広報ずし 2024年6月号 NO.988 6面 避難生活を支え合う場 避難所ってどんな所? 避難所は、地震で自宅に住めなくなった人や帰宅が困難な人が一時的に生活する場所です。救援物資や災害情報なども避難所に集まります。 市の指定避難所を事前に確認 大規模地震時の避難所は、市立小学校5校と中学校3校を中心に開設されます。開設は防災行政無線、防災・防犯メール、市の公式LINEやX、ホームページでお知らせします。地震発生時に必ずしも自宅にいるとは限らず、道路状況によっては想定しているルートが通れない可能性もあります。日頃から、指定避難所の場所やその周辺などを確認しておきましょう。 【キャプション】 年1回秋頃、各小学校地区で開催される避難所運営訓練。避難所を実際に体験できる機会で、誰でも参加可能 皆で助け合う避難所生活 避難所の開設や運営は、各小学校区に設置されている避難所運営委員会が中心となりますが、避難者も協力しながら共同生活を送ります。清掃や物資の配布など自分たちでできることを行い、プライバシーの確保や避難者それぞれへの配慮、防犯対策なども、皆で工夫して過ごします。 【キャプション】 避難所運営委員会は、避難所開設に備えてマニュアル作成や防災倉庫内の物品の見直しなどを定期的に行う 支援が必要な人の福祉避難所 高齢者や障がいがある人など、特に支援が必要な人のために、福祉避難所が必要に応じて開設されます。指定避難所での案内となるので、まずは最寄りの避難所へ。 Pickup マンホールトイレを設置 市立小・中学校と第一運動公園には、緊急時用のマンホールトイレが設置されます。マンホールの上に便座や囲いを設置するだけで使用が可能。下水道本管に、直接汚物を流します。 *沼間中学校は、今年秋に整備完了予定