広報ずし 2024年6月号 NO.988 4面 自宅で避難生活 在宅避難に備えよう 震災時、避難所は必ず行かなければいけない場所ではありません。安全に生活できるなら、自宅で避難生活を送る“在宅避難”も有効です。 住み慣れた家で安全・安心な避難生活 避難所に比べて、自宅なら人目を気にせず住み慣れた家で安心。子どもやペットがいてもストレスの少ない避難生活を送れます。住まいの安全対策や日常備蓄など、日頃から在宅避難を想定した備えをしておきましょう。 在宅避難チェックリスト 次のような項目に危険や不安がない場合は、在宅避難ができます。 ●自宅が安全である □津波の心配がない □倒壊の危険がない □周辺で火災は起きていない □がけ崩れの危険がない ●自宅で生活できる □ライフラインが止まっても最低3日間は生活できる □倒れた家具や割れたガラスなど危険がない 上記に関わらず、少しでも危険や不安を感じる場合や、ほかの人のサポートが必要な場合は指定避難所へ避難します。 在宅避難の備え@ 住まいの安全対策 家具の配置と固定 強い揺れで転倒や落下の恐れがある家具や家電製品は、転倒防止器具などで固定を。寝室には重たい家具を置かないなど、室内のレイアウトにも注意しましょう。 感震ブレーカー設置 大規模地震では、電気機器の転倒による火災や、停電が復旧したときに火災が多く発生します。地震の揺れを感知すると自動的にブレーカーを落とし電気を止める、感震ブレーカーの設置が効果的です。 【ホームページID】1001526 住宅やブロック塀の安全対策 1981年5月31日以前に建築された木造戸建て住宅の耐震診断や耐震工事、危険なブロック塀除去などを助成する制度があります。 【問い合わせ先】まちづくり景観課 申請など、詳しくは18ページへ