかもしれません。“バナナ→皮が滑る→ほかの果物の皮も滑る?”など、つなげながら広げてみましょう。 Q.保護者の関わり方は? A.調べる場所が遠方だったり、道具をそろえる必要があったり、子どもだけではできないこともあります。そのようなときに、保護者が話を聞いて整理し、協力が必要な場合にはサポートしてあげてください。