広報ずし 2024年6月号 NO.988 5面 在宅避難の備えA 日常備蓄 最低3日間、できれば7日間過ごせる備蓄を 地震発生から、避難所に救援物資が届くまで3日はかかるといわれています。ライフラインが止まっても、自宅の備蓄品で3日間は過ごせる量の飲料水や食品、生活用品の準備を。道路状況など被害によっては物資の到着に日数がかかる可能性もあり、7日間過ごせる備えをしておくと安心です。 ローリングストックで上手に備蓄 普段飲んだり食べたりする長期保存できるものや、使っているものを多めに買い置き。日常生活の中で消費した分を補充するローリングストックで、常に一定量を自宅に備蓄します。 備える 食べる・使う 買い足す 主な備蓄品 飲料水 1人1日に必要な飲料水は3リットル、最低でも1人3日間で9リットル×家族人数分。 食 品 缶詰やレトルト食品など調理せずに食べられるもの、米や乾麺など茹でたり温めたりして食べられるものなど。 生活用品 カセットコンロやカセットガスボンベ、洗面用具、ティッシュやラップなど。乳幼児・女性・高齢者・ペットなど、家族それぞれが必要なもの。 家族構成が違えば必要なものも違います。みんなで確認しながらベストなものを揃えましょう Pickup 忘れないで!トイレの備え 断水や下水管が破損した場合、トイレが使えなくなることがあります。非常用トイレを自宅に用意しておきましょう。 最低でも準備したい目安量 1人1日5回分 × 人数分 × 3日分 救援物資の受け取りや情報収集は避難所へ 指定避難所に届く救援物資や給水は、在宅避難者でも受け取れます。また、避難所には地域のさまざまな災害情報が集まるので、情報収集もできます。